昨秋、ムスメその1とその2が厚岸(釧路と根室の間)で行われるキャンプに参加するので送っていった時。
なにやら海上にぽっかりと浮かんでるモノが見えました。
厚岸には何度も来てるんですけど、丁度複雑な交差点の目前なので、海上を見る余裕がなかったのかも知れません。
そんで、半月くらい前にまたムスメその1が厚岸のキャンプに参加するというので、今度こそは!とデジカメを持って行きました。
牡蠣で有名な厚岸です。厚岸大橋によって、厚岸湖の対岸につながっています。ここは汽水湖で、ここで牡蠣の養殖なんかをやっているんではないかしらん(多分)。

こんな感じね。
遠いから分からないかも知れないけど、とりあえず橋から続けて撮ってみました。




ちょっと寄ってみます。

ね?なんかあるのは分かるでしょ?
一応、肉眼だと「鳥居がある」という事は分かるんです。
最初に見た時はホントに由来もへったくれも分からないし、友達に聞いても家族に聞いても誰も知らなくて(厚岸はうちから車で1時間半くらいかかる。用事がないのであんまり行く事がない)。
でも、厚岸にある道の駅「コンキリエ」に寄ったら、名前はすぐに分かりました。地元のパンフレット等を見たら、一応厚岸のシンボルのようです。
この神社のある島こそが「牡蠣島」で、鳥居が見えたのは「弁天神社」だそうです。昔はもっと大きくて、明治時代には周囲800mくらいはあったらしいんですが、地盤沈下によって今じゃ神社だけになってしまいました。
厚岸大橋・牡蠣島・弁天神社(厚岸町HP)
大正時代でも、保養所や料亭も建ってたけれど、今では満潮時は島が海面下に沈んで、神社と鳥居だけが浮かんでるように見えるそうです。
↑で私が撮った写真は丁度お昼くらいでした。潮ってあんまり意識したことないんだけど、どうだったんだろ?(ちなみに最初に見たときは夕方だった)。
もちろん今ではこの神社へ参拝には行けません。漁船をチャーターしないと無理だって書いてあった(笑)。
行けるなら行ってみたいんだけどな~。
社の中にはこんな弁財天座像が祀られているそうです。
いつ建てられたのかはハッキリしないとの事ですが、江戸時代後期の記録に1791年ではないかというような記述があるそうです。
その後の幕末1852年に、この座像が奉納されたそうな。
先日北海道新聞に、この弁天神社の記事がたまたま載ってて、それに明治中期の頃の神社の写真が載ってました(地元の名士達の集合写真)。その写真を見る限りでは、こないだの大津見神社の記事で書いた鳥居の「笠木」は、大津見神社とは異なり、反ってます。
弁財点は確かにそんなに古い神様とカテゴリーではなさそうな感じがします(違ってたらすみません)。
もともとはインドの神様が日本に伝わり、仏教や神道に取り込まれた呼び名だそうです。だから、日本の創世神話に載ってるような神様よりは、比較的新しいという事なのかも知れない(笠木の事だけで言うのならば)。
弁財天って芸術の神様だとか(琵琶弾いてるし)、財の神様だとか(弁「財」天だし)言うことが多いけど、そもそもインドでは川の神様だったらしくて、その影響で日本でも水辺、島、池みたいな水に関係するところに多く祀られているんですね。
厚岸の弁財天も然り。
そしてそして。
横浜出身の私としましては、江ノ島の弁財天はあるわ、鎌倉の銭洗い弁天もあるわで、かなり親近感を持たずにはいられない神様であります♪
東京だけど、井の頭公園の弁財天も有名よね。カップルを別れさせるという(爆)。←もちろん江ノ島デートもよく言われる←あーだからか、別れたのは(おい)
ちなみに日本の三大弁財天って、江ノ島と竹生島(これって琵琶湖にあるヤツ??)、そして安芸の宮島だそうですね。今回調べるまで知らんかった~。
竹生島も安芸の宮島も以前から行ってみたかった場所なので、余計行きたくなりましたわ(どちらも平家物語に出てくるので興味あるのよ)。
しかし…
いずれこの神社、社も水没しちゃうんじゃないかしらん??
(もっと早く沖ノ鳥島みたいにやっときゃよかったのに)
余談。
「弁天島」という地名って全国各地にあるそうで、その地名を集めたページを見つけました。
弁天島コレクション
この中のほとんどに弁天神社がありそうですが、いかんせんちっちゃい場所であることが多く、地図上で確認できない場合の方が多いそうです。
そこにももちろん厚岸のものは書いてあったんですが…
「厚岸湖上の島、島として存在するかはややあやしい」と書いてあったのにはわろた。
なにやら海上にぽっかりと浮かんでるモノが見えました。
厚岸には何度も来てるんですけど、丁度複雑な交差点の目前なので、海上を見る余裕がなかったのかも知れません。
そんで、半月くらい前にまたムスメその1が厚岸のキャンプに参加するというので、今度こそは!とデジカメを持って行きました。
牡蠣で有名な厚岸です。厚岸大橋によって、厚岸湖の対岸につながっています。ここは汽水湖で、ここで牡蠣の養殖なんかをやっているんではないかしらん(多分)。

こんな感じね。
遠いから分からないかも知れないけど、とりあえず橋から続けて撮ってみました。




ちょっと寄ってみます。

ね?なんかあるのは分かるでしょ?
一応、肉眼だと「鳥居がある」という事は分かるんです。
最初に見た時はホントに由来もへったくれも分からないし、友達に聞いても家族に聞いても誰も知らなくて(厚岸はうちから車で1時間半くらいかかる。用事がないのであんまり行く事がない)。
でも、厚岸にある道の駅「コンキリエ」に寄ったら、名前はすぐに分かりました。地元のパンフレット等を見たら、一応厚岸のシンボルのようです。
この神社のある島こそが「牡蠣島」で、鳥居が見えたのは「弁天神社」だそうです。昔はもっと大きくて、明治時代には周囲800mくらいはあったらしいんですが、地盤沈下によって今じゃ神社だけになってしまいました。
厚岸大橋・牡蠣島・弁天神社(厚岸町HP)
大正時代でも、保養所や料亭も建ってたけれど、今では満潮時は島が海面下に沈んで、神社と鳥居だけが浮かんでるように見えるそうです。
↑で私が撮った写真は丁度お昼くらいでした。潮ってあんまり意識したことないんだけど、どうだったんだろ?(ちなみに最初に見たときは夕方だった)。
もちろん今ではこの神社へ参拝には行けません。漁船をチャーターしないと無理だって書いてあった(笑)。
行けるなら行ってみたいんだけどな~。
社の中にはこんな弁財天座像が祀られているそうです。
いつ建てられたのかはハッキリしないとの事ですが、江戸時代後期の記録に1791年ではないかというような記述があるそうです。
その後の幕末1852年に、この座像が奉納されたそうな。
先日北海道新聞に、この弁天神社の記事がたまたま載ってて、それに明治中期の頃の神社の写真が載ってました(地元の名士達の集合写真)。その写真を見る限りでは、こないだの大津見神社の記事で書いた鳥居の「笠木」は、大津見神社とは異なり、反ってます。
弁財点は確かにそんなに古い神様とカテゴリーではなさそうな感じがします(違ってたらすみません)。
もともとはインドの神様が日本に伝わり、仏教や神道に取り込まれた呼び名だそうです。だから、日本の創世神話に載ってるような神様よりは、比較的新しいという事なのかも知れない(笠木の事だけで言うのならば)。
弁財天って芸術の神様だとか(琵琶弾いてるし)、財の神様だとか(弁「財」天だし)言うことが多いけど、そもそもインドでは川の神様だったらしくて、その影響で日本でも水辺、島、池みたいな水に関係するところに多く祀られているんですね。
厚岸の弁財天も然り。
そしてそして。
横浜出身の私としましては、江ノ島の弁財天はあるわ、鎌倉の銭洗い弁天もあるわで、かなり親近感を持たずにはいられない神様であります♪
東京だけど、井の頭公園の弁財天も有名よね。カップルを別れさせるという(爆)。←もちろん江ノ島デートもよく言われる←あーだからか、別れたのは(おい)
ちなみに日本の三大弁財天って、江ノ島と竹生島(これって琵琶湖にあるヤツ??)、そして安芸の宮島だそうですね。今回調べるまで知らんかった~。
竹生島も安芸の宮島も以前から行ってみたかった場所なので、余計行きたくなりましたわ(どちらも平家物語に出てくるので興味あるのよ)。
しかし…
いずれこの神社、社も水没しちゃうんじゃないかしらん??
(もっと早く沖ノ鳥島みたいにやっときゃよかったのに)
余談。
「弁天島」という地名って全国各地にあるそうで、その地名を集めたページを見つけました。
弁天島コレクション
この中のほとんどに弁天神社がありそうですが、いかんせんちっちゃい場所であることが多く、地図上で確認できない場合の方が多いそうです。
そこにももちろん厚岸のものは書いてあったんですが…
「厚岸湖上の島、島として存在するかはややあやしい」と書いてあったのにはわろた。