行く春をひたすら歩く一万歩

コロナ籠りの徒然に近くを散歩する機会が増えました。10分も歩くと愛知高原国定公園の公園区域に入るので、格別とまでは行かないまでも、そこそこの景色と森林浴が楽しめます。鶯をはじめ鳥の囀りも心地よく響きます。 . . . 本文を読む

源氏物語の世界の入口へ

これまで「源氏物語」を読もうと思ったことは一度もなかった。少し前に瀬戸内寂聴さんの随筆で角田光代さんの「源氏物語」全訳完成を知り、少し関心が湧いてきたところに、長い休暇が手に入り、さらに外出もままならぬ状態となって、先ずは簡単に読めそうな「源氏」を探してみた。書店でたまたま見つけた池田弥三郎著「光源氏の一生」（講談社現代新書）は、まさにこの目的にぴったりだった。 . . . 本文を読む

春雪や口に溶けゆく白ショコラ 鵠士 （獅子吼4月号）

俳句の勉強は奥深い。作句しているだけで技量が上がるかと言えばそうではない。 名句、佳句をたくさん読んで鑑賞することも大事な訓練だ。 今回は「獅子吼4月号」に掲載の大野鵠士宗匠の15句の鑑賞文を試みてみた。 拙い鑑賞文ながら楽しんでもらえることを願って・・・。 . . . 本文を読む

痕跡はとどこほり無く春日差

令和2年4月8日、この日が会社で過ごす最後の1日になった。これからは、マウスを握る手が痛くなるまでパソコンの前に座ることはないし、新しいパンフレットに気持ちが浮き立つこともない。二度とあの席に座ることもない。 . . . 本文を読む

桜かと見紛ふほどの幣辛夷（しでこぶし）

「コロナ休暇」を一か月取っていたところ、とうとう仕事が消えました。 コロナは旅行会社を直撃し、これまでにない厳しい苦境に立たされているようです。 . . . 本文を読む