曲がり角で みつけたもの

思秋期になり曲がり角に差し掛かってきました。その中で感じた事、見つけたものを記事にしていきます。

ハゼラン

2012年08月12日 | 野の花

3時ごろに咲くので、3時草の名前もある、ハゼラン。

実がポンと爆発するようにはぜることからこの名がついたと言うけれど、まだ、実がはぜるところは見た事がない。

きっちり3時ごろに花を咲かせるこの花は、小さいけれど、蘭の名前が付くに、相応しいなかなか可愛らしく綺麗な花です。

 

今年初めてこの花が咲いているのに気がついたのは7月7日の夕方の雨上がりでした。

それから、咲いているのを見ると写してみるんですが、何しろ小さな花で…。

 

          

風に揺れてなかなかピントが合わないのが大変なんですけど、でも毎回カメラを向けてしまうんですよ。

 


絡みつく…

2012年08月12日 | 足元で見つけたもの

しがみつく、というのか、へばりつくと言うか、吸盤タイプに対して、つるで絡みつくタイプの蔦。

まずは、ヤブガラシ。

絡みついて藪もからしてしまうと言う意味でついた名前だそうですが、その名にふさわしい、蔓をば。

        

もうまるで、針金のようになっているものもあり、毎年、根元からばっさり刈られるのだけれど、それをかいくぐって、

うまくつなげないんですが、上の3枚上中下と並んでいます。

建物とフェンスの隙間が人が入れないぐらいの隙間なので、ここだけ毎年残ってしまうんでしょうね。太い樹のような幹になっています。たぶんのこぎりでないと切れないのではと言うぐらいの堅そうな幹になっていて、途中に上下切られた茎の残骸も残っています。

同じ蔓でも、かなり芸術的なのが、テッセン?クレマチス?の蔓。

  

一節ごとにこの蔓が出ていますよ。

テイカカズラは、藤原定家の生き魂が恋人の墓に絡みついていたと言う事から付いた名前だそうですが、自立(文字通り自分で立てない)出来ないこの蔦類の、繁殖の仕方は、怨念や執念を感じさせるものがありますね。