武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

新生 久里浜少年部

2018年07月02日 | 幼少年部 稽古日誌

この少年部も、今年の春に新しくメンバーが入れ替わりました。


昨年まで、3名の中学一年生がこの少年部に在籍しており、今春に新しく中学一年生になった子が3名、中学部クラス替えとなりました。それと中学三年生でこの少年部で稽古をしていた稽古生の一人が今春で卒業し、小学校卒業と同jに、一名が卒業したため、合計で上級生の8名がこのクラスから抜けることになりました。

そうなれば、これまで二列目や三列目に並んでいた子たちが最前列に並ぶことになり、道場のムードが一変することになります。



こうした時期には、大きく二つの変化が起こります。

一つ目は、いきなり最前列に並んだ子たちが戸惑ってしまい、なんとなくピリッとしないムードが全体に広がってしまうことです。

私の指導では、最前列に並ぶ子供たちには、特に厳しく対応します。
そのため、皆の見本になるべく子たちは、実にしっかりとしてきます。今まで目の前にいた見本の子たちの陰で、何となく稽古をこなしていた子供たちの一部はその変化についてこれず、私にこっぴどく注意されることになります。
全体に対して注意をするので、道場全体が妙に緊張したムードになり、最前列に並ぶ子たちに自覚が生まれるまで、ややぎこちないムードになることがあります。


もう一つの変化は、逆に最前列に並ぶことで、自分からピリッとしたムードを感じ、急にたくましく、これまで以上に懸命に集中して稽古に取り組むようになります。
最前列に並ぶ子がそうなれば、自然と後列に並ぶ子たちのムードもピリッとしたものになり、道場全体が活力人満ちたとてもいいムードになってきます。

今回の久里浜少年部は、当初のの心配をよそに、ピリッとした雰囲気で頑張りを見せる子たちが多かったため、比較的安心して稽古を見守ることができています。


ほんの少し、気合の声の大きさや気迫というものに、物足りなさを感じることはありますが、比較的いいムードが出来上がっているようです。
新中学一年生でこの少年部に残留して頑張ってくれている二人がいいポイントなのかもしれません。
この二人、とても気持ちがやさしく、思いやりのある稽古生です。部活の後に、その疲れた体で頑張って稽古に参加してくれていますが、そうした頑張る姿勢と、周りに優しさを配れることにより、指導者や他の稽古生の子供たちとの信頼関係がいいムードを作り上げてくれているように感じます。

中学部へ上がった子が多かったため、急に総人数が減った感はありますが、現在、幼年部には14名の子たちが控えています。これから少年部に上がってくる子たちにとって、皆のいい見本、先輩になれるよう、しっかりとした心の強さを養いつつ頑張ってもらいたいです。


みなさん、期待しています。


特に一列目、二列目に並ぶ子供たちには、これからの頑張りを、とても期待していますよ!!







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