ガクッときたりフラッとしたりヨレッとなったら鰻に限る。
ということでこちらへ。
しかも個室ですよ!
不忍池の向かい、前を通ったことなら何十回もあるのだが・・・
緋毛氈が敷いてあってお琴のミュージックが流れるお正月のような玄関から入って、お部屋は6階。
うざく(鰻と胡瓜などの酢の物)とすだちサワー(うまい!)で鰻到着を待つ。
池が真正面、オーシャンビューならぬポンドビューなのだが夜は当然
真っ暗。
というか真っ黒。
弁天さんのライトアップが見える程度でした。トホッ。
写真を撮ろうかと「窓開けられませんか?」と訊いてみたが
「ええ・・・開きますけど・・・暑いですよ???」
と思い切り怪訝な顔をされてしまったのだった。みんなポンドビュー(しつこいな)関心ないのかなあ。
ところで敷き紙に描いてある絵もなかなかかわいい。
おしながきに書かれているお店の歴史
(要するに、歴史のある名店ということである)
など読んだりしながらさらに待つこと少々・・・
不忍御膳(4000円ちょい)です。つい、写真のいろんなおかずにつられてこれにしてしまいました。
「いろんなものをちょっとずつ」とかいう女子っぽい食べ方を内心軽蔑していたはずがいつのまにかこんなことになっている自分に忸怩たる思いをかんじつつも
御飯がいっしょに出てきましたので天ぷらと食べて天丼気分、鰻と食べて鰻丼気分、って女子というより幼児っぽい食べ方?
でもまあこれで明日からもたのしく生きていけそうです。
純粋に鰻がうまい店は他にもいろいろあるかもしれませんが、雰囲気が気に入りましたので星ひとつプラス。
お店についてはこちら → ぐるなび