少女たちに魅せられて

主にプリキュアとラブライブの感想や考察を挙げていきます

映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち感想

2020-11-17 10:46:11 | プリキュア映画

(ドキプリ最終回視聴後に書きました)

 

まずはあらすじから

舞台は妖精たちが通う妖精学校

生徒たちはプリキュアについて

熱心に学んでいます

その生徒の1人グレル

彼は影にそそのかれプリキュアを

倒そうと試みてしまいます

プリキュア教科書を持つ敵に苦戦するプリキュア

みな変身アイテムを奪われ敗れてしまう

暴走してしまった影をグレルと友達のエンエン

そしてまだ教科書に載っていなかったため

難を逃れたドキドキプリキュアは

食い止めることができるのか!?

といった感じです

 

 

今回はお気に入りのドキプリが中心の話なので

とても楽しめました

未来の友だちでの「ちゃんと言おう」という

坂上さんのテーマは

泣き虫のエンエンが引き継いでくれました

そして暴れん坊のグレルです

彼らは対象的なようですが実はそうではない

自分の気持ちを言わずに隠すか

強がってごまかすかという違い

つまり本心をしまい込む点においては

両者とも変わらないのです

その類似性は相田さんの

 

「泣いたり怒ったりしても

楽しくないでしょ?」

 

という二人に向けた言葉からも

わかるように思えます

そのため今回被害をもたらしたのは

グレルの影でありながら

実はエンエンも無縁ではなさそうです

だからこそ彼らは自分たちの過ちの

責任を取るために勇気を持って

立ち向かったのでしょう

 

 

キュアハートは最後に影を倒すとき

 

「ジコチューは、だめーー!!!」

 

と叫びましたがこの自己中否定は 

ドキプリ本編の最終回でハートが

プロトジコチューに向けた言葉

 

「わかるよ、私の中にも

ジコチューな心はあるもの」

 

とやや噛み合わない点があります

しかしこれはドキプリが誕生した

ばかりの時の話であり

そういう意味ではプリキュア自体も

1年かけて成長していくのだと言えそうです

最後グレルが自分の影と向き合い

それを否定するのではなく

認めた上で共存するという選択をしたのも

そんなドキプリの今後を

表しているように思えます

 

 

ちなみにエンディングはみんな(私が)大好き

この空の向こうでした

オールスターズで踊ってくれたのが嬉しいですね

 

映画プリキュアオールスターズNewStageみらいのともだち感想はこちら

ドキプリ最終回の考察はこちら

この空の向こうの考察はこちら