武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

最近の稽古の様子(4月から5月の追浜幼年部)

2022年06月25日 | 幼少年部 稽古日誌
とてもまとまりのある追浜幼年部のクラスですが、最近新しい子たちが増え、また子供らしく、ややガチャガチャとした騒がしさが見えるようになってきました。

4名ほどが近いうちに少年部に上がったこともあり、またムードが大きく変わってくることになりそうです。

2年生が多いクラスですが、3年生の子が入り、最近、年長の子が一人このクラスに入会しました。

元々は、年長のお子さんから2年生くらいの子供たちがバランスよく集まれば、年齢の幅が広がり、新しい子たちも入りやすくなりますが、同じ学年の子ばかりが集まると、なかなかその輪の中に、年齢の低い子たちは、気持ちが臆してしまい入りづらくなるもの。

2,3年生が少しずつ、少年部への昇格をしていけば、また幼年部らしい柔らかいクラスに変わってくると思います。


現在の幼年部はお互いに刺激をして競い合っている様子も見られ、長く稽古をしている子たちは少年部でも十分にやっていけると思いますが、少年部の子達は、稽古に対する真剣さと厳しさを備えているので、気持ちの上で臆さず、前向きに頑張ってもらいたいと思います。


それにしても休憩の時間は皆とても楽しそう!

これは久里浜や辻堂の幼年部の子達にも言えそうですが、みな、この稽古前後や休憩時間に、他の子と遊べる時間のために稽古に来ているようなところもあります。

しかしそれでも十分です。

稽古の前後や休憩時間、そして稽古後に気持ちが弾けられるのは、稽古の中にちょっとの厳しさがあるからです。

稽古の中ではやらなければならないことがあり、その稽古の中の刺激と、ちょっとした楽しさがあるからこそ、休憩時間などのその気持ちの緩急が、心を弾ませる役割を果たし、休憩時間がより楽しい時間になるものです。


稽古の中の厳しさや厳格なルールの適用は、子供たちを委縮させたり拘束するものであってはならず、気持ちのエネルギーをより良く発出させるための、一つの働きかけになるものでなければなりません。

その為、年齢に応じ、心の成長具合に応じ、その日の体調や気持ちの変化に応じて、柔軟に子供たちの心に寄り添わせていかなければならないのです。


厳しい日があったり優しい日があったり、大きな声で注意したり笑いを得るようなおどけた話し方をしたり、また、厳しい稽古があれば、優しいめの稽古メニューがあったりと、日々変化があるのは、子供たちの心に寄り添う、大切な働きかけです。


保護者の方々には、温かい目で見守っていただければと思います。



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