散歩と俳句とスワローズ

2016年に大野鵠士宗匠と出会い
芭蕉・支考由来の「美濃派獅子門」に入会
日々俳句生活を楽しんでいます

煮魚に一文字なくてならぬもの

2016年12月14日 | 俳句
またまた俳句です。(ほかにネタが思いつきません)  今週末に句会があるので、このひと月の句を20句ほどに絞って検討中です。11月半ばの句はもう季節感が少し違うので17日の句会ではやや不利なよう。なるべく最近の句を、自然・心情・動きと3つの観点で選ぶのが良いとか。さぁどれにしようか・・・。 . . . 本文を読む

業深きままに見つめる草の花

2016年12月04日 | 俳句
12月2日に「獅子吼12月号」が届き、 <業深きままに見つめる草の花 健人> の句が「踏青抄」に入っていた。この欄に入ったのは2回目で、現状では一番の喜びである。  しかし、何か自分の句ではないような気がして、投句の原稿を見ると添削が入っていた。 元の句は <業が湧くままに見つめる草の花> であった。作句意図は、ある事で腹が立って仕方がなく朝、家を出てきた。バス停で秋の草花を見つめていると少し心が和んできた、ぐらいのところだ。添削句はそういう自分を飛び越えて自分をみつめ、もっと深い何かを感じられる句になっているような思いがする。 . . . 本文を読む