武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

最近の稽古の様子(4月から5月の久里浜中学部)

2022年06月01日 | 稽古日誌
久里浜中学部は、現在登録が3名。

引っ越した子や部活に集中するため退会した子などがおり、人数的にとても充実していた久里浜中学部の人数が、一時期よりもかなり少なくなりました。

しかし、まだ少年部で懸命に稽古をしている中学生が2名おり、現在6年生で将来性がありそうな子たちが控えていることもあり、人数的にはまた、盛り返してくるかもしれません。

しかし、中学3年生のK君と、中学2年生のY君は、とても実力のある中学生であり、全国大会にも自信をもって送り出せそうな実力のある稽古生です。

そんな中、他の同級生を置いて先に中学部に上がり、大人の稽古生にもまれながら稽古に参加している小柄な中学1年生が一人。

稽古生でもあったお兄ちゃんが小学校を卒業した時点で退会をした後でも、「僕は黒帯まで取るよ!」なんてあどけない表情で話していた幼少期のこのA君の表情を今でも思い出します。

体が細く、優し気な一面もある中で頼りなさげがもたげ、自分に自信がなさそうなそぶりを見せるA君。

組手の技術力は比較的持っているものの、組手が怖くて自信がないAくんですが、組手審査の時は、抜群の活躍を見せてくれるのに、審査会のたびに驚かされています。

心の強さがあれば、そして強い意欲を持てばどんどん実力がアップできそうな素質があるため、この気持ちの強さを稽古で養っていけるかどうかが、ここ1,2年の勝負どころです。

強くも優しさのある2年生と3年生の先輩がいるので、そうした先輩を見習いつつ、頑張ってもらいたいと思います。




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