武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

令和4年1月の中学部の稽古

2022年02月06日 | 稽古日誌
寒い中でも、中学生の稽古生が頑張っています。

昨年末の審査会で厳しい組手を通して指を怪我をした女の子が、とても寒い中、

「まだ稽古には参加できませんが・・」

と言いながら、稽古に見学参加してくれました。

支部では見学をした場合でも、最初から最後までしっかりと見学をした場合は、一回の出席としてカウントしていますが、これはある意味で、一回の稽古参加よりも大きな効果がある場合があります。


普段は稽古生として皆と一緒に並んで稽古していると、所謂、普段から慣れた稽古生目線での視点で、稽古を眺めることになりますが、見学者として列外に並び、皆の動きをつぶさにか刷することで、所謂、指導者目線に近い形で、客観的に稽古生の仲間たちを眺めることができ、大きな学びの糧となる場合があります。

もちろん個人ごとに見方は異なりますが、そのあたりは見学をする人の力量でどうにでも変わるものです。

一度の稽古で発揮する集中力と同じく、大会や審査会を見学した場合でも、稽古を見学した場合でも、何を得るかは人それぞれ。

たった一度の見学でも、見方によっては、大きく得るものがあるはず。




これは、具体的に文章にまとめて「何と何を学んだ・・・」なんて箇条書きにまとめてもらいたいわけではなく、稽古生の感覚で体で感じてもらいたいところです。


ある日の一回の稽古参加で、一度の審査会の参加で、一度の大会出場で、大きく変われる人があるものです。




このコロナ過であり、

この寒い季節真っただ中の稽古であり、

世の中何だか閉塞感があり、

不安が覆うような日常が続いていますが、そんな中でも変わらず明るく、元気な様子で過ごしている人がいるものです。






私自身は、さすがにそれほど ”輝いている” などとは言えませんが、比較的元気で明るく、楽しく張りのある日常を過ごしています。

なんと言っても、稽古に参加している子たち、そして大人の稽古生の方々が実に元気で、生き生きとしてる。

そんな皆さんから力を分け与えていただいているという部分が多分にあると思われます。






私が稽古指導を行わなくなれば、燃えカスみたいな、錆びた金属のような意欲の無い日常を送ることになるかもしれませんが、稽古指導以外にも意欲を持って取り組んでいるいくつかの取り組みがあり、まだまだ若い気持ちで頑張っています。








「学ぶことは楽しい!」


と思える稽古指導を、

私自身が実感として心で感じながら、稽古指導をしていきたい。




挑戦は続く・・・




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