南極老人からの星空への招待

かほく市天文施設での出来事や星の会の活動ならびに星にまつわる話

能登半島地震

2007-03-26 | Weblog
昨日ブログを投稿した直後に我家は震度5弱の揺れにみまわれました
いつもの地震より大きな揺れが長く続き、ミシミシときしむ音で、
家が潰れるかと冷や冷やでした
その間全く何も出来ず炬燵に座っていた娘と「長いな」と話す程度で避難もせず
ひたすら揺れが収まるのを待つのみでした
揺れが終わってからストーブの火を消した程度で、もっと大きく揺れてもきっと全く何も出来ないと実感しました

今回の地震は海底の逆断層のずれとのことですが
根本的にはマントル対流によりその上を覆う地殻が
分断されプレートと称し、これが移動し、ぶつかり合うために起きます
普通は太平洋側の日本海溝でぶつかり合うため
プレートの接点から離れた日本海側の能登半島周辺では
大きな地震があまり発生しないと思われていました
しかし震源は11kmと浅く直下型の地震でした

震源から100kmほど離れた我が市でも液状化が発生しました
液状化は地下水が浅く緩い砂の堆積した所で発生します
かほく市のふれあい館天文施設は砂丘の頂上付近にあり
砂が堆積していますが地下水は地表から30mも深い所にあり
液状化の心配は要りません
我家も同じ砂丘の頂上付近で液状化の心配は要りませんでした

望遠鏡が激しく揺れていますので光軸が狂っているか心配です