午前中の何時間かしか咲かないスベリヒユや、ヒメマツバボタンの花は、こう暑い日が続くと見る機会がありません。
昨年までは真夏でも頑張って自転車で30分の道も毎日通勤していたので、その途中で見ることが出来たのですが、今年はあまりに暑くて車で通勤になってしまいました。
先日、また、自転車で通勤しようと整備に出し、その待つ間に、見つけました。
というか、8月末にその場所で、隣り合って、スベリヒユとヒメマツバボタンがあるのを見つけていたので、覗きに行ったのです。
その時はスベリヒユは咲いていなくて、ヒメマツバボタンだけ咲いていました。(丁度正午ごろでした)一番左の写真の、上の方が姫松葉牡丹。下の方の丸い葉がスベリヒユです。
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すぐ近くの園芸品種のマツバボタンと一緒に。このプランターの左下あたりにヒメマツバボタンとスベリヒユが生えているんです。
上の写真の左と一番右は倍率は一緒です。真ん中はマクロレンズ(と言っても虫眼鏡ですが)で写したものです。どのぐらい小さいかわかっていただけますでしょうか?
そして、それから一週間後、10時ごろに覗いたら、スベリヒユもかわいい花を咲かせていました。お昼にはもう閉じてしまいました。ヒメマツバボタンの花よりもさらに一回り小さいのですが、ぼっかりそこだけ小さな灯りが灯ったようです。
真ん中の小さな実の付いているのは小錦草でしょうか?小さなスベリヒユの花も小さな小さな小錦草のバックではお月さまのように見えます。
昔から、薬や食用に利用されていたスベリヒユも今はあまり見かけなくなりましたね。昔を思い出して、花が咲くのを見てみたいと思っていたので、小さな黄色い花は、ぽっと、おばあちゃんの思い出にも灯をつけてくれました。たくさんその辺に生えていたスベリヒユを抜いて、日当たりのいい玄関先のコンクリートの上で干していた匂いも一緒に感じましたよ。
いろんな角度から、夢中になって写しました。道路の端のアスファルトの隙間にたくましく広がった2つの花です。小さい花から元気いっぱい、パワーが伝わってきます。
時間を限って咲く花を見つけると、ちょっと嬉しくなりますね。
時間が合わないと咲いてるところが見えないのが残念ですが
そっか~10時頃に見てみると咲いているんですね!
いいことを教えて頂きました^^
スベリヒユが漢方薬になるとは私も知らなかったです。
しかも食べられる?
う~ん、どんな味なんだろう、ちょっと興味がわきますね♪
葉先だけちょんとつまんでサラダに添えるのが一番簡単かな?大量なら、お浸しでもいいし。信州の田舎は土地がやせているから、あまり作物は出来ないので、山菜や野草がご馳走でしたよ。おばあちゃんは小豆の鞘のからも干して、焚きつけにしてました。その枝は箒にしていましたよ。
味はモロヘイヤとクレソンの間のような味です。試してみてくださいね。
学名を調べてみたら、ヒメマツバボタンはPortulaca pilosa で、マツバボタンは、P. pilosa subsp. grandiflora とありますから、マツバボタンの方が、ヒメマツバボタンの亜種ということになりますね。
勉強させていただきました。