だらけ

楽しく生きることを考える

祈り

2011-03-18 09:01:25 | Weblog
群馬に住む友人が、久しぶりに東京に出てくる。交通事情が悪かったので、今週はずっと仕事を休んでいたのだ。

随分早起きをしたらしく、早朝からメールをよこした。

「朝から停電だというので、暖房が止まる前に家を出ました。」

早起きは三文の得と言うから、何かいいことがあるかもよ。

「そうだね。たくさんいいことがあるといいな。」

みんな、必死で、この状況を耐えているのだなと感じる。

東京だけでなく、関東圏に住む人々はストレスフルな生活を送っているのだろう。

本数が減ったり走行区間が短くなっているとはいえ、一応電車は走っている。走っている以上、仕事を休むわけにはいかない。ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗るのである。

いろんなものが売り切れているとはいえ、全く物がないわけではない。だからなんとかやっていける。家を守る主婦や主夫は何件もスーパーをはしごする。

物理的にも心理的にも、簡単に住み慣れた地を離れるわけにはいかないのだ。

だから、みんな、ビクビクしながら夜を過ごして朝をむかえる。



どうぞ、人々が疲れきってしまわないうちに、事態が終息に向かいますように。
祈るような気持ちで、原発事故のニュースを見ている。

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