ライブドアが上場廃止になって一週間です。
堀江氏を信じて投資した株主はやりきれないでしょう。
当然株主の皆さんは動いています。
会社を相手取った集団訴訟では、原告数が既に1000名を超えるため、損害賠償額は40億円を超えています。
それにしても恐ろしい金額です。今のライブドアに支払能力はあるのでしょうか。
これと似て非なるものが株主代表訴訟です。
これは経営陣の責任を慣れ合いで曖昧にしがちだった日本の慣行を改めるもので、株主が会社に代わって経営陣を訴えるものです。これは↑で書いた集団訴訟とは違って経営陣が私財を使って(要は自腹で)、会社に賠償することになります。もちろんこの場合は個々の投資家は賠償の対象にはなりません。
ライブドアの場合、既に平松社長が会見で次のように述べています。
「もし違法行為が明らかになれば、厳粛な態度で臨みたい」
ということは株主代表訴訟ということにはならないですね。