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2020年9月21日~10月20日作品結果(獅子吼2021年1月号)

2021年01月08日 | 俳句
<採用4句>
◆秋麗訃報は時を選ばざる
  ・季語 秋麗(あきうらら・三秋)
  ・添削無し

◆右上の少しひしやげて寝待月
  ・季語 寝待月(仲秋)
【添削句】
右肩の少しひしやげて寝待月
  ・右上が右肩に。右上だと説明的だったか。
  ・右肩とすることで月が擬人化され、句が生きていると思われる。

◆八重の赤一重のピンク秋桜
  ・季語 秋桜(仲秋)
  ・添削無し

◆彼の国の選挙おほづめ落し水
  ・季語 落し水(仲秋)
【添削句】
彼の国の選挙大詰め落し水
  ・「おほづめ」はやはり漢字で「大詰め」と書いた方がが落ち着きます。
  ※昨日の議会乱入事件があり、漸くトランプが敗北を認めましたね。


<没3句>俳句として何かが欠けているのでしょう。考えてみます。
◆星屑の町が十八番よ赤のまま
  ・季語 赤のまま(初秋)  ・十八番 おはこ
  ・「星屑の町」と「赤のまま」では、訳の分からない「取合せ」だったかな。

◆一つ宛(づつ)空けて座るもそぞろ寒
  ・季語 そぞろ寒(仲秋・晩秋)
  ・「席一つ空けて座るもそぞろ寒」としたらどうだったかな? 

◆秋深し食卓に火を放つ夢
  ・季語 秋深し(晩秋)
  ・訳の分からない夢を句にしても、ダメなものはダメ!?

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
添削に (きりぎりす)
2021-01-09 07:49:46
なるほどと…
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数多い会員の句が (健人)
2021-01-09 09:44:51
先生の所へ毎月送られてきます。
夏井いつきさんがテレビで見せるように、
瞬時にして句の良否が分かり添削箇所が閃くのでしょう。

話は違いますが、「このブログの人気記事」という欄をみていると毎回変化があります。ネット上で誰かが読んでくれているのでしょう。自分でその古い記事を読んでみると懐かしい気分になります。
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