名古屋千年ゼミ

持続可能な社会について、みんなで考えます!

ゆっくり,まったり対話する場…♪

第32回の議事録です! 次回名古屋千年ゼミは12月27日(日)14時~です☆

2015年12月11日 | 名古屋千年ゼミ
師走になり、、身の回りがそわそわしてきている方も多いことでしょう。
私もです、そわそわ×10くらいしています笑


さて皆さん、よろしければ年末に、ぜひ名古屋のオアシス「徳林寺」に遊びに来てくださいね。
次回は、12月27日(日)の14時~です。
石田さんが書いて下さった議事録と、次回の告知を以下に載せます。
お昼からなので、お気軽にー。徳林寺で絶賛建設中の「みんなの家」など、じっくりと見ることもできるのでは!
それでは、以下、どうぞ~

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みなさま

12月27日(日)に名古屋千年ゼミを開催します。今回はママさんも参加がしやすいように、午後2時から始めることになりました。

日時 12月27日日曜日 14時開始(終了時間17時くらい?。途中参加、途中退室OK)
場所 徳林寺
料金 なし。できたらベジタリアン料理やお菓子の持ち寄りがあると嬉しいです(^^)

興味のある方のご参加をお待ちしております。


なお、前回の議事録をザッと書きましたので、長文ですが良ければどうぞ。
石田の書いたメモと記憶を元に書いているので、事実と異なる点があるかもしれませんがご容赦ください。

徳林寺 石田潤三

以下議事録↓

名古屋千年ゼミ報告

11月14日土曜日、徳林寺にて名古屋千年ゼミが行われました。参加者は和尚さん、山本誠さん、水野友夫さん、東さん、佐竹風吾くん、石田の6名でした。

始まりはいつもの通り、自己紹介と近況報告。

石田
10月の終わりに気胸になって八日間入院。自分の精神的な弱さを振り返る良いきっかけとなった。今日は(11月14日)雨の徳林寺の朝市で室内での開催だったが、店舗店舗が近い距離にあったことで、いつも以上にアットホームで暖かい空間に感じた。雨の朝市もいいもんだ。

和尚さん
最近は本堂の耐震工事をしている。畑仕事も相変わらず楽しい。
最近気づいたことで、今の人たちは、亡くなった後の自分のお骨について心配している。しかし仏教は、そういった執着をなくすことが基本である。自分自身に執着しないが、自分らしく生きる。それが望み。そういう道しるべとしてお寺の役割がある。

佐竹風吾くん
人間環境大学で環境と心理という分野を勉強している。
自分自身をバイター(かじりたがり)と評している。
裏千家、自然農、バスケットボール、弓道、イタリアン料理、ネパールハウスなどに興味がある。
今年のテーマがあって、それは自分と世界と死について。

東さん
パソコンの接続部品を作っている会社に勤めている。畑に興味があって、最近40坪の畑を借りた。玉ねぎを植えたい。
話が変わって、今日は徳林寺近くのごみ捨て場を改良した。ゴミ袋に網をかけるだけの、スキマだらけのごみ捨て場でカラスの被害も多かったが、今はしっかりとした蓋つきのボックスに変わった。(東さん有難う!!)

水野友夫さん
トヨタ系の部品会社で働いている。
電気自動車の開発が進むほど、使わなくなる部品が多くなる。そんな矛盾を抱えて働いている。
畑仕事に興味がある。そこで必ず直面する問題が獣害。ネガティブに捉えるのでなく、いつしか獣の気持ちを考えてみるようになった。
おにぎりについて。畑仕事をする前は、コンビニで100円で買えるもの、という認識しかなかった。無農薬で作るおにぎりの価値について考える。一つ300円でも買えない価値がある。仕事に見合った報酬というカタチでは経済が回らない。今やっていることはそのくらい価値のあること。

山本誠さん
高校で社会の教師をしている。
興味があること。この世の中がどんな仕組みなのか。フリーエネルギーと裏の社会について。死後の世界。最近読んでいる本「東京が滅亡する日」


さて、今回は参加者が全員男性という珍しい千年ゼミでした。内容も日本の歴史について深く突っ込んだものであり、なかなかに硬派な感じだったのかな、と思います。

とにかく今回の目玉は、初参加の風吾くん(18歳?)の存在で、その若さからは想像できない程の知識と洞察力の持ち主で、彼の発言には、参加者のおじさんたちも唸るばかりでした。彼はその時読んでいた本の紹介してくれたのですが、それは石原莞爾の書いた「最終戦総論」というものでした。ちなみに石原莞爾という人物は、、、

関東軍作戦参謀として、板垣征四郎らとともに柳条湖事件を起し満州事変を成功させた首謀者であるが、後に東條英機との対立から予備役に追いやられ、病気のため戦犯指定を免れた。byウィキペディア

といった、第二次世界大戦の歴史に強烈な印象を持たせる、天才軍師というような人物なのですが、同時に大変な奇人であり、そんな石原莞爾を風吾くんは「その精神性には共感できないが、筋を通す強さが尊敬に値する」という評価をしていたのでした。

風吾くんは、石原が東京裁判には証人として山形県酒田市の出張法廷に出廷したときの、アメリカの判事と石原のやり取りをまるで俳優のように再現してくれて、とてもエキサイティングでした。以下内容↓

(この出張法廷では、判事に歴史をどこまでさかのぼって戦争責任を問うかを尋ね、「およそ日清・日露戦争までさかのぼる」との回答に対し、「それなら、ペルリ(ペリー)をあの世から連れてきて、この法廷で裁けばよい。もともと日本は鎖国していて、朝鮮も満州も不要であった。日本に略奪的な帝国主義を教えたのはアメリカ等の国だ」と持論を披露した。また、東條との確執についての質問には、「私には些細ながら思想がある。東條という人間には思想はまったくない。だから対立のしようがない」といい、ここでも東條の無能さをこきおろしたという。byウィキペディア)

とにかく今回の千年ゼミは、内容が盛りだくさんでまとめられないので、話された内容の断片を箇条書きにさせていただきます。

・安保法案
・ホルムズ海峡の問題。
・結果ありきで動いている与党。出来レース。
・新聞を読んでいるだけで「すごい」と言ってくる友人たち。自分から多様な情報を取り入れる習慣がない。物心ついた頃からスマホがある。考えることをしない。
・人生は因果応報。自己責任とも言える。だが生まれてから今まで、ほとんど考えることをする習慣がなかった人たちに、自己責任論を押し付けて良いものか。
・パーマカルチャー。システムを変える。鶏小屋をモバイルにする。
・日本人は勤勉。1500年頃来日した外国人の記述。茶屋の女の子が本を読んでいたことに感嘆したという。当時の海外の庶民では考えられないこと。
・寺子屋の文化。
・日本という場。適応する力。一方で染まりやすい性質。愛知県にくると車のマナーが悪くなったり。原発問題でさえ問題ないと思う風潮があれば、それに染まっていく。
・経済破綻後の日本。お金が紙切れになる?システムが止まるかも。
・一方で原発が爆発したのに、まだ原発が生きている。破綻しても破綻と気づかない風潮。
・何年も前の話。DDTという有害物質より北極のペンギンが死んだ。汚染が広がっているということ。でも気づいたらなかったことになっている。
・(話を振り返って)問題点ばかり羅列していてもキリがない。疲れる。とにかく
、死ぬ時は穏やかに死ねるように生きたい。
・ご縁について。7人知人を通すと世界の人と繋がる。
・サティッシュクマールの言葉。相互依存。真実は多様性。3H(Head Heart Hand)風吾くんはHeartが一番とのこと。

以上です。雰囲気はつかんでもらえましたでしょうか?(^^)
みなさんの参加をお待ちしております。

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