名古屋千年ゼミ

持続可能な社会について、みんなで考えます!

ゆっくり,まったり対話する場…♪

第17回名古屋千年ゼミ 開催予定!

2012年12月27日 | 名古屋千年ゼミ
来年の名古屋千年ゼミのお知らせです♪

次回の名古屋千年ゼミでは,各自のやっていることについてのシェアリングの時間をとることにしました。
毎回が実験なので,どうなるかわかりませんが,よろしくお願いします(`・ω・´)


*************
〔第17回名古屋千年ゼミ〕
日時:1月25日(金) 18時半~21時頃
場所:相生山徳林寺裏 ギャラリー・ハスタクティ1F
内容:日頃なかなか話せないことを話す、ゆるやかな対話の場


タイムテーブル:
 18時~18時半  各自、相生山徳林寺に集合、参加者そろい次第簡単に自己紹介
 18時半~19時半 各自のやっていることについてみんなとシェアする
 19時半~20時半 テーマを決めて、それについて対話する
 21時~      一次締め、流れ解散

参加者は1品、食べ物を持ち寄りしてください。手料理でも、お菓子買ってきても何でもいいです!お寺なので、規律がありますから注意してください↓
○いわゆるベジタリアン料理
○野菜
○果物
○牛乳やバターなど動物性脂肪
○せんべいなど、お菓子
△卵類
×肉類


あと、足が「かなり」寒いのでスリッパとかブランケットを持ってきたほうがいいです!!


徳林寺へのアクセス:
・名古屋市地下鉄桜通線(時刻表はこちら) 相生山駅2番出口から徒歩10分少々 ※ちょっと山道があるので注意です(場所が少し地下鉄の駅から離れているので、ご連絡いただければ案内いたします)。地図参照。
・国道302号線 西友鳴海店 ココス鳴海店のある交差点を西へ 相生山交差点の次の交差点を右折 ※地図参照。
・名二環鳴海ICを出て、東海通りを野並方面へ 相生山交差点の次の交差点を右折 ※地図参照。


*************

◆名古屋千年ゼミとは

「今の社会に対して、ひずみ、歪みを感じる」
「震災でいろいろな価値観が変わったけれど、今までのままの生活でいいんだろうか?」
「社会のために何かしたいけれど、自分には一体何ができるんだろう?」
「どう将来を見据え、どう生きていけばいいのだろう?」
「最近よく聞く、持続可能な社会ってなんだろう?」

基本的には「持続可能な社会」について話すことを主眼にしています。
日頃胸の中にモヤモヤしていること、みんなで集まって、ゆっくり、まったり、お話しましょう。


友達にこんな真面目なこと言っても笑い飛ばされるかも。
休憩時間は短いから真面目なこと話している時間もない。みんなそれぞれに忙しいし。
「考えすぎじゃない?」と、軽くいなされて終わってしまうかも。。。

・・・そういう日常の中ではできない話を、名古屋千年ゼミで、ぜひ話してみてください。

思いを言葉にしてみることで、新たな発見があります。対話することで、お互いのつながりもできます。

この、名古屋千年ゼミは、
名古屋大学環境学研究科の高野雅夫先生、通称"だいず先生"が開かれている「足助千年ゼミ
の名古屋版とも言うべきものです。

足助千年ゼミでは、里山の近くの豊かな自然の中にある「すげの里」で、まったり1つのテーマについて深く、話すことができました。まったりしながらも、本気なトーク。参加者の皆さんの熱い真面目な思いにびっくりさせられました。

そこで偶然出会った仲間たちと、名古屋でもこういう場を作りたい!ということで始まったのがこのゼミです。
事前の申し込みも、参加費も特に要りませんので、日頃くすぶっていることを一緒に、腹を割って話しませんか。

対話の中では「否定しない・言葉尻を取らない・決め付けない」を基本的なルールとしたいと思います。


◆立ち上げ協力者

・くすぶり君、こと「林」…名古屋大学で院生してます☆

・影の名ファシリテーター「わこちゃん」…名古屋の某看護学校で学生してます☆

・一番落ち着いて物事を見ている「村松くん」…足助で「百姓貴族修行中」☆

・ アイデア豊富な「ともちゃん」…最近百姓修行はじめました☆

何かご質問等ございましたら、
林:yuma866●hotmail.comまでご連絡お願いします(●を@に変えてください)!

第15回名古屋千年ゼミ 議事録

2012年12月16日 | 名古屋千年ゼミ
さてさてまたうかうかしてるうちに次回の開催日が近くなってきてまいりました。

次回の開催日程は12月21日(金)18時半~21時@徳林寺裏手のハスタクティです!

次回の名古屋千年ゼミの詳細はこちらの記事を参照してください◎


******************
※ここに書く内容は責任を伴わないものであり、特定個人・団体の代弁ではありません。※




毎度、口コミやFacebookの紹介で訪れてくださった方がいらっしゃって嬉しいです。新しいご縁を作っていくというのは本当に素晴らしいことですね。

自己紹介をはじめました。

①自分の名前
②今どういう活動をしているか
③今、興味があること、やってみたいこと
④今日1日で、良かったこと1つ

いつもこの4項目について話してもらっています。

名古屋千年ゼミは、日頃モヤモヤと思っていることを話す場なのですが、はじめはポジティブな気分で参加してほしいという思いから、自己紹介をこのような形式にしています。

名古屋千年ゼミは、しゃべり場です。話題は一応、「持続可能な社会の実現」に関することですが、そうでない


以下、話題の変遷とともに、箇条書きで示していきます。できるだけまとめて書いていくつもりですが、長くなってしまうかもしれません(;^ω^)
どんな話題が出ているのか、といったことだけでもお伝えできればと思います。


[ローフード(Raw Food)]
・生のものを食べるという食生活
・食物中の酵素を壊さないよう、48度以下で調理する
・果物など、自然の中にあるものは「ホールローフード」という
・ナッツも食べたりするけどあまりがっつり煎らないようにすると、油を酸化させすぎることなく摂取できる
・食物中の生きた酵素は、「ファイトケミカル」といい、消化を助ける成分
・ローフードは消化がしやすいので、消化にかかるエネルギーが小さく、体に負担をかけない(あんまり眠くなったりしない)
・ゲルソン療法→にんじんジュース
・木喰行という、伝統的な仏教の修行がある
・この食生活がきっかけでスピリチュアルな方向に進む人もいる
・発酵食品は「リビングフード」という位置づけでローフード生活に取り入れる場合もある
・レンジでチン♪すると、食物中の酵素は失活してしまう
・ホメオパシー療法
・ローフード生活が目指すのは、消化をしやすい食物を食べることで、代謝をよくし、体から老廃物を排出しやすいようにすること
・病を抑えるという概念から、体の中をきれいにするという概念への転換

[茅刈り]
・茅葺きの効果
①里山の野原がきれいに保たれる
②屋根作りとして優秀な素材
③茅葺き作業を通して、現代社会に希薄な「結」の感覚を取り戻す
④古くなった茅は畑にすきこむと良い肥料になる→集落での共有財産

・茅葺きをすることは住まいを自然の循環の中に置くこと
・普通に暮らすには不便で、最近はトタンで覆ってしまってある場合も多い

[いなかぐらし]
・空家を探して三千里…
古民家リフォーム塾というイベントが岐阜県恵那市の串原というところで開催されており、そこでは空家を自分たちで直すための、セルフビルドの技術を学ぶことができる→参考PDF
・みんなであつまってひとつの空家を直す
・入居希望者は材料費を払うのみで、人件費は必要ない!!自分たちはリフォームが安く済み、他者には学びの場にもなるということで双方の利益になる
・かなり本格的なところから始める
・ジャッキアップして床をはがして家の傾きを直すところから!
・地元のNPOを主催する人の影響で、集落の人々はが外部から来る人々に開放的
NPO法人奥矢作森林塾が主催
・豊田の足助でやっている「千年持続学校」も同じようなしくみ
・恵那市自体も空家改修のための補助金は出しているが、市が認定の建築士に依頼しなければならず、かなり費用がかかってしまうことが問題だった

[太陽と緑の会]
※太陽と緑の会で、現在も理事を務める、田所さんという方が偶然にもいらっしゃったので(!)、特別にお話を伺いました。この方は徳林寺のご住職の旧い友人だそうです。。。わざわざ遠方から大変だったと思います(^_^;)

・40年余前、徳林寺にもいらっしゃった近藤文雄という方が、筋ジストロフィー研究所設立運動を展開するため、この太陽と緑の会を立ち上げた
・その方は亡くなってしまったが、遺志を引き継ぎ、現在まで綿々と活動の規模を大きくしてきた
・主にリユース・リサイクル事業や廃食油の再活用事業を展開し、ハンディキャップのある人々が自立して働く場を提供している
・リサイクル事業は、行政にとっても廃棄物処理費の削減につながるので支援されている
・ハンディのある人々の共同生活の場も作っている

…ここからが印象的でした。

・「人もモノも大切に」がモットー
・ハンディキャップのある人々を中心に社会のことを考えていくと、社会の中の問題が全く別のものに見えてくる
・現代の生産性重視の社会では、ハンディのある人は拒絶されてしまう
・そうした背景があって、社会から自ら遠ざかってきたり、または隔離されてきたりした人々があつまって一緒に生活することで、ハーモニーのようなものが形成される
・人間の醸し出す味わいのようなものを感じる
・どんな人も自分の役割を見つけて生き生きとしてくる

…長いあいだNPOに関わってきた人の語る言葉は重みがありました。。


[ハンディキャップということと、社会との関わり]
・体も精神も、どちらのハンディキャップも一緒くたにして考えている
・ハンディのある人同士の共同生活というと、トラブルが多くなるなど、より難しいことのように感じるかもしれないが、それはやりようによる
・今までに培ってきたノウハウがある
・ハンディキャップは、一人ひとり顔が違い、性格が違うのと同じこと
・その人の持つひとつのことが、総合的に見てハンディになるかならないかは、社会の中で決まる 私たちの心の中に「目的」「目標」があると、どうしても差別が生まれてしまう ハンディにならない場合だってあるのに…
・私たちは潜在的に社会的利益にそぐわない人を遠ざけてしまう「心の病気」を患っているのかも?
・富士山麓で大勢の共同生活を営んでいる木の花ファミリーでも、ハンディのある人も普通の人と同等に一人前として扱われる
・ハンディのある人は、たとえ精神的なハンディだとしても、社会に貢献したいという思いがある!

[脱原発デモ]
・デモってなんだろう、何のために参加しているのかわからなくなった
・自己顕示欲?自己満足?
・デモはひとまとまりに見えても内部でグループが出来て派閥争いみたいなことしてるんじゃないか 調和がポイントなのに…
・デモ活動自体には熱心だが、一歩踏み込んで、嘆願書の提出とか、パブコメとか、そういった実質的な話になるとサッパリ、という人もいる
・デモは自己満足というのはある意味正解
・デモでは何も変わらない
・「~が悪い」「~はしっかりしろ」と叫ぶのは正直疲れる 否定はあんまりしたくない気持ちもある
・全教徒時代 安保闘争の時代 政府の力が強く、何もできなかった
・それからデモは沈静化したが、ここ最近、3.11後にたくさん行われるようになった 30~40年ぶりの動きだと思う
・デモが沈静化して、人々がおとなしかった時代に、原発がたくさん建てられてきてしまった現実があるので、その反省から今のデモに積極的に参加したい思いもある
・デモは、どうしても否定的な声の届け方になる 肯定的に声を届けるのは「選挙」しかない この民主主義のもとでは…
・投票行きましょう!(´∀`*)
・デモは、その場に参加している人々は、もちろん全員が同じ気持ちじゃないけど…TPPの問題とか難しいし、よく分からずに参加している人はどういう気持ちなんだろう?
・デモに参加するのはものすごい体力が要る いろいろなところに顔出していたらパンクしてしまう(笑)
・デモに参加するのも良いが、その前に、原発に依存しない暮らしをどう実現していくか、と考え、実践する努力も大切ではないか?
・楽しい生活をすることが一番 デモに臨むときも、そんな気持ちの構え方でいいのではないか?

[母豚一頭から学ぶいのちの大切さ]
そして、豊橋は渥美半島の「どろんこ村」からはるばるいらっしゃったおがさわらさん、わたなべさんからもお話を伺いました。

・私たちは他者から命をいただいて生きている
・昔はそれを実感として学んできたが、現代はそれを感じるのは難しくなってきている
・豚の飼育から、、そして食べることを通して、理屈でなく、生の実感を得ることが子供たちにとって良い影響を与えるのでは
・豚の餌には、家庭からの生ゴミや、豆腐工場のおからなどを使っている 廃棄物を循環させることも学べる
・これまでもファームステイの学生をたくさん受け入れてきた
・新しく、小さな子供を託児という形で預かって生活させてあげたいとも思っている

[高野先生が研究会を?!]
・詳細はまだ伝えられないが、大学生に向けた本を書く予定!
・大学生にとって、今までは「いい会社に入る」ことが最終目的だったが、そうではない選択肢もあるし、それはとても素敵な選択肢だということを、様々な暮らし方を実践している人々の紹介をしながら伝える本



************************

さてさて今回は、各自が実践していたり、各自が興味があることについて紹介する時間が多く取れたと思います。

しかしながら、話している人が固定されている時間が長く、対話する時間があまり取れなかったのが反省点でした。これに関しては難しいところであります。
次回は、自分の活動していることや、興味があって紹介したいことをシェアリングする時間をしっかりとって、対話する時間と区別してみたいと思っています。



ではこの辺で。。。


何かご質問や、議事録に対するコメント等ございましたら、お気軽にお願いします。
お問い合わせ等は、林:yuma866●hotmail.comまでお願いします!(●を@に変えてください)

第16回名古屋千年ゼミ 開催予定!

2012年12月04日 | 名古屋千年ゼミ
また議事録が遅くなりそうなので、早めに次回予告を上げておきます!
次回はまた一段と寒くなりそうですね・・・(;・∀・)

今回の名古屋千年ゼミでは新しく,各自のやっていることについてのシェアリングの時間をとることにしました。
毎回が実験なので,どうなるかわかりませんが,よろしくお願いします(`・ω・´)


*************
〔第16回名古屋千年ゼミ〕
日時:12月21日(金) 18時半~21時頃
場所:相生山徳林寺裏 ギャラリー・ハスタクティ1F
内容:日頃なかなか話せないことを話す、ゆるやかな対話の場


タイムテーブル:
 18時~18時半  各自、相生山徳林寺に集合、参加者そろい次第簡単に自己紹介
 18時半~19時半 各自のやっていることについてみんなとシェアする
 19時半~20時半 テーマを決めて、それについて対話する
 21時~      一次締め、流れ解散

参加者は1品、食べ物を持ち寄りしてください。手料理でも、お菓子買ってきても何でもいいです!お寺なので、規律がありますから注意してください↓
○いわゆるベジタリアン料理
○野菜
○果物
○牛乳やバターなど動物性脂肪
○せんべいなど、お菓子
△卵類
×肉類


あと、足が寒いのでスリッパとかブランケットを持ってきたほうがいいです!!


徳林寺へのアクセス:
・名古屋市地下鉄桜通線(時刻表はこちら) 相生山駅2番出口から徒歩10分少々 ※ちょっと山道があるので注意です(場所が少し地下鉄の駅から離れているので、ご連絡いただければ案内いたします)。地図参照。
・国道302号線 西友鳴海店 ココス鳴海店のある交差点を西へ 相生山交差点の次の交差点を右折 ※地図参照。
・名二環鳴海ICを出て、東海通りを野並方面へ 相生山交差点の次の交差点を右折 ※地図参照。


*************

◆名古屋千年ゼミとは

「今の社会に対して、ひずみ、歪みを感じる」
「震災でいろいろな価値観が変わったけれど、今までのままの生活でいいんだろうか?」
「社会のために何かしたいけれど、自分には一体何ができるんだろう?」
「どう将来を見据え、どう生きていけばいいのだろう?」
「最近よく聞く、持続可能な社会ってなんだろう?」

基本的には「持続可能な社会」について話すことを主眼にしています。
日頃胸の中にモヤモヤしていること、みんなで集まって、ゆっくり、まったり、お話しましょう。


友達にこんな真面目なこと言っても笑い飛ばされるかも。
休憩時間は短いから真面目なこと話している時間もない。みんなそれぞれに忙しいし。
「考えすぎじゃない?」と、軽くいなされて終わってしまうかも。。。

・・・そういう日常の中ではできない話を、名古屋千年ゼミで、ぜひ話してみてください。

思いを言葉にしてみることで、新たな発見があります。対話することで、お互いのつながりもできます。

この、名古屋千年ゼミは、
名古屋大学環境学研究科の高野雅夫先生、通称"だいず先生"が開かれている「足助千年ゼミ
の名古屋版とも言うべきものです。

足助千年ゼミでは、里山の近くの豊かな自然の中にある「すげの里」で、まったり1つのテーマについて深く、話すことができました。まったりしながらも、本気なトーク。参加者の皆さんの熱い真面目な思いにびっくりさせられました。

そこで偶然出会った仲間たちと、名古屋でもこういう場を作りたい!ということで始まったのがこのゼミです。
事前の申し込みも、参加費も特に要りませんので、日頃くすぶっていることを一緒に、腹を割って話しませんか。

対話の中では「否定しない・言葉尻を取らない・決め付けない」を基本的なルールとしたいと思います。


◆立ち上げ協力者

・くすぶり君、こと「林」…名古屋大学で院生してます☆

・影の名ファシリテーター「わこちゃん」…名古屋の某看護学校で学生してます☆

・一番落ち着いて物事を見ている「村松くん」…足助で「百姓貴族修行中」☆

・ アイデア豊富な「ともちゃん」…最近百姓修行はじめました☆

何かご質問等ございましたら、
林:yuma866●hotmail.comまでご連絡お願いします(●を@に変えてください)!