ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

基地いらない!1月19日、キャンプ座間定例デモに、久しぶりに参加しました。

2019年01月19日 20時44分39秒 | キャンプ座間
キャンプ座間定例デモに、久しぶりに参加しました。

1月19日、「バスストップから基地ストップの会」主催、
毎月第3土曜日、米陸軍司令部キャンプ座間へデモ!

小田急線・座間駅西口出発14時30分〜
キャンプ座間正門前には、15時30分、申し入れ書を読んで、渡します。

私は左足が痛いので無理せずに、デモには参加せず、
正門前に3時半ごろ、車で行って、デモが来るのを待っていました。
トンネルを抜けて、少ない人数ですが、にぎやかに来ました!感動しました。
















Kさんが申入書を読み上げると、陸上自衛隊の人も、真剣に聞いていました。



申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官 ピエット・ルオン少将様
陸上総司令部日米共同部長             野村 悟様
座間駐屯地司令                  尼子将之 様


 2013年に東京の朝霞駐屯地からキャンプ座間に移転してきた中央即応集団司令部は、わずか5年で解団されました。陸上総隊司令部が新たに編成されて、2019年3月で1年になろうとしています。キャンプ座間には、あらたに「日米共同部」が置かれました。

陸上総隊司令部の編成に消極的であったと言われる、元東部方面総監・磯部晃一陸将は、「従前は5個の方面隊が各別に米陸軍あるいは米海兵隊と日米共同訓練などに関する調整を実施していたが、今後は陸上総隊司令部の日米共同部が一元的に調整して連携を図る体制となった」と書いていますが、その通りでしょうか。

 自衛隊の訓練が、その内容と実施地域において、拡大の一途をたどっていることに、私たちは深い危惧をもたざるを得ません。2018年6月には、ハワイで行われた環太平洋合同軍事演習(RIMPAC)に、陸上自衛隊の第5地対艦ミサイル連隊がはじめて参加し、米陸軍第17砲兵旅団とともに、「日米共同対艦戦闘訓練」を行いました。安保法施行以前は、こんなどぎつい名称の訓練はありませんでした。

陸上自衛隊が、標的艦となった戦車揚陸艦ラシーンに、700キログラムもの重量のある地対艦ミサイルを、さらに、米陸軍の対戦車ヘリコプター(AH64E)が48発ものロケット弾を撃ち込むという、極めて実戦的な訓練であり、南西諸島における中国海軍との対抗を想定した訓練であることは、明らかです。

 2018年9月6日から10月23日、フィリピンで行われた米比共同訓練(カマンタグ18)に、陸自の陸上総隊司令部、中央即応連隊(宇都宮)、水陸機動団(相浦)が参加し、沖縄に駐留する第3海兵機動展開旅団とともに、ドック型揚陸艦アシュランドに乗り込んで、海上で水陸両用装甲車(AAV7)を発進させて上陸訓練を行いました。南シナ海に面した海岸で米軍と揚陸訓練をやったのは何のためでしょうか。

自衛隊が外国の海岸に上陸したのは、戦後はじめてのことです。とうとうここまで来てしまいました。

 この訓練の過程で、スービック海軍基地の近くで、水陸機動団所属の前原傑さん(まえはら・すぐる38歳、2等陸曹)が交通事故で亡くなりました。横浜の中央輸送隊所属の隊員も骨折を負いました。

 陸上自衛隊はイラクに派遣された隊員の中から、21名の自殺者、15名の病死者、9名の事故死者を出しました。アメリカ軍はもっと深刻で、今も毎日20名前後の帰還兵が自ら命を絶ち、年間の死者は6000名を超えます。死なずともPTSDにかかり、「帰国後、子供に優しく接することができなくなってしまった」と悩む女性兵士もいます。戦争は何と悲惨なものでしょうか。

 私たちは、自衛官のみなさんが人を殺すようなことも、また、殺されることも、あってはならないと思います。一歩また一歩と過激になっていく訓練の向うに、自衛隊の幹部たちはどのような実戦を想定しているのでしょうか。

 今年の3月には、奄美大島と宮古島に陸上自衛隊の警備部隊が配備されようとしています。何年か先には射程距離が200キロメートル近い、地対艦ミサイル部隊の配備を安倍政権は狙っています。重武装の自衛隊を配備することは、逆に中国軍の対抗的な進出を引き出し、緊張を激化させることにはならないでしょうか。

 9月6日に発生した北海道胆振(いぶり) 東部地震に、第4施設群のみなさんが出動したことを、私たちは知っています。日本の災害対策は、まだまだ不十分であり、被災者への救援体制もそうです。

31中期防では105機のF-35ステルス戦闘機の購入が予定されていますが、私たちの税金をそんなところに使って欲しくありません。

自衛官の皆さん、日本と近隣諸国の平和のために何が必要なのか、どうかともに考えて下さい。そして自衛隊の中から声をあげて下さい。


2019年1月19日     バスストップから基地ストップの会とデモ参加者一同






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