名古屋千年ゼミ

持続可能な社会について、みんなで考えます!

ゆっくり,まったり対話する場…♪

第12回名古屋千年ゼミ 議事録

2012年08月26日 | 名古屋千年ゼミ
さてさて第12回名古屋千年ゼミの議事録です。

祝!名古屋千年ゼミ一周年!

テンション(∩゜∀゜)∩age(∩゜∀゜)∩ageで参ります。慣れない顔文字とか絵文字を使ってみました
今回は試験的に木曜日に開催してみました。
それというのも金曜日に、高岳の関電支社前でデモが毎週行われているので、それに参加してみようという主催者の都合があったのでした('∀`)

勝手ですいませんでした!!!!(笑)

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※注意※ここに書く内容は責任を伴わないものであり、また特定個人・団体の代弁ではありません。


毎度、口コミやFacebookの紹介で訪れてくださった方がいらっしゃって嬉しいです。新しいご縁を作っていくというのは本当に素晴らしいことですね。

自己紹介をはじめました。

①自分の名前
②今どういう活動をしているか
③今、興味があること、やってみたいこと
④今日1日で、良かったこと1つ

いつもこの4項目について話してもらっています。

名古屋千年ゼミは、日頃モヤモヤと思っていることを話す場なのですが、はじめはポジティブな気分で参加してほしいという思いから、自己紹介をこのような形式にしています。

名古屋千年ゼミは、「持続可能な社会の実現」に関することを中心に、日ごろ話せないような話題で対話する場です。しゃべり場です。

以下、話題の変遷とともに、箇条書きで示していきます。

あ、そうそう、今回はトーキングスティックの導入をしました!ようやっと。
トーキングスティックとは、対話の場においてそれを持っている人のみ話せる、という取り決めです。特別な棒を使うというわけではありません(笑)
これを使うと、以下のメリットがあります◎

①誰かが話している時に横やりできなくなる!
②しっかり考えを整理してから話せる!
③話している人が偏ってないかがわかる!

実はこのアイデアは革命活動家のソーヤー・海くんから教えてもらったものです。しばらく前に教えてもらってから、なかなか導入できずにいたのですが、今回やっと導入できてよかったです。これ、すごく効果的でした☆

[自己成長と経済的問題のせめぎあい]
・いい暮らしを求めて、パーマカルチャーについて学んで、自分の生活を変えようと思うけれど、結局経済的問題で立ち止まってしまう
・自己啓発セミナーのようなものに参加すると、経済的に成功することこそが最上だとされる
・そういうのには違和感を感じる、けれども経済的問題を否定することができない

[お金でしばられる]
・現代社会は一部の資本家のための社会
・お金でしばられている生活を強いられている
・政治を変えようと思っても、政治家になるには、お金がいる
・選挙にも、選挙活動にもお金がいる
・お金がない人は政治に参加できない
・しかし投票率の低さは政治への無関心さを物語っている
・政治家を変えていかなければらないのに、どうしたらいいのか

[お金を取り巻く私たちの暮らし]
・政治家を変えるより、まず自分たちでやってしまえ!という人々が増えてくる
・福岡市の取り組み
・福岡市では、古新聞の回収に協力すると、公共交通機関を利用できるチケットをもらえる
・つまりそこではお金のやりとりはなく、物々交換のようなシステム
・学校を作ってしまえ!という動きもある
・人が宝になっていく
・人脈を活かして、生活のなかにお金のやり取りがなくても助け合っていけるシステムをつくる
・持病があるので、定期的な通院は欠かせない 医療費がかかるのはどうしても避けられない問題

[医療は不思議だ]
・持病は体が示しているサインだから、それを聞いてあげたら?
・心の持ち方を変えると病気が治ったりする
・西洋医学は対症療法、本当に西洋医学だけが答えなのか?
・自分の潜在意識によって病気やケガになったりする 自分の心の中に耳を澄ますと、症状が好転することがある
・病気になることで、注目を浴びることになるので、そういう注目されたいという願望が、実は体に影響を与えていることがある
・医術というのはいったいなんなのか?
・日本では医療という言葉は狭い意味でしか使われていない
・友達と話す、というのでも立派な医療である 「傾聴」という名の心の治療
・こういうお金にならない医療が存在する
・医療というのは実はもっと身近なものなのだという認識を持つことが必要?
・資本主義の中でお医者さんというのは不思議な存在である気がする
・みんなが健康になったら廃業してしまう
・だから余分に薬出したりする?
・かといって「タダ」で切開手術とか切除手術するのはおかしい気がする…
・資本主義と医療というのは切り離すべき?

[専門化が進みすぎた]
・医療の問題は、結局、専門化が進んだから、身近でなくなったことが発端だと思う
・エネルギーにしろ衣食住にしろ、お金を払わないと手に入れられない
・自分で出来ることを減らされ(というか自分から手放し)、大企業によって自分の生活が支配されている状態になっている
・みんなが少しずつ、自分で出来ることを増やしていくことで、少しずつその支配から脱していくことができるのではないか
・日本経済がどうの、というのはメディアで話題になるが、実際の生活にはあまり関係ないよね
・自分でまかなっていく 行政、企業に依存していたことを増やしていけば、大きな力に頼らない暮らしができる
・人々がそうやって自立していくと困る人々がいることは確か
・関電と契約を切った和歌山のご夫婦
・年収はすごく低いが、行政の管理もされない
・社会、経済、としからは隔離された存在だが、地域へはしっかり根付いている
・お子さんはまだいらっしゃらないが、ふたりとも教師であり、教育に関しても困ることはないだろう
・コンビニは、一日あたり三回の補充がある、ということは都市のシステムは一つ何かが止まると崩壊してしまうことを示しているのではないか?
・個人のレベルでは出来ても、地域のシステムごと変えないと、そして地球的な規模で変わらないと無理ではないか?
・そうでないと資源の奪い合いも止まらない
・人類全体の視点も忘れてはいけない
・発展途上国に支援に行くのも、資金、物質的支援だけではダメで、現地でのシステム作りまで視野に入れるべきでは

[まずは「自分から」じゃないか]
・人生は短いから、まずは自分をどうにかすることを考えたほうがいいのでは
・自分の願望、そして現実を客観視してみる
・今までの歴史を顧みても、全ての人間が平等になったことはない
・しかし、人類みな兄弟だという認識は持つべき
・先のことは、待てないかも
・ただ、自分の持つ理想が100%良いものだとは限らない
・人間は宇宙のことすらまだわかっていないのだから、人間にとっての理想郷なんてのも、考え出せるわけがない
・不幸だと感じる時は、だいたい自分のマインドが壊れている

[小さいところから変えていくしかない]
・イギリスにはチャリティーシップという慣習があり、古着などがタダ同然で売られている
・日本にはバザーの習慣はあっても、寄付するという感覚はあまりない
・お金がなくても、人を助けることができる
・幸せのブーメランという言葉がある
・必要以上にお金を持たないことで、日常の中の幸運なことに気づくことができる
・鎌仲ひとみ監督が言う「ミツバチ革命」
・個人個人でo(・∀・)oブンブンしていくことでミツバチが寄り集まって大きな集団になるように、大きな力を持って社会を動かすことができるようになる
・社会に石を投じていくことで波紋のように人々の心を動かすことができる 例えば、政治について意見を言うとか
・歴史が変わってきたので、個人で政治に対して意見を言うことができるようになってきた

[「目に見えない資本主義」]
・田坂 広志の書いた「目に見えない資本主義」を読んだ
・なんでもかんでもお金で計られてしまう世の中に対し疑問を呈している
・お金が集まってナンボという考え方からなかなか脱することができない
・お金により二極化する世の中
・お金からお金を生み出す、ということも変なことだが、実際に行われていること
・そういう市場から今後、降りていく人々が増えていくのでは?
・降りていく人々が楽しそうにしていればついてくる人も増えてくるだろう

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第12回はこんな感じでした。
ここにはあまり書けませんでしたが、各参加者の生き方についても様々に語られており、とても面白かったです。

そして毎回、千年ゼミが終わったあとに各参加者同士がアツく語っているのでした。初対面でも対話していくうちに打ち解けるのです。人と人とのつながりができていく瞬間に立ち会うことができ嬉しいですo(^▽^)o

いつも、テーマを一つだけに固定したほうが良いだろうか?と思うのですが、自由に対話していくと自然に各参加者が話したいことを話せていく流れができていることが多いので、このままで行きたいと思います。。

参加者の中でおひとり、ブログ「えるるの笑顔でハッピー☆」を書いている方がいらっしゃいました。自身の仕事探しに苦心されている経験のことを中心に綴っていらっしゃいます。よろしければ読んでみてください。

ではでは、この辺で。来月は9月21日(金)を予定しております。また確定いたしましたら記事を書きますのでよろしくお願いいたします。

何かご意見・質問などございましたらお気軽に林:yuma866@hotmail.comまでご連絡ください。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
第12回 (kuko)
2012-09-12 23:27:17
1周年でしたね。
自分のために生きるということと、もっと広く他人とか、社会とか、人類とか、地球とか、宇宙のために生きるということは、どうしても相容れないことなのか?どうなのでしょう?私以外の人はどう考えているのかな、と思いました。
話が壮大になりすぎますが、千年ゼミだしいいかなと思います。

たくさんの方のおかげで、これまで順調に毎月名古屋千年ゼミを開くことができました。皆さん、いつもどうもありがとうございます。これからも、よろしくお願いいたします。
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Unknown (とも)
2012-09-22 18:30:27
1年続いたことがすごい!
やればできるんだな~と勇気をもらいました(^^)
いつも楽しい対話の場をありがとう!
また行きます♪
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Unknown (とも)
2012-09-22 18:34:10
あ、それと・・・自分のために生きていくことと、他人のために生きていくこと。相容れないとは思わないかな。すべて繋がっているから、他人が不幸になる原因が自分の生き方にあれば必ず自分にも不幸が帰ってくる。そう思えば、自分の幸せのための生き方、ふかーくながーい目で考えれば、自然と他人を、地球を、大切にする生き方になる。だから相容れないものに見えてるだけで、ホントは同じものだと思います。
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Unknown (はやし)
2012-09-24 14:12:48
みなさんコメントありがとうございます。
これからも議事録頑張って書きます。

自分のため、という言葉の捉え方だと思うんです・・・。自分が幸せな状態というのが、周りの環境も幸せである状態だと考える・・・それは難しいしなんだか傲慢な気もする?

むーなんだか書いててよくわからんくなってきました。
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