不吉な予感

七色地方の　とある場所に集まったたくさんのワンコ達。　

その数、１０１匹超　（　隊長観測による　）






トラックの荷台に乗せられてきたマツコデラックス級のワンコも居た・・・・・カワイイ　




ここは、地域の狂犬病予防接種会場。

七色は、初めて参加した。




　「　ななタン　なんだか　とても　いやなよかんがしましゅ　」


七色は、これから自分の身に起こるであろう不吉ことを予感していた。






　「　なにをされるか　しってましゅか？？　ななタン　こわいでしゅ。　」




後ろに並んでるワンちゃんに聞いてみるも、軽くスルーされた。




七色の前に並んでいたビーグルちゃんが、台に乗せられブスッと刺された。　







遂に七色の番が　キタ～～　






　「　ど・・・どうか　どうか　ななタンを　たすけてくだしゃい　」



会場の中心で、助けを叫んだ。　　




その助けもむなしく、七色尻に・・・・・針は刺さった。



　「　・・・・・・・・・・　」


　声なき悲鳴のあと、


七色は飛んだ・・・・・・　





恐怖の注射が終わり、歩いていると・・・・・

ゆきちゃんにバッタリ会った。



　「　ゆきタン！　ひさしぶりでしゅ。　」




飛んで駆け寄る七色に、ゆきちゃんは目を合わせることもなく他人のフリ。




　「　ゆきタン、　ひまなら　かるく　おみずでも　のみにいきましぇんか？？　」




七色とお茶するよりも、一瞬で終わる注射の方がいいユキちゃんであった。・・・チーン　





こんなに大勢のワンコが大集合するとは、マジでビックラこいた。
たくさんのワンコ達の中に、たくさんのレトリーバーがいた。見てるだけで元気をもらった。
不吉な予感的中の七色に、ブスッと１発　　

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