9月30日から10日ばかり、ブログアップできずもがいていたが、その間撮り貯めた写真もそのまま。
ようやく、豊田市の矢並湿地の見学会へ出かけた様子を書こうと思い発った次第。
甲状腺の具合が芳しくなく、特にこの1カ月、やる気が起きず、無理やり出かけては、帰っても疲れが出て写真ばかりたまってしまった。
矢並湿地は、9月24日に投稿したブログで紹介した、ラムサール条約登録湿地 東海丘陵湧水湿地群のひとつ。
ところでラムサールってなーに?
"1971年にイランのラムサールで開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が採択されました。この条約は開催地にちなみ、一般に「ラムサール条約」と呼ばれています。"(環境省自然環境局野生生物課 作成より)
毎年、湿地見学会を開催しているようだが、地元の保存会の人たちが、この地方特有の絶滅危惧種を保存するため、精力的に活動されて、今回のラムサール条約湿地として認められ登録された。
自宅近くには、八竜緑地、島田緑地などもあり、それぞれ保存会の活躍で絶滅危惧種の保存に取り組まれている。
それぞれ、厳重にフエンスで囲まれ年に1~2回、一般に公開されていんだ。
今回の矢並湿地は、テレビで紹介されたことで、例年の2~3倍の人が見学に訪れたようで、保存会の人も説明に追われ大変。
今日の新聞に、午後から見学に来てほしいとアナウンスされている。
10日から14日までの開催で、私は11日に行ったとき既に2~3倍と言っているので、保存会の人たちも困っていた。
豊田市駅のバス乗り場。ガラーンとして乗客我々のほか数人。
ここから、鞍ケ池公園東(終点)まで行くと湿地まで無料のバスが3台でピストン輸送してくれる。
現地に着くとみんな車で来ている。それもそうかな。バスだと豊田市駅から片道@390円だからね。
湿地行きバスの乗り場には既に長蛇の列。一台で1回に30人。
3台目でようやく矢並湿地へ。乗車時間5分ほど。
前方のゲート前で案内者の人を待って入場。案内不要の人はそのまま入場OK。
入口に案内板。
現地パンフレット。
パンフ不レットに「東海丘陵要素植物群は、主に東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)の丘陵地帯の湿地やその周辺の痩せた土地に生育する植物です。他の植物が育たないよう厳しい環境に適応した植物で、この地方に多く分布します。矢並湿地では、クロミノニシゴリ、シラタマホシクサ、トウカイコモウセンゴケ、ヘビノボラズ、ミカワシオガマ、ミカワバイケイソウなどが見られます。」と書かれている。
入場するとあちらこちらに、案内にについている人たちの塊と、案内を必要としない人の列で湿地内は満員。湿地が傷まないか心配になる。
棒で差し示している方が私たちの案内人。
今日は5組目だと疲れた様子。食事もとる間がないようだ。
湿地なのに、入場してすぐはあまり水を感じない。
しばらくすると、小さな橋。橋のたもとに咲く花はダイコンソウという名前。
奥に行くとシラタマホシクサとミカワシオガマの共演。
私は草花の名前はよく覚えられないが、ツリガネニンジン(トトキ)。
ツリバナの赤い実。かわいらしい。
その他、パンフレットにはカキラン、ウメバチソウ、ハルリンドウ、コバノトンボソウ、コオニユリ、キセルアザミ、モウセンゴケ、サワギキョウ、トキソウ、サギソウのほか、ハッチョウトンボ、ヒメタイコウチ、モートンイチチンボなどがしょうかいされている。
結局家を出たのが9時30分ころだが現地に着いたときには正午を回っていた。
豊田市駅に戻った時には14時30分。
今日の外出は多くの出会いに恵まれた一日でもあった。
行きに八事から乗り込むと、隣に座った方と話し始め、お互い行き先が矢並湿地。
話しているうちに、お住まいが上社とか。我が家も上社を利用していることから現地まで話がはずむ。
湿地見学終了後、帰りの豊田市行きバスを待っていると、家内の友人とバッタリ。友人も矢並湿地見学したそうでと豊田市駅まで家内と話が弾んでいた。
八事に到着して乗り換えホームに行くと、今度は私の仲間、名東史跡の回のメンバー(女性)とバッタリ。
本山駅までご一緒する間にお互いの出かけ先を交換する。
家内の友人、私の仲間そして全くの他人だがご近所の人と思いもよらない人たちと逢うなんて、豊な気分。
話は変わりますが甲状腺の話。
甲状腺の状況が芳しくない。6カ月経過したが目の状況がバセドウ眼症になってきた。
この眼症は名古屋にも専門医がいないようで、名大病院でも東京の専門を紹介しているようだ。
来週名大病院の担当医に紹介状をもらって、検査に行くことにした。
ただし、検査結果で入院となると1カ月。理由はステロイド点滴と放射線照射をするそうで、通院では困難とか。
それと副作用に胃潰瘍の恐れといわれると躊躇する。
できるだけ、この治療は避けてきたが、来週担当医と最終懇談する予定。
TSHホルモンの増加(当初はほとんどゼロ)=亢進症が低下症に変化したか?
レセプター抗体が増加し続けていることが眼症を促進しているのか?
今月は27日にNPO の活動報告会が予定されているので、仮に入院するとしても11月。
当分ブログも投稿できそうもないな。
日記として、撮り貯めた写真だけでも投稿するか思案中。
TVコマーシャルではないがちょうど今年は8の倍数の年だ。