自分たちで町を守る

実は、こう見えても私は町の消防団というボランティア活動をしています。
単なる変なオジサンではありません。

６年前、私の町会には消防団に入っている町民が１名しかおらず、その１名も高齢のため替わりになる人を消防団長が探しておりました。最低でも町会に１名団員がいないと、町会と消防団との連絡、消防活動、等々ができません。

大災害時は消防署の活動も限りがあり、実際には消防団の活動が町民の生命も守るカギになります。
東北の大震災でも消防団の活動が多くの命を救っています。（活動する中で亡くなられた団員の方も大勢いました。…深く、哀悼の意を表します。）

ところが、我が町会では若い人には消防団活動のような、ちょっと軍隊っぽい体育会系のような集団活動は嫌がる人が多く、だれも入団する人はいませんでした。（今でも、まず入ろうと思う若者はなかなかいません。）

新宿消防署が我が家の傍にあることもあり、変なところからチョッとした、否、ヒョイとした縁があり、私の所へ入団の依頼があり、私も５０歳を過ぎておりましたが、地震等の大災害時は自分たちで守るしかない！と熱く思い入団致しました。
（というか、真相は、なんとなく人情的な流れ？→早い話がお酒の席、で仕方なく入らざるをえなくなったのですが…(笑)。大体の人は２０歳～３０歳ぐらいの人が入団します。５０過ぎではいる人は稀）

　

最初はイヤイヤで入団しましたけど、消防操法大会という消防活動の技とスピードを各分団同士で競う大会があり、それに参加したらハマりました。（上の写真は、その大会でつかうポンプで、大会にでる準備してます。）
結構、面白いです。スポーツみたいな感覚なんですよ。


この前の日曜日に行われた大会の様子


入団して、すぐ１番員という花形の役になり、地獄の練習を重ね、１２分団中３位に入賞し、銅メダルを頂きました。

５０歳過ぎた新団員が大会で３位になるのは結構大変な事なんですよ、エヘン！

まあ、消防活動をしらない人が見たら、ロボットみたいで笑っちゃうと思います。
なにやってんだぁ！アイツラ！と思うでしょう。
ですが、確実に火を素早く消すには最善の動きをしてるんですよ。
その消火活動の様子がコレ→消防操法大会

まあ、こんな感じの活動をしてるわけです。

今では、若い人を指導する役割をしてます。
年齢や会社の事などで、もう、やめようといつも思うのですが、若い人たちとの関わりが面白くて、まだ辞めてません。
若くないのに馬鹿ですねぇ～。


ホース巻きの様子

でも、町会で新たな若い方の参加があったら辞めようと思ってます。




当ブログは若者の自立を支援する団体、ＮＰＯ法人ネイチャーズを支援しています。

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