銀河夜想曲   ~Fantastic Ballades~

月が蒼く囁くと、人はいつしか海に浮かぶ舟に揺られ、
そして彼方、海原ワインのコルクに触れるを夢見、また、眠りにつく……

そう簡単に

2015年07月14日 02時31分38秒 | 散文(覚書)
でもさぁ
何があったって諦めるわけにはいかないんだよ

ひとりぼっちのような気はするけど
絶望に囲まれている気配はするけど
生きている限りは
崖の高さとでさえ背比べができるじゃないか
無力感で流す涙でさえ熱をもっているじゃないか

だから
そう簡単に項垂れるわけにはいかないんだよ
そう簡単に行き倒れるわけにはいかないんだよ