旅ブログ（おまけのホーチミン）

さて、いよいよ帰る日が来てしまいました。

帰りはバンコク発片道のベトナム航空のチケットを予約したので、ホーチミン経由になります。
せっかくだから、ホーチミンも立ち寄ろうかということで、バンコクからホーチミンは、あえて乗り継ぎの良い夕方の便ではなく、午前出発の便を予約しました。

というのは、ホーチミンには大学のボート部時代の友人が駐在していて、せっかくなので彼に会って帰ろうと思ったからです。
聞くとちょうど旧正月休みを遅れて取得しているとのことで、半日観光につきあってくれました。

ホーチミンははじめてで地理感がないところを、いろいろジモティー視点で案内してくれて、助かりました。
しかも、普通では観光には行かない、彼のプロジェクトサイト（サイゴン川を渡る海底トンネルの建設現場）まで見せてもらって、まさにホーチミン満喫の半日でした。



サイゴン川畔の建設現場にて
スケールのおっきい仕事です。（彼が色黒なのはベトナムに来たからではなくて、もともとです）

今回、タイ北部の田舎町で数日間過ごした僕は、昨日、飛行機の乗り継ぎのためバンコクに１泊しましたが、バンコクの人と車の多さにすっかりやられてしまいました。
特に昨晩はバレンタインデーの夜とあって、繁華街には車があふれ、街中のレストランは赤いバラを手に持ったカップルだらけでした。

シーロム、スクンビットあたりを晩飯でも食おうかとぶらぶら歩いていましたが、ここは僕の来るところではないと悟って、セブンイレブンの前の屋台で１人、クイティオ（タイのヌードル）をすすって過ごしました。
学生だった15年ほど前、はじめて訪れたアジアの街、バンコク。
渋滞、雑踏、人の多さ、以前はそれらが織りなす雑踏が心地良かったのですが、車が増え、高層ビルも多くなって、ただの都会になってしまった感があります。
夜の繁華街は（例によって男ひとりなので）客引きも多いし、なんだかげんなりしてホテルに帰ってきました。

その点、ホーチミンは適度に都会で、けれどバンコクよりこじんまりしていて良いですね。
友人によると、ベトナム人相手に仕事をするとなると、結構大変なこともあるみたいですが、ホーチミン自体は過ごしやすいようです。

彼のプロジェクトサイトを見た後はベンタイン市場で買い物。
市場の屋台でチェー（タピオカとかフルーツとかいろいろ入ったジュース）を飲みました。




彼の奥さんも合流して、３人でベトナム料理を食べ、最後は空港まで送ってくれました。
おまけのつもりのホーチミン半日観光ですが、彼ら夫婦のおかげで楽しいひとときを過ごすことができました。




福岡、韓国からはじまり、タイの北部とホーチミン、それから国境をまたいで一瞬ミャンマーと、また忙しい旅をしてしましましたが、思い残すことはないです。
さて、明日、日本に着いたら、また日常がはじまりますが、日本にもどったら、また旅人を迎える立場で仕事にはげもうと思います。

またしばらくすると旅病が再発するかも知れませんが・・・・。

ではでは、旅ブログはここまでで、来週からは帳場棟改装ブログを書きますね。