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当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

両足院

2010年07月02日 | 日記
建仁寺に行ったので、夏の特別公開中の塔頭の両足院ももちろん寄ってみたり

ここは何せお庭が有名なのですが、入り口の白砂からして綺麗


入り口の拝観券販売のところで、特別公開で茶室も開けてるからと聞き、お抹茶付の拝観券購入
お抹茶の券を買った人は庭にも降りれるのでね

まずは本堂へ。
室内は二重格天井で、阿弥陀如来が祀られています。
特別公開時期なので解説もしていただけます

御参りの後は、中の見学ができるのですが、ここもなかなかにすごい品をお持ちで。
でも今は一番の売りである品、長谷川等伯の竹林七賢図はただ今貸し出し中でないと‥
んで置いてある資料を見たら


あれ?最近見た気がする‥


って、よくよく思い出したら、上野の等伯展にあったんじゃん
解説のおじさんが「申し訳ないけど‥」と言ってくれてる横で、さすがに「観て来ました」とは暢気に言えなかったよ

でも、この竹林図ないかわりに、両足院の持っている、他の個々の賢人図と竹の図を展示してあって、これはこれで良かったです


そしてお庭へ。

池の感じと、奥にある茶室がまたなんとも良い景色

このお庭が何故に夏の公開かって言うと、半夏生(はんげしょう)と言う、葉が白くなる植物があるんです。
これ、絶滅危惧種でめちゃめちゃ貴重なんですよ

 

私が行ったのは6月半ば、公開始まってすぐくらいだったので、まだ半夏生ぶりが前回ではないですが、ピーク時期はもっと白が際立つ感じになってくるんです
でもすでに綺麗でしたよすがすがしい感じがして、なんとも良い

茶室は、2つある内のひとつ、臨池亭でいただけます。
作法に細かいこだわりはないと言われ、気楽にいただくことができました
お庭を眺めながらの一服はなんとも優雅
ここも日頃は見れないので貴重なんですよ

なかなか素敵な体験させてもらいました

建仁寺

2010年07月02日 | 日記
拝観時間になったので、いざ方丈へ。

建仁寺といえば、風神雷神図屏風と雲龍図でしょう
もちろん本物は展示してませんが、高精細デジタル複製が展示されてます

風神雷神図は本物は上野で見たけど(笑)


方丈の大雄苑の庭。
ここの枯山水、細々とした配列がないから、なんかどっしり感あるんですよね

このお寺はお庭がどこを見ても立派

潮音庭からは、庭の奥に風神雷神図屏風を眺めることも可能

座ってのんびりしてしまいましたよ

他にも○△□乃庭もあります。
禅のお寺なので、庭は基本、禅の精神に基づいた造りで、どこも繊細っていうより大らかさを感じる男性的?な感じがします。

んで拝観者だけが方丈から法堂に渡る事が許されているので、もちろん法堂へ。
パスワードで門を開けて出入りするんですよ。
そのパスが方丈に入らないと見れないようになっていると。

法堂の中にはお釈迦さまたちがいらっしゃいます。
んで天井には双龍。これは創建800年記念に描かれたものです。

天井画の龍って、1匹っていうのが通常なので、これは珍しいです
2匹って独特の迫力もあっていいですね
まぁ、1匹の図のが、龍の神格が上っぽい気はしちゃいましたが


そしてラストに、建仁寺にどうしても来たかったわけ
それは御朱印帖を買って、御朱印デビューしたかったから

いや~今まで、さんざんお寺さんや神社言ってる割には、そこには手出ししてなかったんですよ。気にはなってたんだけど、キリがない気もしてしまい‥
でも、建仁寺の御朱印帖の話を聞いて「それなら、それを記念に始める」なりまして。

ちなみに私が食いついたのはこの柄のせい

なんと、普通の以外に、雲龍図と風神雷神図の表紙の御朱印帖があるんですよ

ふふふ‥とうとうGETしたんだぜぃ。
これからは気になるとこでは貰っていくぞー