審判は見た!新潮社このアイテムの詳細を見る |
判定紛争が目立つ今シーズン、ぜひ御一読いただきたい審判目線で取材されたプロ野球裏面史。
クロスプレーでカツラが飛び、トイレ行きたさにゲームセット・・・と目次には楽しそうなハプニングが並んでいますが、内容はいたって真面目。
カープファン的には、冒頭の昭和39年審判襲撃事件@市民球場が必読でしょう。
今でこそ観戦マナーについていろいろ言われたりしてますが、昔の広島じゃーいくら文句いってもいいたりない事態があったのですねぇ。
(現在メガホン投げなどが問題になるのも、広島以外の球場なんですよね)
だからといって単なるファンがこんなに大暴れするのはいかがなものかと広島出身の母に本のなかみを話しましたら、
「わかるわーその気持ち!」
えっ!?
普段はいたっておとなしい主婦である彼女をしてさえそう言わしめる何かが、彼の地には今も渦巻いているのでしょうか・・・。
「カープの外野フライはみんなで手をのばして取って、ホームランにしたのよ」という衝撃発言も。マジ?
まあ、カープファンでなくとも、野球ファンなら興味深く読めることは間違いないでしょう。敵を知れば百戦危うからず・・・って、審判は敵じゃないはずなんですけどねぇ。つい。
ちなみに今日のタイトルは、広島弁で「ちゃんとしてくれないと困るんだよねぇ」。
審判のみなさん、よろしくお願いしますよ!