やりたいと思い始めてから既に数年が経過していましたが…
念願の味噌作りに初挑戦!!しました~♪
<材料>
乾燥大豆 1キロ
麹 1キロ
塩 500g
めっちゃくちゃわかりやす~い。
大豆:麹:塩=1:1:0,5
という事ですね。
ちなみに麹は乾燥のモノを使いました。生麹が手に入る人はそれの方がいいみたいだけど、わたしゃそんなもん見たことないわい。乾燥麹は普通にスーパーで売ってます。飯寿司に使ったのと同じモノです。塩はもちろんいわゆる食塩ではなく、天然塩っつーのかい?そういうにがりの入ったモノの方が良いようです。もっとも最近ではそういう塩しか買ったことないけどね。
参考にする本によって色々違いますが、私は「季節の保存食」という本と、某国民的アニメのマス○さんの声優さんが書かれた本、その名も「マスオさんのみそづくり指南」という本の2冊を見比べながら作りました。もちろんマスオさんの本の方が本格的というか、こだわって作っています。
マスオさん…実は手作りにはものすっごくこだわりのある方だそうで、実は家まで作ってしまったというツワモノ!この方の本、もう少し他にも探してみたいです(味噌だけじゃなくってね。あるかどうか知らないんだけど)。
まず、麹の「塩切り」という作業をします。これは、麹を買ったらすぐした方が良いそうです。それさえしておけば他の作業はしばらく後回しにしても平気だとか(出来るだけ1ヶ月以内と書いてありました)。
麹

大きなボウルに入れて、麹を細かく崩します。両手でもむように崩します。

ここでちゃんと粒がひとつひとつになってないとそこに塩が行き届かないので、カビの原因になります。
ばらばらになったら、塩を入れて混ぜます。

混ざったらこんな感じ。

そしたらビニール袋なんかに入れて、冷暗所においておきます。冷蔵庫である必要はありません。
次に大豆を茹でます。
まず、水道水を1日くみ置きます。でも水質が良い地方の場合はこれを省略しても良いとのことなので、私は省略しました(多分うまい水のハズだ!)。
大きい鍋に大豆を入れ、その4倍程度の水を入れて1晩ふやかします。
するとこんな感じ。

これを、大豆を指で簡単につぶせるくらいまで煮ます。圧力釜を使う人もいますが我が家にはないので大きい鍋で7時間ほど煮ました。我が家はIHなので、深夜割引の時間帯にことこと煮ました。夜10時くらいから中火にかけ、煮立ってきたらとろ火(IHの場合5段階の1)にして、タイマーを7時間かけました。画像くらいの水があれば、途中で水が足りなくなることはありません(大いに余ってた)。
軟らかくなったら火を止め、そのまま1晩おきます。これを「釜止め」と言うそうです。マスオさんはこれをやってますが、他の本ではやってませんでした。私は自分の都合の兼ね合いもあって1日半おきました(腐らないように途中で1回火を入れたけど)。
そして仕込み当日!!(今日)
ゆで汁を切ります。この切り具合が重要だそうです。切りすぎたらぱさぱさに、切り足りないとべちゃべちゃの味噌になってしまうとの事。
まあ具合はよく分からないので、適当に切りました(笑)。

私は割と大きめのすり鉢を持っている方だと思いますが、それでもさすがに大豆1キロ分は一度には無理だったので、3回に分けました。
つぶします!




こんな感じくらいまでつぶしました。

で、それを大きいボウルにあけて、3回繰り返しました。

ここに、塩切りしておいた麹を混ぜます。私は3回に分けてつぶした(=時間がかかった)ので冷めるのを待つ必要はなかったけれど、もしつぶした大豆がまだ熱い場合は人肌まで待って下さい。麹が死んでしまいます。



混ざったら、げんこつ大のみそ玉を作ります。ハンバーグの要領で空気抜きをします。

樽にビニール袋を2枚重ねで敷き、その中にみそ玉を投げ入れます。もう投げ入れるっつーかぶち込みます(笑)。

全部入れたら、上から押しつけて空気を抜きます。ひたすら抜きます。


内側のビニール袋をひたすら引っ張り、空気が入らないようにして口を縛ります。その上に重しを乗せます。

重しは、できあがるみその重量の3分の1強くらいだそうです。私の分量で言うと多分3,5~4キロくらいできあがると思うので重しは1,5キロくらいかも知れないんだけど、私の手持ちにはなかったので、2キロだか2,5キロだかの重しを使いました(いいのかいな)。
そして冷暗所におきます。
ここまでで今日の作業は終了です。
さて、今後「天地返し」という作業が必要になります。
普通みそは12~1月に仕込み(「寒仕込み」と言うそうです)、最初の内は低温でじっくり熟成させるのだそうです。ただ、うちの地域ではそれがまたずれるので…私の周りでは大抵この時期に仕込んでる人が多いみたい。
寒仕込みの場合、天地返しは4,6,8月に行うとマスオさんは書いてますが、他に参考にした本では6ヶ月後に1回だけするそうです。しかし、ご近所さんでみそを仕込んだ経験がある方は、下手に空気に触れてカビるのも怖いので1度もしなかったそうです。
天地返しの目的は底に溜まったうまみの素「たまり」をよく混ぜることによって全体に行き渡らせることだそうです。
全体を混ぜてならし、塩を表面にふって元通りにする、という作業だそうです。室温が暖かい場合、4月でさえカビが生えている場合もあるとか。そしたらそれをしゃもじなんかで取り除けばいいだけ。そんなにたいした問題じゃないので慌てないように、とマスオさんはおっしゃってます(笑)。
他の本による「天地返し」では、みそを順番に取り出して、その逆さまの順番でまた樽に入れていくと書いてました。まさに「天地返し」っぽいですね。「混ぜてならし」だと、ぬか漬けっぽいよね。
ともかく問題は「空気」!!空気に触れないようにすることが一番大事だそうです。そして、高温になると麹菌が死んでしまうので、温度管理には注意。まあ冷暗所においておけばいいという事で。
完成は10月(マスオさん談)。1年という人もいます。熟成具合によって考えてもいいんじゃないかしらね。
昔は長く熟成させたみそほどうまいと言われたそうですが、今では気候も違う字住宅事情も違うので、一概にそうとは言えないらしいですよ。
以上、本気で作ろうとしたらこの説明では足りないかも知れませんが、興味を持たれた方がいらしたら、いくつかの本をぱらぱら読んでみたり、色んなブログを探してみると良いと思います。
うまく出来るかどうかは分からないけど…
みそ作りは簡単♪♪♪なのは確かです。
梅干しも思ったより簡単だと思ったけど、比較にならないくらい簡単でしたよ~。
ただ。費用で考えると…もちろん「無添加」だのなんだのの質の良いみその値段と比べればどうか分からないけど、普段私が買っている1キロ195円という値段から考えたら、高くついてしまいます。
今回私の場合は…
大豆1キロで約1000円。
麹1キロで約1000円。
塩500gで…多分150円くらい。
まあ2000円以上かかってますね。これで、多くて4キロだもの。1キロ500円という超高値のみそ!!
今年は試しに、という事でその辺のスーパーで買いました。この値段を下げられれば、もっといいんだけどな~。
ご近所でみそを手作りされてる方の話を聞いたら、大豆1キロ698円だったかな。麹はもっと安かったと思う。
と言うわけで、来年はもっと価格の安いお店を探してみたいと思います。
その前に、今年の出来はどうだかな♪
最近すっかり保存食に惚れている私。これからしばらく保存食作りの記事が増えるかも知れません。
いつものごとく、ハマったらその記事ばかりになってしまう私です。
またか~とほっといてやってください(笑)
。
念願の味噌作りに初挑戦!!しました~♪
<材料>
乾燥大豆 1キロ
麹 1キロ
塩 500g
めっちゃくちゃわかりやす~い。
大豆:麹:塩=1:1:0,5
という事ですね。
ちなみに麹は乾燥のモノを使いました。生麹が手に入る人はそれの方がいいみたいだけど、わたしゃそんなもん見たことないわい。乾燥麹は普通にスーパーで売ってます。飯寿司に使ったのと同じモノです。塩はもちろんいわゆる食塩ではなく、天然塩っつーのかい?そういうにがりの入ったモノの方が良いようです。もっとも最近ではそういう塩しか買ったことないけどね。
参考にする本によって色々違いますが、私は「季節の保存食」という本と、某国民的アニメのマス○さんの声優さんが書かれた本、その名も「マスオさんのみそづくり指南」という本の2冊を見比べながら作りました。もちろんマスオさんの本の方が本格的というか、こだわって作っています。
マスオさん…実は手作りにはものすっごくこだわりのある方だそうで、実は家まで作ってしまったというツワモノ!この方の本、もう少し他にも探してみたいです(味噌だけじゃなくってね。あるかどうか知らないんだけど)。
まず、麹の「塩切り」という作業をします。これは、麹を買ったらすぐした方が良いそうです。それさえしておけば他の作業はしばらく後回しにしても平気だとか(出来るだけ1ヶ月以内と書いてありました)。
麹

大きなボウルに入れて、麹を細かく崩します。両手でもむように崩します。

ここでちゃんと粒がひとつひとつになってないとそこに塩が行き届かないので、カビの原因になります。
ばらばらになったら、塩を入れて混ぜます。

混ざったらこんな感じ。

そしたらビニール袋なんかに入れて、冷暗所においておきます。冷蔵庫である必要はありません。
次に大豆を茹でます。
まず、水道水を1日くみ置きます。でも水質が良い地方の場合はこれを省略しても良いとのことなので、私は省略しました(多分うまい水のハズだ!)。
大きい鍋に大豆を入れ、その4倍程度の水を入れて1晩ふやかします。
するとこんな感じ。

これを、大豆を指で簡単につぶせるくらいまで煮ます。圧力釜を使う人もいますが我が家にはないので大きい鍋で7時間ほど煮ました。我が家はIHなので、深夜割引の時間帯にことこと煮ました。夜10時くらいから中火にかけ、煮立ってきたらとろ火(IHの場合5段階の1)にして、タイマーを7時間かけました。画像くらいの水があれば、途中で水が足りなくなることはありません(大いに余ってた)。
軟らかくなったら火を止め、そのまま1晩おきます。これを「釜止め」と言うそうです。マスオさんはこれをやってますが、他の本ではやってませんでした。私は自分の都合の兼ね合いもあって1日半おきました(腐らないように途中で1回火を入れたけど)。
そして仕込み当日!!(今日)
ゆで汁を切ります。この切り具合が重要だそうです。切りすぎたらぱさぱさに、切り足りないとべちゃべちゃの味噌になってしまうとの事。
まあ具合はよく分からないので、適当に切りました(笑)。

私は割と大きめのすり鉢を持っている方だと思いますが、それでもさすがに大豆1キロ分は一度には無理だったので、3回に分けました。
つぶします!




こんな感じくらいまでつぶしました。

で、それを大きいボウルにあけて、3回繰り返しました。

ここに、塩切りしておいた麹を混ぜます。私は3回に分けてつぶした(=時間がかかった)ので冷めるのを待つ必要はなかったけれど、もしつぶした大豆がまだ熱い場合は人肌まで待って下さい。麹が死んでしまいます。



混ざったら、げんこつ大のみそ玉を作ります。ハンバーグの要領で空気抜きをします。

樽にビニール袋を2枚重ねで敷き、その中にみそ玉を投げ入れます。もう投げ入れるっつーかぶち込みます(笑)。

全部入れたら、上から押しつけて空気を抜きます。ひたすら抜きます。


内側のビニール袋をひたすら引っ張り、空気が入らないようにして口を縛ります。その上に重しを乗せます。

重しは、できあがるみその重量の3分の1強くらいだそうです。私の分量で言うと多分3,5~4キロくらいできあがると思うので重しは1,5キロくらいかも知れないんだけど、私の手持ちにはなかったので、2キロだか2,5キロだかの重しを使いました(いいのかいな)。
そして冷暗所におきます。
ここまでで今日の作業は終了です。
さて、今後「天地返し」という作業が必要になります。
普通みそは12~1月に仕込み(「寒仕込み」と言うそうです)、最初の内は低温でじっくり熟成させるのだそうです。ただ、うちの地域ではそれがまたずれるので…私の周りでは大抵この時期に仕込んでる人が多いみたい。
寒仕込みの場合、天地返しは4,6,8月に行うとマスオさんは書いてますが、他に参考にした本では6ヶ月後に1回だけするそうです。しかし、ご近所さんでみそを仕込んだ経験がある方は、下手に空気に触れてカビるのも怖いので1度もしなかったそうです。
天地返しの目的は底に溜まったうまみの素「たまり」をよく混ぜることによって全体に行き渡らせることだそうです。
全体を混ぜてならし、塩を表面にふって元通りにする、という作業だそうです。室温が暖かい場合、4月でさえカビが生えている場合もあるとか。そしたらそれをしゃもじなんかで取り除けばいいだけ。そんなにたいした問題じゃないので慌てないように、とマスオさんはおっしゃってます(笑)。
他の本による「天地返し」では、みそを順番に取り出して、その逆さまの順番でまた樽に入れていくと書いてました。まさに「天地返し」っぽいですね。「混ぜてならし」だと、ぬか漬けっぽいよね。
ともかく問題は「空気」!!空気に触れないようにすることが一番大事だそうです。そして、高温になると麹菌が死んでしまうので、温度管理には注意。まあ冷暗所においておけばいいという事で。
完成は10月(マスオさん談)。1年という人もいます。熟成具合によって考えてもいいんじゃないかしらね。
昔は長く熟成させたみそほどうまいと言われたそうですが、今では気候も違う字住宅事情も違うので、一概にそうとは言えないらしいですよ。
以上、本気で作ろうとしたらこの説明では足りないかも知れませんが、興味を持たれた方がいらしたら、いくつかの本をぱらぱら読んでみたり、色んなブログを探してみると良いと思います。
うまく出来るかどうかは分からないけど…
みそ作りは簡単♪♪♪なのは確かです。
梅干しも思ったより簡単だと思ったけど、比較にならないくらい簡単でしたよ~。
ただ。費用で考えると…もちろん「無添加」だのなんだのの質の良いみその値段と比べればどうか分からないけど、普段私が買っている1キロ195円という値段から考えたら、高くついてしまいます。
今回私の場合は…
大豆1キロで約1000円。
麹1キロで約1000円。
塩500gで…多分150円くらい。
まあ2000円以上かかってますね。これで、多くて4キロだもの。1キロ500円という超高値のみそ!!
今年は試しに、という事でその辺のスーパーで買いました。この値段を下げられれば、もっといいんだけどな~。
ご近所でみそを手作りされてる方の話を聞いたら、大豆1キロ698円だったかな。麹はもっと安かったと思う。
と言うわけで、来年はもっと価格の安いお店を探してみたいと思います。
その前に、今年の出来はどうだかな♪
最近すっかり保存食に惚れている私。これからしばらく保存食作りの記事が増えるかも知れません。
いつものごとく、ハマったらその記事ばかりになってしまう私です。
またか~とほっといてやってください(笑)
