当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

郡山城

2011年04月28日 | 日記
ちょっと前になってしまいますが、4月初めに奈良に行ってきました。
郡山城のおしろ祭り(桜祭り)を目的に

…て、今年は遅かったからまだまだでしたが

大和郡山城は、名城百選ではありませんが、さくら名所百選ではあります。
からも見える、なかなか地元密着型なお城です
金魚が有名な地域な為、桜祭りは金魚の販売もメインだったりします

郡山城は、柳沢の城としてが一番有名。
先日書いた甲府城から、柳沢吉里が移ってきています。
そのせいもあって、郡山城内、天守台のところに柳沢吉保を祀った柳沢神社があります
その昔は光秀や藤堂が普請にあたっていたり、筒井や豊臣秀長が入城していたり…その後一度廃城になって復活していたり…となかなかな歴史の渦に巻かれた城です

まず線路を渡って入城。

ホント、線路越えたら石垣なんですよ


まぁ桜はちょび咲きですねここにはその昔は門が建っていました。
(当然のごとく明治政府によってこの城も門などは売り飛ばされているため、石垣や堀以外はここに当時のものは残っていません)

その門のあった石垣を通っていくと…見事な堀が。

この堀の、柳沢神社に向かう側の方に、お祭りならではの出店が並んでいました。

…が、とりあえず祭りより、まずは櫓の方へ


追手向櫓がまずはお出迎えですよ


追手門も立派
門の前には地元の方々の出店が立ち並んでいました。


これは市民会館。
この前は金魚の即売所でしたが、もう夕方だったので片付け中…
ちなみにこのあたりは一庵法印良慶の屋敷があったと言うことで法印曲輪と呼ばれています。


市民会館横のあたりからの追手門と追手向櫓。
桜と撮りたいならこっちからと思ったんですが…何せまだねぇ…3分?そんなレベルの桜だったので

市民会館の裏手には大手東隅櫓があります。

この櫓の横には十九間多門櫓が繋がっています。この多門櫓で、地元の方の?郡山城の写真展が行われていました。
桜に雪に城という奇跡コラボの写真があってめっさトキメキましたね~
しかし上手いなぁ皆さん…羨ましい…

その後は追手向櫓の裏の方から柳沢神社へGO
ここも堀が巡っているんですが、その堀沿いにはしだれ桜が見事に咲いていました

庭も綺麗
休憩所でもありますが…あまりにイイ感じのとこで他の人がいるとちょっと悪い気がして行きずらい

この横には柳沢文庫があります。

そして柳沢神社


この周囲は花見客の宴会場となっていましたよ。ま、今年は自粛ムードでしたが…たぶんいつもなら飲めや歌えや状態なんだと思う

その柳沢神社の裏手には
天守台~

いや~ここも立派だわ
周囲には”近づいちゃダメ!”のロープの変わり?に数珠がまかれていました。記念のものみたい。
でもこれ、神社裏でもあるし、ただのロープより雰囲気あっていてイイですね

ちなみにこの石垣、天守崩壊の原因はこの祟り?と言われている、逆さ地蔵があります。
松阪や安土などが有名ですが、当時は城作りすぎで石垣の石が足りなかったんですよ。そんなわけで、墓石なんかも使っちゃったりしているのですが、この城も野面なだけあって、まんまとお地蔵さまを使っていて…
それもタチが悪いことに逆さ…

2枚目の、真ん中の▼のところ。その奥に逆さ地蔵がある…らしい。暗くて見えなかったんだよぉ~

とりあえず、毎回で通るたび気になっていたから行けてよかった
次はもっと桜咲いてる時に行きたいもんだ。うん。

国民の映画

2011年04月27日 | 日記
三谷さん舞台の『国民の映画』を観に行ってきました。

個人的にツボな段田さんも出演だったんでね

話はナチス時代。
ユダヤ人迫害が本格化される直前、ある政府高官の家でおこなわれたパーティーでの一コマ。
政府の映画製作権を持つ高官とその妻、そして映画に詳しい謎の執事。招待されたのは時代を担う役者・監督人。そして何故か勝手に参加しっちゃってる警察幹部。
色々な思惑の中、徐々に暴かれだす裏事情。
新しい、ハリウッドにも勝てるような娯楽要素満点の『国民の映画』を作ろう!と集まったはずだったが…
というお話。

この舞台、なにせキャストが豪華
主演は小日向さんですが、石田ゆりこさんやら白井さんやら風間さんやら…三谷ドラマ定番メンバーともいえる方々が勢ぞろい。
謎の執事は小林さん。“できる執事”は何故か私の中ではやっぱり新撰組の源さんでした(笑)

内容としては大変重いと思うんですが、三谷さんテイストなお笑い要素も多くって、本当に面白かったですね
テンポで言うと…有頂天ホテル?
補助メンバー扱いになっちゃうと思うんですが、ピアノ演奏してた方がなんとも面白い使われ方でした

芝居に関しては、やっぱりキャストが豪華なだけあって凄かった
実在の人物のお話なのに、あて書きとしか思えないんだもん
あんなに恐ろしい時代を作った立役者たちも、だからって冷酷なロボットなわけではなく人間で。…というよりよっぽど一般人より人間臭い。
本当は皆、あんな風な情けない感じのダメ人間だったのかもって思わされてしまう。
まさに三谷さんマジックであり、役者人の力ですよね

観終わった後、予想以上に脳みそ疲れていたのに驚きましたね。
笑っていたからそんなに頭使いまくってた実感なかったんだよなぁ~


そしてこれ見た後、ついナチス調べてしまいました。
カタカナに弱いから、世界史は…人名や地名がなかなか覚えられないんですよ
ナチスも今回の主役であるゲッベルス、知らなかった…無知で申し訳ない
おかげでいい勉強にもなりましたよん

またまた

2011年04月22日 | 日記
またまた買っちゃったし撮っちゃった(笑)

まずは『買っちゃった』

戦国魂さんの甲冑護符ストラップ買ってしまいました~

今回は謙信仕様。なのに織田→池田の家紋の蝶で
本当は今回も明智さんの土岐桔梗にしようと思ってたんですけどね…楽天には明智がなかったのよ
ま、今使っているのは明智さんだし、他でもいいかなぁ思ってこれにしました
一般的なメジャー家紋じゃないのが良かったしね(笑)
姫路城に行けばこの家紋やたらありますよ実は新撰組の鴨さんもこの蝶

しかし一度買いだすとまた買いたくなる…店に行った時だけで我慢するつもりだったのに、う~やばい
復興応援Tシャツも結構かっこいいので悩み中…ってやっぱもうダメじゃん


そして『撮っちゃった』

富士山を、またも本栖湖にて撮影(笑)
松本の帰りだったんですけど…だって富士山越えしてたらめっさ綺麗だったんですよしかも時間もいい、風もない…行くしかないなノリで
静岡人…しかも毎日富士山見てる環境にいると「綺麗だね」だけで終わるんですけどね、なんか一度撮りだしたら、これはハマる

んで行ってみたら…やったじゃんビンゴじゃんな逆さ富士状態
 
一眼レフで富士山写真頑張ってる人に言わせれば本当の逆さ富士と違うって言われるでしょうが、デジカメの富士山写真初心者にはこれでも十分な逆さ富士な気分だったんですよ
綺麗ならいいじゃないかそこ重要&我モットー(笑)

ついでに。もう夕方だったのでせっかくだし夕日の富士山狙って日没待ち…
 
やっぱり表情変わってこれもいいもんですね~
この日は一般的な休日でもあったので小僧&おじさまが多数出没してました。
ダイヤモンド富士も可能な時期だったの?なんかそんな話題も出てましたが…
でもさすがに日の出は難しいんだよね…距離的に泊まる気も起きないけど、出発時間が夜中だと空状況微妙にわかんないし
…つうか一眼レフでもないし…
デジカメではさすがにあの日の出写真は無理だと思うので

しかしこうやってフラフラと小僧してると本当に一眼レフが欲しくなる
やっぱり本気で購入考えようかなぁ…

面白い!

2011年04月18日 | 日記
今日から始まった「世紀のワイドショー!ザ・今夜はヒストリー」。

いや~くだらなくて面白かった!
斬新な切り口でしたわ
もちろん説じゃなく、ワイドショー、しかも生中継ってところがね(笑)

しかし女の戦いって点はいいけど、ねねさんと家康の裏説あげるくらいなら他の裏説もあげちゃえばいいのに思ったりもしました。
番組であがっていたネタや話の中にも、本当は秀頼は秀吉の子じゃないとか長宗我部は西軍に着く予定じゃなかったとか…まぁ色々あるじゃないですか
ワイドショーだからそんなネタも楽しかったかもと。ま、キリないか(笑)

家康悪だけで持っていくかと思ったら、秀吉嫌いを増やす展開だったのも面白かったですね~

…つうか大河のせい?最近多くない??
これって今までになかった流れなんですけど!?

秀吉嫌いな自分としては、今までのような「秀吉は良い人」って流れを崩してくれるのはめっさありがたいんですが、この半年くらいから突然この流れになって驚きです

ま、でも家康のこと悪く言うのは変わんないんだけどね~
関西人が嫌うのはまぁ仕方ないとは思うけど、関東人ならちょっと調べりゃ好きになると思うんだけどなぁ。家康好きの意見。


それよりも!
今おススメはこれ!!

BS-TBSの「THEナンバー2~歴史を動かした陰の主役たち~」

今日は第3回で柴田勝家だったんですが…
軽く旅番組していながら、素直に紹介しているのがいい
あとは西村さんたちがスタジオでいろんな説も絡めて話しているんですが、妙な偏りもなく、楽しめます
これからも楽しみだなぁ~

そして…やっぱり勝家かっこいいなぁ…
福井、丸岡城にももう一度行きたいし、勝家の史蹟巡り計画しよっかなぁ~

芝浦ブラウザー

2011年04月18日 | 日記
井ノ原さんの舞台、『芝浦ブラウザー』を観に行ってきました

なんというか…イノッチ、ほとんど素だ(笑)
さすがあて書きだなぁ

内容は、芝浦の不動産屋さんが、自分たちのシステムを使って高架下で不法に住まれている方々の生活を覗き、そっちの世界に染まっていっちゃうみたいなお話。
コメディなんで、つっこみどころは満載なんですが(つっこみがしきれないくらいに(笑))、なんだかほのぼのした気分になる舞台でしたね

個人的にはNACSの音尾さんなんか声としゃべり方がめっさ好きでした
管理人さんの惚れちゃって、ついつい覗きに走っちゃう“本当は”真面目な不動産サラリーマン。
一番常識人なのに、惚れた弱みか色々皆さんの生活改善(あくまでそこでの)を協力しちゃったり…どんだけイイ奴なんだってキャラ(笑)
イノッチとのコンビも良かったしね~

しんぺーさんも良かった。
相変わらず味がきつい。そして中川家に似ている(笑)
ああいう場所じゃなくても、ホントどこにでもいそうなダメなグウたらお父さんだった

芦名さんは相変わらず美人。そしてかっこよすぎる管理人
皆の御飯を作ってくれるんですが、生姜焼き作るのに、もう作り方が大胆すぎるの。
すべてにおいて入れ方が目分量…てか見てもいない。ただの手の感覚(笑)
醤油とかは次の用意をしながら見ないでドバドバ入れるわ、塩は入れ物の蓋開けてそのまま投げ入れるわ、成り立っちゃうんだあれ…って勢い。でもあの豪快さがまた美味しそうに出来ちゃうんだよね~

もちろんヨーロッパ企画の面々も相変わらず面白かったです。
本当に個々のキャラが生きていて楽しかったなぁ~

そういえば舞台の最中に石田くんの服の裾が舞台セットにひっかかってやぶいてしまったりのハプニングもありました(笑)
基本皆さん役どころが素で出来ていたからか、自然に舞台上でからかってネタにしてましたよ

なんか、まだまだ進化の可能性がある舞台。
ツッコミすぎてもよくないと思うけど、ツッコミ箇所変えるだけで、また新しい話ができそうな感じの舞台でした。
再演するならぜひまた観たいなぁ

桜前線☆松本

2011年04月16日 | 日記
を求めて長野へ

…そしたらちょうど松本だった(笑)
なんて個人的にツボな前線

あいかわらず西側の駐車場に停めてレッツゴー

しだれ桜もいい感じ
ちなみにこの桜、近くにいたタクシーの運転手さんの話によると、松本城築城のお祝いに清正が贈った桜…の2代目。なんだとか。

内堀を回りながらを堪能
 

正面口となる黒門から入城。
今回は桜と城ってのをテーマにしてるんで細かい説明は省いて写真でいきます


黒門入ってすぐのしだれ桜も美しい
天守閣に入る前にお庭をプラリ

良く咲いている咲いている

清正公の駒つなぎの桜と天守閣。

この桜は他の桜より少し咲くのが早かったのかな?もうピークは越え始めていました。

そして天守閣へ登城
 
上から覗くと、桜の見事な咲きっぷりと…仕方ないんですけどね、こんな時期なのにそんなに混んでないってのがよくわかる
外国人、本当に少なかったもんなぁ…

天守閣からの景色。
 

前回工事中だった月見櫓から見える船着き場。

ここは今までちゃんと見たことなかったなぁ…

天守閣出てすぐの辺りの桜と天守。


博物館に行って、次は太鼓門から出ました。

外堀の、完璧最高に綺麗

北側の並木。橋がかかっているとしたくなるのは何故だろう
 
西の出入り口付近から。


そして再度、天守閣を撮影しに、内堀周りへ
どんだけフラフラしてるつもりだとか言う苦情はなしで
  
見る角度でまったく顔が違うからいつまでも楽しめるんだもん
気に入ったポイント探しでendlessですよ(笑)


昼時だったので花見客も多数現れだしていました。
大学生の宴会が調子こきすぎててうるさかった…さすがにあれは通常時でも問題レベル

最後、駐車場戻りがてら最初に撮ったしだれ桜を再び

咲き度がupした思うの気のせいじゃないよね??

城と桜、がっつり堪能できて良かったです
癒されたぁ

富士山と大石寺

2011年04月13日 | 日記
休みの日に見事な快晴。
突然思いついて富士山を撮影しに行ってみました

富士山と言ったらやっぱり本栖湖だよね~
てなわけで、早速本栖湖へ。
なんで本栖湖って、そりゃ、前の五千円札に使われていた景色だからですよ。

そして到着。本栖湖の一番のポイントの富士山。

逆富士にならなかった…
やっぱ、朝1行かなきゃダメだよなぁ。
本当は湖に富士山が映るんだよぅ。無念
でも青空全開でめちゃめちゃ綺麗だったし、富士山綺麗だったから、これもこれで良かったですけどね
ただ、逆富士になっていないと、伊豆からの富士山と見間違えてしまいそうなのよねぇ~
形は違うから知ってる人はわかるんだけど(宝永山の有無はでかい)イメージ的に…ね

せっかくなので、『THE mount FUJI』な写真も。

朝霧高原です。
さんたちがノビノビしてらっしゃる時間だったので
この近くは野焼きが行われた後で、黒い景色になっていて、なんだかちよっぴり痛々しい景色でした

その後は桜もラストだったので富士宮にある大石寺へ。
日蓮宗の総本山です。地元ではの名所としてかなり有名なんですよ

大石寺に着いた頃には富士山に雲が
せっかくめっさいい景色だったのにぃ~

 
この山門も大きさが本当に立派
桜並木はこの山門を抜けずとも見れますが(すでにこの寺の周囲一帯がなんです)、ここを通ると塔頭が並んでいて、そこのも見事なんです
 
この並木の周囲にいくつもの塔頭が並んでいます。
御影堂は現在修復中。
工事現場を窓越しですが見ることができます。
屋根から降ろされた彫刻なども間近で見れますよ



奉安堂と富士山。
だからでかすぎるって、ここ…ただの花見客的にはちょっと立派すぎて怖い


奉安堂の横の川沿いの橋。
この川沿いも桜並木が立派です

この後は五重塔をうっかり行き忘れてそのまま戻り道へ。
まぁ近いし、五重塔見たければまた来ればいいさ…

そのまま大石寺700年記念に造られた法祥園の庭へ。

ここも通路の桜が綺麗です
 
富士山と庭の桜の写真
同じ写真でも、個人的には縦のが気に入ってます

これは法祥園の入口。
桜の種類も色々で楽しめます

最後に山門の外。
 
富士山に雲がなければぁぁぁ(><)
後で気づいたら1時間近く粘ってたんですけどね…これが限界だった

ラストに駐車場の横の桜と富士山。


じもPの富士山遊びでした
今度は富士山に雲がかかる前にきてやる~

岐阜城の続き

2011年04月12日 | 日記
岐阜城の続きです。


天守閣前にはお城時計があります。
大名時計・和時計とも言って、ザビエルが大内氏に献上した西洋時計を日本が独自に改良させたのがお城時計です。
十二支を目盛とする櫓時計の形です。
崇福寺にも当時、信長が使っていたものがありますよ

岐阜城は復興の天守なので鉄筋コンクリート作りです。
4階まであって、3階までは資料展示、4階は展望台となっています。


展示の中には、大徳寺総見院にある木造の信長像の模造もありました。
総見院では、奥の方に置かれていて結構見ずらいので、よく見れてこれはありがたかったなぁ

展望台はさすがとしか言えない景色

長良川が美しい
見晴らしは最高ですからね~
やっぱ山頂にある天守って凄いですよ

天守の後は隅櫓の岐阜城資料館の方へ。
行く途中の坂道からの岐阜城。

大きな岩がありまして、そこからの景色。
梅が咲いていたからついちょっとよじ登り…。立ち入り禁止とかじゃなかったので


これが資料館。
鎧や駕籠などの展示物が飾ってあります。
入口には各地の城のビデオが流れていまして…あのビデオ欲しかったなぁ

ロープウェイへ戻りがてら、井戸があったので

岐阜城は岩山にありますからね、湧水があるわけでもないので、水がどうにもできないんですよ
そんなわけで何箇所か雨水などを貯める軍用井戸があったそうですが、ここもそのひとつ。
ここは金銘水と呼ばれています。
天守閣に渡る橋の近く、ちょっと階段下りたところにこそっとあります。

ロープウェイの時間調整の間、レストランの展望台へ。
レストラン利用しなくても上がれます。

これまた最高の眺めですよ

山を降りた後は、付近を見学。

これは居館跡の入口の門。

斎藤家の時代にも、ここに居城があったようです。
石積みの跡などから、時代の違いや火災後などもわかり、現在も発掘調査が行われています。


最後に信長像。
門と像の間の山の山頂に岐阜城があるんですよ~
下から見ると高さがリアルだわ

普通の場所ですが…

2011年04月12日 | 日記
沼津の国道1号線バイパスには、横を流れる小さい川沿いに、なかなか長い距離の桜並木があります。
距離的には…3キロくらい…かな?

例年は今沢・原地区で桜祭りをやっているのでちょうちんを灯したりしていますが、さすがに今年は自粛。…ま、計画停電だったし
しかし桜の立派さは決して自粛の波には押されていませんでした





ここは川岸に菜の花が一面に咲くので、桜の満開時にはピンクと黄色のコントラストが最高に綺麗です。

地元の皆さんもお花見に限らず、お散歩やジョギングで並木を楽しまれていて、地味なポイントですがかなりおススメですよ

甲府城

2011年04月10日 | 日記
岐阜城ネタを書いている途中ですが、思いつきで旬な見に甲府城行ってきたのでそちらから。

甲府城は、本当は舞鶴城と言った方がいいのかな?
『舞鶴城公園』にある『甲府城跡』と言う、統一しろやって状態
甲府城とは昭和になってからの名前です。名城百選もこの名で載ってる。
舞鶴城とは江戸後期に呼ばれていた名で、昔は甲斐府中城など、さらに別の名称だったそうです。

甲府と言うと武田信玄と思ってしまいますが、この城は違うんですね~
武田家はその近くですが、武田神社のある躑躅ヶ崎館。
この城は徳川の城なんです。一時期は柳沢吉保が城主だったりもしました

甲府城は、甲府駅の横にあります。
駅に近づくと、やけに広い石垣の丘みたいのが見えてきますが、それが甲府城
廃城やその後の開発によって、内城部分以外は現在残っていませんが、それでもなかなかな規模です。
関東のお城って石垣メインのイメージが少ないから、珍しいタイプかも。

 
堀も綺麗に整備されています


中に入ると見事な3段の高石垣に、さらに見事に桜が
広場ではお花見をされている方も多数。
自粛ムードの流れもあってか、ドンチャン騒ぎってのはいませんでしたが、皆さんそれなりに楽しく広げてましたよ


天守台へはこの階段を上ってあがっていきます。
 
通路を上がっていくと稲荷門が見えてきます。
この門を越えると、天守台がドーンと目の前に登場
 
立派な石垣
高さだって結構なものです


これは稲荷曲輪の方からの天守台・本丸の石垣。
横長すぎて写真に納まりきらない
ちなみに手前にある四角いのは、発掘された天守曲輪の井戸になります。


通路をあがっていざ天守へ

 
1枚目は通路途中からの天守台で、2枚目は本丸側からの天守台。

天守台からでも結構な高さ見晴らし最高
富士山は雲に隠れてしまってましたが、甲府の町は一望できます
平山城なので、岐阜とかのような高さではないはずなのに、この見晴らしは大したものですよ

天守台楽しんだ後は、復元された稲荷櫓へ。
 
入口の階段横には、線刻画の残っている石垣があります。
櫓の中は無料の展示場になっていて、中では昔の大工道具などを触ることができます
あと、城のスタンプが大量に置かれていましたよ(笑)

稲荷櫓は、外の下から眺めるとこんな感じ。
石垣の高さはなんと17m。凄い
 
稲荷櫓側の出入り口のところには公園になっていて、これまた桜が見事でしたよ

ちなみに。石垣は、ほとんどが当時の状態のまま残っていたものです。
稲荷曲輪などの一部だけは、傷みが激しかったため補修が行われています。

これは一番古い石垣。石垣を解体したら、その後ろから石垣が出てきたんだそうです。

この後も、本丸の石垣をぐるっとまわって見学。
 
これまた復元された内松陰門。とその背後の本丸の石垣。 

 
甲府城にある謝恩塔。
本丸の鉄門があったあたりに現在建っている塔です。

予想以上に楽しい城でしたねやっぱり石垣はいいなぁ


帰りに右左口の里に寄って写真を
 
ピンクが濃くてこれまた綺麗な桜でしたよ


岐阜城までの道

2011年04月10日 | 日記
さくら、さくら、今咲き誇る~

…な季節がやっと到来です
いいですよね~桜

まぁだからと言って桜ネタではありませんが

岐阜城のお話。
岐阜きたらね~やっぱ行くでしょ、そりゃ(笑)
斎藤家と織田家で有名な山城です。元は稲葉山城。信長が斎藤龍興から稲葉山城を奪った後、この一帯の地名を岐阜に名称変更したので、現在は岐阜城と言われています。

登山までする根性はないので、ロープウェイで登城

ロープウェイ乗り場の幕。トキメク

景色サイコー
ここのロープウェイは本当に急。さすが馬の背と言われる岩場なだけはあります。

ロープウェイを降りてからも、まだまだ上らねば行けない岐阜城。
岩の壁を横目に上っていきます。

天下第一の門。まずはここを通ります。
この名称、信長の功績を称えて岐阜市がつけただけなので、決して戦国時代からこんな名の門があったわけじゃないです
 
こんな場所に櫓建てて門を建ててだったんですよ。すごい場所だ…

二ノ丸門跡をすぎると…見えてきました岐阜城
 
この先に橋があってそれを渡ると天守閣になります。


長くなってきたので、また続きは次回書きます

また(><)

2011年04月08日 | 日記
地震、また大きなのがありましたね

静岡はそんなに揺れてはいませんが、長かったんで『また同じのきた』と一瞬慌ててしまった
津波は起きましたが、さすがに前回のような規模ではなかったのでそれに関してはちょっとほっとしました。
原発もとりあえず被害大きくなってないみたいだし…
ま、明るくならないと被害がはっきりわからないんでしょうが、大きな問題が起きていないことを祈ります。

被災地の方は、夜だし怖いことになってるんだろうな…足元には十分気を付けてください

しかし地震速報がテレビもネットも、いつもに比べてすぐに出なかったのはなぜだろう…ちょっと不安になりましたよ

崇福寺

2011年04月08日 | 日記
また新たに信長様の墓参りに行ってきました

岐阜城のふもとにある崇福寺です


岐阜と言えばね~やっぱり道三に信長でしょう
この崇福寺は、一説では土岐成頼・斎藤利安によって建立され、後に織田家菩提寺と有栖川宮家祈願所になっています。
快川国師が信玄に甲斐へ招かれる前までいたお寺でもあります。(快川国師は「心頭滅却すれば火自ずから涼し」の名言残したお坊さんです)

信長は斎藤龍興を滅ぼして岐阜に移ると、すぐに禁制を出してこの崇福寺を菩提所として特別に保護をしたんだそうです。
本能寺で信長が討たれると、信長の側室のお鍋の方が、岐阜城から崇福寺へ信長と信忠の遺品を持ち込み、それを埋めて位牌を安置させました。
この時のお鍋の方の書状が今もこのお寺に残っています。


庭も綺麗に整備されています

この梵鐘は稲葉一鉄の寄贈の品。一鉄は幼少時代、このお寺に預けられていたんだそうです。

本堂の中には貴重な展示物が
お鍋の方の書状はもちろん、信長や信玄、家光などの書状、信長が愛用していたとされるポルトガル人から寄贈されたと言う櫓時計、肖像画…などなど、わりと大雑把に展示されています
家光の書状があるのは、春日局の縁によるもの。やっぱ斎藤家だしね。そんなわけで家光はかなりこのお寺を保護していたようです

そしてこの本堂の見どころと言えばやっぱり『血天井』。
関ヶ原合戦の直前、岐阜城が落城した際、織田秀信(三法師)の家臣38名が切腹した場所の床板を、供養の為に天井に張ったものです。
ちなみに秀信は、自刃しようとしたのを東軍の池田輝政に説得され、高野山に落ち延びています。
この血天井、なかなか生々しいです
京都の養源院みたいな不気味さはありませんが(養源院は伏見城の血天井)、鎧の跡とかは見てわかります。

本堂を見終わったら、庭を抜けて本堂裏の墓所へ。

庭から見た本堂。
 
この門と土壁(2枚目は外から見た門)は一条兼良寄贈のもの。
斎藤家と一条家はかなり密なお付き合いだったようです

そして裏へ。

これは斎藤一族のお墓。なんだかちょこちょこしてます

 
信長・信忠の位牌を安置した位牌堂。
なかなか立派な彫刻です
この左側に廟所があります。

石牌は位牌型で、ひとつの石牌を左右にわけて(真ん中に線がある)信長・信忠の法名がそれぞれ刻まれています。
お客さんも少なかったので、ゆっくりお墓詣りしてしまいました

個人的には、以前岐阜来た時にはこのお寺の存在をまったく知らなかったので、今回はちゃんと寄れてよかったです
御朱印もいただけたし良かった良かった

犬山城

2011年04月05日 | 日記
ちょっと前になりますが…犬山城に行ってきました

国宝4城のひとつ。、別名“白帝城”。
4城の中でも最古の城で、尾張藩筆頭家老であった成瀬家のお城になります。
廃藩置県によって廃城となりましたが、後に修復を条件に再び成瀬家に譲渡され、2004年までは国宝でもあるのに日本唯一の個人所有のお城となっていました。
現在は財団法人 犬山城白帝文庫に移管されています。
最後の当主でもあった12代正俊氏(2008年没)は“成瀬の殿様”と呼ばれて地元でも親しまれていたそうです

以前、真夏に行って暑さに死にそうになりましたが、今回は春先…寒かった…やはり川沿い

犬山城に行くには、下にある、猿田彦神社を通っていくのが近道になります。

この神社には『おもかる石』と言うものがあります。

願い事をお祈りしてから石を持ち上げる。軽かったら夢は叶い、重かったら残念

…まぁちなみに軽く重かったんですが…
そんなに重い願いしたつもりなかったんですが…ねぇ


犬山城の入口はこの本丸門(鉄門)になります。
他の城だと入口となる大手門などをくぐってもだいぶまだ歩いたりするのですが、この城の場合いきなり天守がお目見えなんですよ
…ま、その分先に上るんですけどねけど他の城に比べれば上り坂は整備も進んでいて緩やかです

門の横には隅櫓があります。

ちなみにこの手前には針鋼神社になっています。からくり山車で有名な犬山祭はこの神社のお祭り

そして出ました犬山城

②の札が何ともですが(笑)

正面から撮ると、天守入口の屋根がわりのビニールシートがちょっと…なんですよね~まぁこれは仕方ないんですけど
赤いシートが引かれた椅子とかは、この城の場合は城に似あっていると思うので個人的には有り

中に入ると、まずは野面積の石垣が丸見えとなっています。

ここを上っていくとまずは1階。
階段をあがってすぐのところですが、武者走りの廊下の中、窓に目が…

なぜにこの窓だけ、桟が横???
以前は気づかなかったんだけど…珍しいですよね?
 
南東隅の付櫓と西北隅の石落しの間。
この2つは明治の震災で壊れたんですが、成瀬家へ譲渡はここの修復が条件だったんです。

これは上段の間。
殿様が使っていた部屋で、畳敷きで1段高くなっている上に、違い棚などが付けられ、天井も猿頬天井となっているなど、この城の中で一番格式が高い仕様になっています。

廊下は武者走りとなっています。(ちなみにこれは2階)

 
外をのぞくと厄除けの桃が
犬山と言えばこの桃なんですよね、個人的に


3階破風の間。
この唐破風は成瀬城主が70余年かけて増築した物だとか。

そして最上階。

景色サイコーあ~んど、高欄低っっ
城に慣れていない人や高所恐怖症の方にはだいぶスリリングな回廊ですよ(笑)
半間だから狭いしね
  
ぐるっと1周。
天気は曇りでしたが、景色は遠くまでくっきり見えて良かったです

おまけネタ。
天守の横には枯れてしまった大杉があります。

その昔は天守閣と同じくらいの高さで、落雷などから天守を守っていたんだとか。
今は石垣(5m)くらいで、屋根を付けてもらってあります。

さらにおまけ。
犬山に行ったら食べて欲しい五平餅

いや~マジで美味しかった小さいからまたパクパク入る
でも後でおなかにくるので食べすぎには要注意です(笑)

犬山城キャラ、わんまる君のお菓子もgoodですよん

修学院離宮

2011年04月01日 | 日記
観覧申込が取れたので修学院離宮に行ってきました

修学院離宮は御水尾上皇(2代将軍秀忠とお江さんの娘、和子が嫁いだことでも有名)の指示により江戸幕府が造営した、大規模な離宮です。
比叡山の麓まで所領っていうんだから、広大にもほどがある。
しかもそれは山を風景とするため…この使い方、風流で片付けていいのか?とも思いましたが、美に間違いはなかったから、お国様のものと考えりゃまぁいいのかな

実質観覧はこの御幸門から。

上皇が好きだったという花菱紋が美しい

さらに進むとまた門が。

この先、まずは下離宮からの観覧となります。

庭の池の横には、袖形灯篭と呼ばれるちょっとかわった燈籠があります。
この先も色々な形の燈籠があって、
そして奥に進むとあるのが寿月観。

3部屋からなっている建物です。
一番手前の部屋の壁には、やけにくっきりした謎の染みが…

…なんだ?と思っていたら、これは染みではなくわざとの演出でした
月を取り入れたんですね~ …風流者じゃないから見ただけではわからなかったよ

次は中離宮へ。

まずはこの松が立ち並ぶ小道を通ります。
狭いんだ、これが。ふたり並んだら、もう松に当たりそうな感じ。
整備バッチリだから綺麗なんだけどね~

そして到着。
この中離宮は、元は御水御上皇の皇女光子のために造営されたものですが、上皇の死後、林丘寺という寺になり、明治時代になってから宮内庁に返還されました。
ちなみに林丘寺も、ちゃんとまだ残っています。

入るとまずあるのが、見事な笠松が。

その先には楽只軒があります。
楽只軒から見える庭。

楽只軒の中には吉野の桜をモチーフにした絵があるのですが、こっからだと見ずらい…

そして進むと客殿へ。

ここには有名な霞棚、杉戸の鯉の絵が。
 
鯉の絵は作者不明ですが、あまりに鯉がリアルなので鯉が逃げられないように円山応挙が網を描き足したそうです。
しかも網にちょいと破れがあったりもする。鯉への配慮らしい。
鯉より網のがリアルだと思ったよ、個人的には…
裏側に回ると、客殿と楽只軒の濡れ縁にまたオシャレな演出が。

網干の欄干と呼ばれています。漁師が網を干すのを表しているんだとか。

そして最後。上離宮へ。
ここはまずは軽い登山とも呼べる階段のぼりからはじまります
石段を上った先にあるのが、離宮内の最高所に隣雲亭になります。

ここは建物も立派ですが、この石畳、一二三石と呼ばれているのが有名
石がちょこちょこ配置されてる感じで可愛いんですよ
そしてここは何より高台ですから。当然景色が凄い

庭の浴龍池が綺麗
浴龍池とは、庭の島の形が龍の姿に見えるということで名づけられたそうですが、ここからだとちょっと見えないんですよね
そしてここ。高台ですから庭だけじゃなく京都の街も一望できるんですよ

手前に見える段々畑は、離宮の敷地内。貴族の方への民衆教育なんですよ。お米はこうやってできるんだよ、“作る”ものなんだよっていうのを見せるための造りなんですねぇ。
建物の裏手には、那智の滝をマネした滝が。

この秋の音が隣雲亭には聞こえて、またそれが癒しになります

これは千歳橋。
池の周りを歩いていてもまたなんとも景色がいい
ちなみにこの池、さざ波が立ちやすいように浅瀬に設定されています。水深50cmくらい?よく見ると浅いのわかります。
そして唯一、創建当時のまま残っている窮邃亭へ。
 
ひょうたん柄が可愛い
その後は池の周りをぐるっと観覧。

この池を舟で遊ぶための御船着もありました。

修学院離宮の観覧はこれで終わりです。
時間にして1時間半~2時間。距離にして3キロくらいかな?
かなり歩きまわるので、スニーカーをおススメします。一緒の観覧の方でヒールがいて、痛々しかったので…
他の離宮もですが申し込みさえすれば、ガイド付で無料で観覧できます。どこも風情が凄いのでおススメですよ