当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

天海さんの寺院巡り

2010年11月29日 | 日記
日吉東照宮に行ってきました


いきなりなかなかなかな階段でのお出迎えです
階段をあがって拝観料を支払。なぜかそこのお孫さん?にサルの置物を妙に勧められた


日吉東照宮は天海が造った神社です。
日光より先に出来上がったため、日光東照宮のモデルになっているとも言われています
そんなわけで中は同じ作り…って言っても日光の中は見れません
同じように公開やっているのでは、上野の東照宮と同じような造りでしたね
彫刻に関しては、本当に豪華なんですよ。
鳥獣の彫り物があったり、壁画の色彩だって十分鮮やかだったり。
中撮影okだったのかな?なんか申し訳なくて撮らなかったんですが、土日祝日は公開されてますので、興味あるならぜひ見ていただきたいです

その後は慈眼堂へ。
慈眼とは天海のことここは天海の廟所なんです
なわけでここには天海や家康の供養塔はもちろん、桓武天皇の御骨塔などなど…色々な超名人の供養がされています

ここももみじがサイコー

廟の前にある石燈籠はお堂と同時期に建てられたもの。
廟の中の公開はされていなかったんですが、庭掃除の方がカギあけて中に入られていたりしまして…ちゃんと手をあわせてお辞儀してから入られたり出たりされていたのに感心してしまっていました。
良き文化ってやつかな
本来当たり前なんだけど、こういう事しないでガサツな対応してるところも多いからさ

その後は滋賀院門跡へ。

ま、慈眼堂も滋賀院門なんですが。
滋賀院は天海が御陽成上皇から御所の高閣を賜って、移築したところだったんです。
ただ、これは明治時代に焼失してしまったため、その後比叡山の建物を移築したのが現在の建物。
中には狩野派の襖絵やら小堀遠州の庭やら…なかなかです
あと、天海の着用したっていう鎧が
戦用ではなく、儀式用のため、紙と布でできているんだそうです。
でもパッと見ではわかんないですよ言われてみると、薄さ?重ねの角度?独特の重厚感ってのが少ないので、鉄じゃないなってのはわかるんですが
入ってすぐにある中庭は、その昔は蹴鞠もやるような広い庭だったようで…今は規模も小さくなってしまっているので、庭になっていますけどね。


これは勅使門。
天皇家の訪問の時しか開きません。今は、町の祭りの際、神輿への挨拶がある時にも開けるらしいのですが。
ちなみにこの門の横の壁。ちょっと見ずらいですが、五本の線があるんです。
これは、この滋賀院が御所クラスの最高レベルの門跡寺院である証拠。
五本あるのは京都御所なんですよミシュランのみたいなもん。
本当に少ない、最高レベルの証拠なんです
京都には門跡も多いので、本数見てみればよくわかりますよ~ぜひ気にして見てみてください


これが外から見た図。
石垣は穴太積み。この石垣の上に白い壁があるってのが、他にはない、ここの特徴
穴太積みは石を自然な状態で使うんで、こういう組み合わせものってのはないんですよ。
なにせ石垣が温かみがある美しさだからなぁ~やっぱり綺麗だわ

西教寺

2010年11月28日 | 日記
翌日は快晴

ずっと行きたかった…行かなきゃ思っていたお寺、西教寺にGO

なんで行きたかったかって、明智さまのお墓参りですよ
比叡山行った時もここまで足伸ばしてなかったからさ


門の前にはしっかり『明智光秀公と一族の菩提寺』の碑が
ちなみにこの総門、坂本城から移築した門になります

光秀が西教寺に縁が深いのは、信長の比叡山焼き討ちで焼失した西教寺の復興に貢献したからなんです。
この焼き討ちの後、大津の地を与えられた光秀が坂本城を建て、坂本の町の復興をするにあたり、西教寺の檀家となって信仰したんですね~
そんなわけで明智家の菩提寺とされているんです


門を覗くとそこにはもみじの通路が
 
もみじが青空に映えまくり
綺麗 キレイ きれい~

本堂の前には、明智家の供養塔・お墓があります。
 
1枚目の左にあるのが光秀の奥さん、熙子夫人のお墓。細川ガラシャのお母さんです。
2枚目が光秀の供養塔(真ん中の大きなやつ)であり、一族のお墓。

ちなみにここには芭蕉の俳句の碑もあります。
武将の歌をよく詠んでいる芭蕉の、唯一女性を詠んだ歌、それがこの熙子さんのことを詠ったやつなんです。

『月さびよ 明智が妻の 咄せむ』

越前丸岡で熙子さんの話をしたよってことらしいんですが…
この碑が個人的な妄想にツボりまして(笑)
坂本は明智の城下町。
そこにはなんと、光秀説とかあっちゃったりする、家康に仕えた南光坊天海に関係する寺社もあったりするんですが…(今回の行先目標にも含まれています)
そこに徳川の忍び、服部半蔵説がある芭蕉が光秀の奥さん詠った歌だぁ
この2つの説はかなり希望的楽しみがある説ですが、妄想派には楽しいツッコミポイントでした
だって楽しいじゃ~ん、この説が間違ってても、関連人物がすべて光秀に繋がっていくって。その流れがポイント(天海はまだしも、半蔵が芭蕉なら、さすがに家康の時の半蔵(正成)は無理な話ですんで


これが本堂からの琵琶湖の景色。
晴れてるとやっぱり綺麗だよね~

客殿は拝観料を払ってから拝観。
ここもまた、秀吉の伏見城から移築された旧殿。
狩野派の襖絵があったり、小堀遠州の庭があったりと、さりげなく豪華
襖絵は、部屋にガラスがはられていたので、ちよっぴり見ずらかったですが
天気良かった分、反射しちゃってね~
なんとか角度で格闘しながら見学しましたよ
あとは歴代の住職さんの掛け軸の展示がされていました。やっぱり違うもんですね~達筆の方のは本当に見事でしたよ。
一番新しいのが漢字ではなく、梵字だったのが衝撃でしたが

とりあえず、一番楽しみにしていたお寺が最高の状態で見れて満足でした


ちなみにこれも西教寺。道路渡って向かいにありますよ

近江神宮と坂本ライトアップ

2010年11月27日 | 日記
三井寺の後は、ライトアップの時間あわせがてら、近江神宮へ。

近江神宮は天智天皇が祭られている神社なのです

近江神宮前駅から歩いて行った途中にあった木。

近江神宮はそんなに紅葉はなかったので、この木が一番すごかったかな?
ちなみに駅から歩いてくる途中には近江大津宮の遺跡がちょこちょこ点在しています。
説明看板が出てますので、興味ある方はぜひ回ってみてくださいませ

そして近江神宮。


天智天皇が日本で初めて水時計を設置したってことで、この神社には時計宝物館があります。
本当にむか~しの時計から、現在のロレックスまで…そんなに広くはないですが、内容はそれなりにバラエティにとんでいたかなと。
2階には、高松宮家より御拝領いただいたって品々の展示がされていて、百人一首とか、本当にめっさ高級っぽかったです

んでこれが社殿。

『近江造』というちょっと独特な造りの社殿です。

この近江神宮、百人一首の競技大会が行われているらしい…知らなかった
んなわけで「ちはやぶる」てかるた漫画でも聖地になってるんだそうな。
今度読んでみよっと


その後はライトアップを見に坂本へ移動
天気悪いからやっぱりすいていました

まずは旧竹林院へ。

ライトアップの時間は無料で入れるんです

お庭は夜でもステキ
ミニ椅子があったんで、そこに腰かけてしばらく眺めさせていただきました
あと、中には赤穂浪士のゆかりの品が展示されてまして…蔵様の自筆のお手紙が
他にも着ていた服やら何やら、忠臣蔵の季節直前にテンションあがるもの見れて嬉しかったです
(ちなみに忠臣蔵は、森村誠一さんの小説が本当に好きです。おススメ)

その後は日吉大社へ。

ここは山王権現、『山王さん』の総本宮。ライトアップの気合いもなかなかです


大宮橋から山王鳥居までの、一番のもみじポイントです
ライトにあたって、本当にもみじが綺麗でした
じゃらんか何かでも取り上げられていた場所みたい。そんなん話している人がいたんで。
そんなわけでか、なのにおじさまたちも何人もいました
…って思っていたら、そういうバスツアーの客様だったらしい。
帰りにバスガイドさんがいてわかった
すごいツアーだな…

 
これが山王鳥居。
神仏習合の信仰を表す形で、合掌鳥居とも呼ばれています。

一応この後、お参りもしておきましたよ。
ライトアップですが、ちゃんと御守りとかの売店あいてまいたよ。
無料開放なのに、丁寧だわ

三井寺

2010年11月26日 | 日記
石山寺の後は三井寺へ。

もなかなか激しくなってきてしまった…
靄もだいぶ出てきてしまいましたよ


三井寺の本当の名前は園城寺。
延暦寺と対立して燃やされちゃったり、秀吉に寺領没収されたり(ちなみに延暦寺の釈迦堂は、この時に三井寺から移築された三井寺の金堂だった御堂です)と、かなり不遇な目にあいながらも残ったので「不死鳥の寺」とも言われます。

そしてここは天智天皇に縁が強いお寺
正確に言えば、天智・天武・持統、3代に縁が強いんですが
『三井』は『御井』が転じてなった名前。
ここに涌く霊泉が、3代天皇の産湯に使われていたので、「御井の寺」が「三井寺」になったんです。
天智天皇が特にある縁ってのは、孫にあたる大友与多王が天智所持の弥勒菩薩象を本尊にして建立したって説があるからです
ま、先に書いた通り、なかなか大変な目にあってるお寺なので、そういった資料があまり残っていなくて、どうしても“説”になってしまうんですがね
とりあえず天智天皇が好きな自分的にはナイスなチェックポイントなんです


金堂。こちら、国宝になります。
中には寺宝になる仏像や瓦などの展示もされていていて、結構見応えもあり

金堂の横には、先に書いた、3代天皇の産湯霊泉の『閼伽井屋』があります。

この建物には左甚五郎の龍の彫刻も施されています
観ずらい位置にありましたが(金堂と接近して建っているので見上げてどうにか見るしかないんです)、細かく滑らかな?作りで見事でしたよ
ちなみに私はデジカメ使って拡大して確認してました(笑)
んで↓これが霊泉。

小屋の中は光もないのでうす暗いのですが、水がコポコポと音をたてながら涌いていました。
しかもこの音がでかかった。涌く量が多いのかな?…雨だったから余計にだったのかな??

これは弁慶のひきずり鐘と言われている鐘。

わかるかなぁ?こすれた痕とかあるんですが。
昔、比叡山と対立した時、弁慶がこの鐘を奪って逃げたんだけど、鐘が「イノー(帰りたい)」って響いたんで、なら帰れやって谷底に投げ落としたって伝説がある鐘です。
弁慶伝説ならではの力技な話ですが(笑)

唐院四脚門。

この奥に三重塔もあります。

この塔は、比曽寺にあったものを秀吉が伏見城に移築させて、さらにその後家康が三井寺に移築したっていう代物です


紅葉はバッチリ
途中に石仏がちょこちょこいらっしゃったんですが、なんとも愛嬌がある、可愛いお顔だちの仏さんばかりで、ほっこりした気持ちになれましたよ

観音堂。

ここが西国観音霊場の札所になるので、御朱印もらっておいてみました
高台にあるので、なかなか見晴バツグン…晴れてればね

観音堂の少し上に、そろばんの碑があります。

大津ってそろばん発祥の地になるんだそうで。
それを称えての碑のわりには、目立たない場所にあるなぁ

ちなみにここ。観音堂よりさらなる高台になるんで、景色最高
ちょっとのことだからぜひ上まで登ってほしいです

手前にあるのが観音堂の広場のところです
…晴れてればもっと琵琶湖が綺麗に見えたんだろうなぁ

石山寺

2010年11月24日 | 日記
滋賀の大津に行ってきました

まずは石山寺へ。

天気は残念な感じでしたが、何よりはピーク。
ならすいてるかもと前向きに考えて、いざ出陣


門の合間から見える紅葉がすでにナイス

石山寺は紫式部が『源氏物語』を書いた寺として有名なお寺。
観音霊場としても有名なので(京都の清水さんも同じ観音霊場)、昔の書物にはかなり出てくるお寺です。

本堂や多宝塔など、国宝も多く、寺の名前の由来となった大きな硅灰石(岩山です)は天然記念物に指定されています。

 
入ったらすぐに大津くんがいました(笑)
立体が並んでいたのでそちらもパシャリ

途中の紅葉も見事でしたよ
 

そして入口。
ここで拝観料納めて中に入ります


石山寺、一番?のメインの場所で
 
これが硅灰石。
本当にとんでもない大きさなんですよ
んでその上に多宝塔が見える。この上に建てれるだからすごい。
にしても…

これはこれで綺麗でしたけど、やっぱり晴れてればね~と思ってしまいました

本堂からの眺め。
紅葉が下にも一面に広がっていて綺麗でしたよ

ちなみにこの紅葉を下から撮るとこんなん。

上から見て綺麗なもんは下から見たって綺麗なんです

庭にある、紫式部の象。

やっぱり石山寺だし、これは撮っておかないとね

アンリ・ルソー展

2010年11月21日 | 日記
ポーラ美術館の『アンリ・ルソー展』に行ってきました

ルソーの作品は日本所蔵が多いそうで…
40代になってからの画家活動のルソーは、2百数十しか作品が残っていないらしく、その4分の1が日本にあるとのこと。

そのうち8作品がポーラ所蔵ってんだから…やっぱりすごいな、ポーラ美術館

やっぱりオシャレでしたね~ルソーの絵は
町の絵とか、本当にオシャレだと思う。
リアルさより、全体の雰囲気重視で本当と違う景色とかにしちゃうところも、無理がある変更じゃないから、なんだかオシャレになってしまうし
ジャングルの絵になってからも、リアルじゃないからこそかな?ポスターっぽくて。
色も独特だしね~

作品数が少ないからか、ルソーに関わった画家たちの作品の展示も多かったです。
ゴーガンにゴッホに…『ルソーを称える会』の参加者たち。
実は大半がそっちだったような…
でも、その分、色々楽しめましたね~

ポーラ所蔵の常設展も面白かったです
こないだ静岡市美術館で『ポーラ美術館展』行っていたからか、余計に楽しめた気もします
今回は有名な作品もかなり多く展示してあったと思う
静岡市に貸してるからその分出さざるを得なくなったのかな??

ルノワールの『レースの帽子の少女』、セザンヌ『砂糖壷、梨とテーブルクロス』ゴッホ『アザミの花』などなど…やっぱり本家はちゃんとイイもん持ってるな~
ルノワールの少女はやっぱり好きあのほんわかした色合いがなんともステキなんだよなぁ
それとピカソの『花束を持つピエロに扮したパウロ』が個人的には好きでした。
その横には典型的?なピカソ作品があったので、特に印象的だったのかも。
ピカソって、ホント、絵によってまったく雰囲気変わるよなぁ~
あとは日本画コーナー、岸田劉生の『麗子像』。あれすごい
一番有名な『麗子像』とは違うやつですが、あの写実ぶりはすごすぎる
手とか、リアルすぎて怖いくらいでした

いや~。箱根の渋滞頑張って越えてきたかいがあった。
楽しかったです


ちなみに、こっちまで来たついでに、仙石原のすすきも見てきました
 
渋滞にかこつけてから撮ったので、やっぱりちゃんとは撮れなかった
少し時期遅かった感じですけど、良かったですよ~

そして富士山。
 
これまたからだったので中途半端
たまに見える富士山は渋滞の癒しにはなりましたよ

熊本城(3)

2010年11月19日 | 日記
天守閣の後に本丸御殿へ

ちなみに、天守閣に向かう途中の櫓の下?っと載せた写真は、この御殿の下になります


これは本間御殿入口にある大イチョウ。
熊本城の別名が『銀杏城』言われているのは、ここからなんです。
清正が籠城用に植えたって説もありますが、この木、オスなですよね~
事実なら清正がみじめなので、勇者伝説として勝手に作られて話と思ってます


そして。
(2)でも載せましたが城主が生活に使っていたのが、この御殿になります。

なにせこの御殿、平成20年に再建されたばかりなので(ちなみに西南戦争でこれまた燃えてます)、とりあえず新しいバリアフリーになっていたしね
しかし天守は対応していなかったと思うんだけど…ま、もちろん再建時期の背景もあるだろうけど、2棟な上に高さあるからさすがに仕方ないのかな?


大御台所になります。
こんな料理作ってました的な展示もあり。

ちなみにさすがは台所とでも言うんですかね、炊き仕事用に天井が高くて風通しがいい作りになっています。

ここもちゃんと復元してくれたことが、天井の柱の組み方マニアっての?それ確認するのが好きな自分としては嬉しかったし楽しかった

そして大広間(対面所)。

立ち入り禁止だからの写真です、これ
この手前に子供用?な体験コーナー(PC使ったクイズとか…)があって、なかなか人がいる場所なんですよ

そして城主の謁見の間である『昭君之間』。

ここの絵の復元、本当にゴージャスですごいです
まぁそりゃ、二条城の狩野・長谷派の重さはないですよ(しかも復元だしね)。
でも、なんつうか…お公家さんな感じがする、大人しい、時代の日常を写すっての?そんな絵でした。
申し訳ないが、松1つで、狩野派全盛期の絵に比ると、主張が感じない
その分、よく言えば、全体バランスはあります。
“それ”じゃなくて、襖開けた状態でもOKな一体感?そういう部分的な主張が激しくないので、まとまり感はあります
ちなみに絵の出す雰囲気で言えば、京都にある、宮家絡みのお寺さんにある感じ。
『松なんです(川平さんバリに暑っ苦しく)』じゃなくて『松もあります』な感じなの

 
これがしっかり撮った、城主がいた間の壁の絵たち。
天井含め、本気でゴージャス

その後に茶室も見れますが、本当に柵向こうみたいな状態です
復元なんだし、出来ればもっとちゃんと見せてほしいなぁ…が本音でしたね
(そんなわけで写真もない)

ちなみに。
本丸御殿の入口には、素敵な写真スポットがあります
そしてそれを“それだけ”で撮ると…


宮本武蔵さまの熊本観光写真。


柴田勝家さまの熊本観光?写真。

予想以上に楽しい出来になった写真でした(笑)
もちろんその後に自分もはめ絵しましたけど(これまた基本)


その後はしばらく時間つぶして夜間のライトアップ拝観もしておきましたよ

やっぱり味が違いますよね
素敵だぁ

ちなみに市役所の上の階からの熊本城の眺めもステキですおススメ
無料ですので、興味があればぜひ
自分は地元の方から、ライトアップ待ちしてる時に教わったんです。
観光客も全然いなくて、かなりおススメなポイントですよ~

熊本城(2)

2010年11月17日 | 日記
熊本城の続きです

いざ天守閣へ
櫓の中?下?を通って、まずは天守閣の正面へ。

比較的新しい作りですが、何本もの太い木を使っていて、ここも本当に立派な復元です

そして正面へ

石垣の見える量の違いでなのか、なんなのか…

全然表情が違う

見る角度が違うだけでこんなに雰囲気変わるのね~

ちなみに入口には忍者や武将がこれまたいた(笑)
もちろん写真一緒に撮らせてもらってから(基本でしょ)いざ天守閣の中へ

入口から見上げる天守はなかなかな迫力です

中は鉄筋による復元ですので、本当にバリバリの博物館でしたね。
細川家の御座船『波奈之丸』の居間の部分とかあって、これが凄い
ガラス越しにしか見れませんが(復元ではないので)襖の絵とか、本当に豪華なんですよ
あの内装はすごいわ~

これは天守閣の骨組みの模型。
元がでかいので、この模型の大きさもなかなかです。
さすがに全体図で撮りきれなかったお客さんもひっきりなしにいるしさ~

ちなみに天守閣は2棟で出来ているので、各天守ごと、階段で上まであがります。
最初に入る小天守『二の天守』は3重4階地下1階、続きで観れる大天守『一の天守』3重6階地下1階なので、それなりに覚悟を

ちなみに小天守が大天守に比べて少し西にズレているのは、景観を考慮しながら増築した天守だかららしいです。
小天守は御上夫人用のための建物とのことで、本当に生活に使われていた天守だったとのこと。
大天守は…やっぱりでかすぎだからですかね~生活や接客は御殿の方を使っていて、大天守は日常はほとんど使っていなかったみたいです

そして天守閣からの景色。
 
ホント、さすがに高さもあるだけあって町が一望できます
そして天守から見た宇土櫓。

これ見ても、高さの違いがわかりますよね


(3)にまた続き書きます

『りんご』東京千秋楽

2010年11月14日 | 日記
『りんご』東京千秋楽に行ってきました

連絡もしていなかったのに、めっさジャニ友に会いました(笑)
まぁ私、V6ファンだからね~

1度見ていますが、1週間しか経っていないのに、ちょこちょこ細かい部分で演出が増えていたような気がしました。

1幕の、赤ちゃんがおばあちゃん見て笑う声、なかった気するんだけどなぁ…?
そもそも皆さんの赤ちゃんをかまう率があがっていたし。

全体的には、前回よりも、カンパニーの空気感が優しくなってたと思います
仲良くなってる、なじんでる…というか“ラフ”になったって感じかな?
アドリブだと思う、自然な日常っぽい動きも増えてましたしね

しかしやっぱり最後まで、博さんの笑い声は微妙であった…
う~ん…他の出来が良い分、なんか浮くんだよなぁ

まぁこれからは全国まわり。
皆さん、風邪と怪我には十分注意して(怪我に関しては、今、特に言いたい)頑張ってくださいませ


そして。
観終わった後、オムライスで有名な『YOU』に行ってきました

プルプル濃厚ミルキー
久しぶりに食べたけど、やっぱり美味しかったです

イラつく(-"-;)

2010年11月14日 | 日記
の中です。

隣の野郎がさっきからずっと鼻すすりながら咳をしてまして


つうかさ~

そんなに風邪ひいて、マスクもしないって何?

ありえないウザさなんですが

風邪なんざ、テメーの自己管理のせいだろ。
菌バラまいてんじゃねーよ

こういう身勝手な奴には一切の同情ありません。
叩き降ろしてやりたい

熊本城(1)

2010年11月13日 | 日記
ネタもつきているので、ちょっと前に戻りますが、夏旅行の話を追加で…

実は熊本も行きました(笑)

もちろん熊本城に清正公

そんなわけで熊本城

ここは、さすがに有名ですよね加藤清正公に細川家のお城でございます
規模の凄さがその売りしかも鉄壁
石垣の勾配は圧巻です

ちなみに熊本は元は佐々成政公の地。佐々成政は織田家の忠実な家臣で、信長死後は柴田側についたりと、秀吉嫌いだったとの説もあります。最後は肥後の一揆の責任を取らされ切腹させられています。
その後に清正がきたんですね~

熊本城の天守は、西南戦争中のある晩に、いきなり起きた火災で焼け落ちました。
そんなわけで現在の天守は復元天守になります。
西南戦争の火災は、敵による放火か、薩摩武士の心意気で火を放ったか、真実は定かではありませんが、個人的には武士魂を信じたいなぁ
ちなみに実は日本で一番観光客が多いらしいです。

まぁそんなミニ話はおいておいて。
チケットを買っていざ登城


夏休みで観光客が多いから?
いきなり門番に足軽が

そのまま奥に入っていくと…
見えてきました、天守の全貌が
 
石垣の色が2トーンになっているのは、勾配のせいなんです。
白い部分は、その上にある天守の石落しの部分のせいで雨風にあたらなかったかららしいんですが、ちょうどその色が違うところから、勾配の急さで人が登ることできない角度らしいです。
今はもちろん石垣昇ことはできませんが、ボランティアのおじいさんたちの話によると、子供時代は天守もまだ復元されていなかったので、よく登って遊んでいたそうで…
ただ、その部分からは、勢いよく登っていても、壁が眼前にいきなり現れる感じで絶対登れなかったそうです。
まぁあの時代に、忍者も登れない角度に作った石垣ですからね…
写真で見る以上の角度なんですよ

そしてその向かい。

宇土櫓。
ここは現存の櫓です。風向きのおかげで、西南戦争の火災の際に助かったんですね~
そして、加藤時代、この櫓が初代天守だったとの説もあります。
たしかにそれくらい立派

櫓の最上階からの景色。右側の方が駐車場です
↓これは最上階から見える天守の姿
個人的には好きな角度の写真


やたら長くなってきたので天守は次に書きま~す

東大寺大仏―天平の至宝―

2010年11月10日 | 日記
昨日のネタ。

東京国立博物館の特別展「東大寺大仏―天平の至宝―」 に行ってきました
11月に行ったのは、正倉院展も兼ねてたから

今回は、いつもの、お寺さん工事中のメイン仏様のどさ回りなノリとはさすがに違いまして、東大寺にまつわる諸品ってところかな?の展示でした。
まぁ東大寺のメインって言ったら、大仏さまに、南大門の仁王様だしね~
運べんわな、あんなん
仁王様でさえ6tありますからね。大仏さま…でかいだけでなく、重さどんだけだよ
それに大仏さまがいなくなったら遷都記念祝えないしね~
だって大仏さまいなくなったら巨大せんとくんでも飾るしかなくなるじゃん。…ってちょっと見てみたいけど(笑)

話がだいぶそれた

まぁそんなわけで?東大寺展なんですが。

まずは入って瓦・瓦・瓦。おかげさまで興福寺パターンを覚えました(笑)
いつも思うけど、あの時代の紋様って本当に綺麗
単純なんだけど洗練されてる
海外のもよく思いますけどね。中国ってよりシルクロード?ちょっとギリシャ・ローマ系の神話のレリーフの紋様っぽいかな?
中国系のが、もう少し…何というか…わさわさしてると思う。
日本やヨーロッパが1つの蔓で描くイメージなんですが、中国系はいくつかの個体や蔓で成り立っているイメージなんですよね~

そして次。出てきました、今回のメインの部屋?が
第2章は、国宝・重文の宝庫ブロックです

ここに、チラシ等にも大きく掲載されている、釈迦誕生の立像と灌仏盤、それに八角灯篭などがあります。

いや~八角灯篭、現地で観たはずなんだけどね、つい数か月前…
でもあんなにがっつり見てはいなかったよ
ちゃんと見ると、あのレリーフ、素晴らしいですね
補修も多いんですが、その差もしっかり見るとわかる。
やっぱり新しい部分(と言っても江戸時代)とオリジナルとだと、劣化が違うんですよ
あれは見比べる面白さありました

そして誕生釈迦仏立像。
あれ、なんであんなに可愛いの?(笑)
あのポーズですよね~妙に微笑ましい。
なんつうの…「よっ」て挨拶されてる感じなの。
仏様の表情もなんだか柔かいし。
灌仏盤の絵が素晴らしいのに、そっちのが気になっちゃったよ

そして部屋が変わり、第二会場へ。

まずはVRシアターなんですが。
大仏さまの足元の蓮の花びらに描かれた絵。すいません初めて知りました
だって、大仏さまのでかさに圧倒されて足元まで見てなかったんだもん~
個人的には良い発見でした。絶対次行ったら見てやる
VRシアターは、なかなかですよ
しかし気に入らない点もあり。
椅子座るより、かなり後ろから見させてほしい作りなの。天井も使ってるから、座るとそれは体感できないんだよ
なのに、後ろに下がって立って見ているとスタッフに「通路だから」と怒られる。
カメラの邪魔になる場所なら仕方ないけどさ、通路の邪魔って言うなら、なんか、通路用の
ラインひけよ
CGの見事さに全体図見たくなるやつ、絶対自分だけじゃない思うんだよなぁ

あと、国宝の大聖武があった。
聖武天皇、字、独特な太さで立派だわ
でもこれには後で個人的ツッコミが…まぁそれは後で

そして第3章。
ここがまさに正倉院展です
聖武・光明子がらみの品が満載。
人参とかあってびっくりした
光明子が納めた薬のひとつなんだけど、あんなに綺麗に残るもんなんですね

第4章は仏像系ゾーンです
五劫寺の髪のびちゃったお釈迦様
観に行きたかったからマジ、あって嬉しかったの~
これまたなんだか可愛い出立なんですが。
ちょっとね、パパイヤ鈴木さんなんだよ(笑)
修行中で髪も切れ図、伸び放題になったって状況なんんだけど、そのわりにはお体やお顔が丸いんですよ。だからなんだか愛嬌が出てしまう
でも見れて本当に良かった~

その後は、平常展へ。
あいかわらずここは半端なく広い
1階2階、ガッツリだもんなぁ

そこで先程に戻るんですよ。
大聖武。
なんで平常展の国宝室、今回『大聖武』なんだよ…
いやね、すごいですよ。そりゃ確かですよ。東大寺行ったら聖武なのもわかりますよ。
でもね。
別に、今じゃなくても
正倉院展じゃない時期に出してあげればいいじゃん
2通見るなら、せっかくだし違う国宝見たかった思ったの、私だけですかねぇ??

あとは不昧公の書がいくつも見れたのが嬉しかった
不昧公、雅な方なだけに、看板の字とか、なんだかオシャレなんだよね~

まぁとりあえずガッツリ楽しんでまいりました
平常展見ると、1日がかりなんだよね、ここ

帰り?に大仏さまの実寸大の手の前で写メってきました。
やっぱ、半端なく馬鹿でかいよ(笑)
 
島田さんに見てもらいたいくらい、手相もバッチリ

微妙だねぇ

2010年11月09日 | 日記
美術館に行くにあたり、上野公園の入口にあるグリーンサロンってとこでお昼。

荷物がちとがさばってたから、つい、近場で…て思って入ったけどさ。


…微妙~


いやね、テーマパーク系の休憩レストランに別に期待なんざしてませんよ。
店員の無愛想率だって高いの仕方ないと思ってるし(社員教育なんざしないだろうからね)、値段のわりに…な飯もあきらめます。

しかしだ。

いくら風強くて葉が入ってくるからって、飯食ってる客の横や足元を「失礼します」もなしに掃除ってどうよ。

いい歳のおばさんでしたが

接客の基本マナーじゃない?
食い物扱ってるなら特にさ。


いや~二度とこないな、ここ…
マジ、ないわ~

ああぁぁぁぁぁぁ(T◇T)

2010年11月07日 | 日記
日本シリーズが終わりました…

ロッテ、記録おめでとうございます。

しかしだ。

中日応援してたんだよぉぉぉぉ~
連日の延長戦&シリーズ戦なのにありえない点数に展開
ここまできたらもう1戦どうにか今日勝つか延長へ思って応援してたのにぃぃ。

まぁ勝負ごとだから仕方ないですが。
ぐすん

まぁ本当に楽しい日本シリーズでした。
こんなにありえん展開だらけの試合もめずらしいからね

両チームとも本当におつかれさまでした


しかしフジせめてヒーローインタビューまで放送してやれよ。
どうせここまで延長しちゃったんだからさぁ