人の人生はわからないものだ。
ただ、今思えるのは歩いてきた道があるから、今の私があると言うこと。
幸せも不幸も経験して、物質的には得たものより無くなったものが多いけど、
総じて今ここにいる自分は、心の安定を得たということ。
やっと闇から抜け出したような自分がいる。
こんな気持ちになる日が来るとは、少し前までは思いもしなかった。
人生はまだまだわからないものなのだろう。
こんな気持ちになったので、書いておこうと思った。
子供たちも大きくなって、肩の荷がおりたからか、
この土地に馴染んで仕事にも意欲が出てきたからか。
落ち着いてきた精神状態の自分がいることが嬉しい。
長かったなぁ…
動悸や冷や汗やふらつきや目眩、情緒不安定で泣いてばかりいた頃もあった。
更年期だったのかなぁ。
今思えば15年近く苦しかった。
そんな状態でも健康に近い体を保てた。
寝込むことがあまりなかった。
頑張っていたんだ私。
今、その頑張っていた頃のツケ?
なのか、胃があまり強くなくなったものの、
心は安定してきた。
たぶん、私の心は強くなったかもしれない。
あ、昨日、仕事のことで心機一転したことを書いたが、
数年前ならへし折れていたかもしれないことが
前向きに考えられるようになったのだ。
ありがたい。
「時」という自然治癒が効いたのだと思う。
だから人生はわからないものだなとつくづく思う。