(画像が多いのでお気を付けください
)
久しぶりのこのシリーズで~す。ルールはひとつ。「行けるトコまで行ってみる」事。「行けるトコ」というのは、行き止まりという事です。
今朝天気が良かったので、朝いきなりムスメ達に「ドライブしよう!
」と誘いました。我が家はドライブ時はDVDを見せているので、あまり嫌がらないのよね。子どもはただドライブって言っても退屈しちゃうもんね
。
突然決めたので準備が足らず、一番近場の「果て」にしてみました。
うちから車で15分くらいの野付半島、そして、前から地図で見て行ってみたかった走古丹です。道が湖に向かって伸びてて、途中で止まってるのよ~ん。
↑
なんて読むか分かる?分からないよね
。
正解は「はしりこたん」です。言われてみればそのまんまでしょ~。この辺りには「ナントカたん」という地名が結構あります。
まず野付半島を地図で確認してみましょう
。
道東の地図。

野付半島のアップ。

知床半島と根室半島の丁度真ん中辺りです。鈎状になっているのが特徴。珍しい野鳥もかなりいるし、NHKの「さわやか日本百景」あたりでよく特集されます。オオワシやオジロワシも見られます。

半島が鈎状なので、内海(うちうみ)と外海(そとうみ)に分かれます。道路を挟んで進行方向右が内海、左が外海です。冬になると内海まで流氷が入り込んできます。で、そこを鹿や狐が通過するんだけど…よくハマってそのまま動けなくなります
。
内海側。

外海側。

外海側には定置網が見えますね。今日は釣り船もいっぱい出てました。
面白いことに、この半島は途中から町が変わります。半島の根元は標津(しべつ)町で、途中から別海(べつかい)町。

この半島はナラワラ、トドワラなどの、大変個性的な自然がウリです。何を持ってナラワラとかいうのかイマイチよく分かってないんですけど、とりあえずここがナラワラと呼ばれるトコロです。

しばらく行くと「野付半島ネイチャーセンター」があります。中には写真の展示、お土産、双眼鏡、ちょっとした食堂があります。
夏休みと言うこともあって、駐車場は結構混んでました。観光バスも3台くらい停まってました。一応観光地として認知されているようです(笑)。
自転車
が多いのにもビックリしました。

ここには観光用の馬車、花馬車があります。トップシーズンという事で馬さん大忙し。

さて。このネイチャーセンターのすぐ横には野付半島探勝路というのがあります。先ほどのトコはナラワラでしたが、こちらはトドワラと呼ばれます。

はまなす~がさくころ~♪で有名なハマナスはこちら。

その実です。

これを甘く炊くとうまいんだにゃ~♪以前住み込みしていたお宅のおばちゃんが夏になると作ってまして、夏に行くといつもごちそうになります。
しかし、この実を取るのは用意じゃありません。ものすっごいとげとげなのです。

探勝路から見たトドワラ。

さて。ネイチャーセンターを後にしてもう少し真っ直ぐ行ってみますと、本日ひとつめの「行けるトコ」に到着
。


この先は看板通り一般の人は立ち入り禁止。そこをもう少し行くとホントの行き止まりがあって、そこより先は、半島ではなく陸地の方から船で行くようになります。潮干狩りが出来る場所で、私も移住した頃に連れてきてもらった事があります。
終点の駐車場で、私と同じような人がひとりいらっしゃいました。私と同じように行き止まりの風景を写真撮ってた(笑)。ここには何度か来てるけど、同志を見たのは初めてでした~
。
さて。今度は野付半島の根元まで戻って、走古丹へGO
。
地図で確認してみましょう。走古丹のアップ
。

画像中央が走古丹です。上からピンクの道を降りてきて、緑の方向へ行く辺りにこんな標識。

そして、地図上で緑の道と黄色の道と二股に分かれる分岐点。

まずは画像右の道(地図上では緑の道)へ行ってみると…。

本日2つめの「行けるトコ」
、走古丹の漁港でした~。この周りは少し町になっています。学校も郵便局も公園もあった。我が地区よりは栄えてるぜ
。
そして先ほどの分岐点まで戻り、今度は左の道(地図上では黄色の道)へ行ってみました。
右を向くと風蓮湖。

草むらの向こうに見えるのは一応湖です。
左を向くと海(根室海峡)。

ここ風蓮湖は汽水湖。通常風蓮湖を見る場合はこちらの反対側に回って見ます。
こうなってるのよ↓

私が走ったのが上から下に向かって伸びている黄色の道で、通常見る場合は湖の反対側、根室の方から見ます。ここには「スワン44ねむろ」という道の駅があります。
ちなみになんでこんな変なトコまで道が延びていて、且つ行き止まりになっているのかというと、ホントはそのまま橋を架けて春国岱(しゅんくにたい)…地図の「風蓮湖」というピンクに白文字辺りのトコまで行けるようにしようとしたらしいんだけど、計画倒れになったそうです。
その道が出来てれば根室まで近くなったんだけどね~。でもユーザーはめっちゃ少ないと思うけどね~。
ただ、出来ていれば橋自体が観光名所になったかも知れないね。残念!
さて、道はまだ続くんだけど…段々不安になってきた。道自体が砂っぽくなってきたんだよぉ~。あんまり砂だと車がヤバイ!
でも…実は分岐点のトコロから、どうもこれまた同志らしい車が前を走ってたのよね。

この車が走ってるんだから、もうちょっと行ってみるか。
なんて思ってたら終点に辿り着いた!
本日3つめの「行けるトコ」で~す
。


ここは、初めて「通行止め」という標識がなかったです。ホントに道がないですから~。
基本的にはテトラポットがいっぱいだったんだけど、ちょびっとだけ波打ち際まで行けるところがあったので、子ども達もみんなで降りて、少し遊びました。
波というものを全く理解してないムスコくんは、もちろん靴をびちゃびちゃにしましたとさ。ムスメ達は貝殻を拾ったり、波を理解したりと、なかなか楽しめたようです
。
いや~今地図で見たら、近所のつもりが結構走ってたみたい。屈斜路湖までとおなじくらいの距離だったわぁ。でも自分の車の前にも後ろにもぜんっぜん車がいなかったからね。快適なドライブでした♪

久しぶりのこのシリーズで~す。ルールはひとつ。「行けるトコまで行ってみる」事。「行けるトコ」というのは、行き止まりという事です。
今朝天気が良かったので、朝いきなりムスメ達に「ドライブしよう!


突然決めたので準備が足らず、一番近場の「果て」にしてみました。
うちから車で15分くらいの野付半島、そして、前から地図で見て行ってみたかった走古丹です。道が湖に向かって伸びてて、途中で止まってるのよ~ん。
↑
なんて読むか分かる?分からないよね

正解は「はしりこたん」です。言われてみればそのまんまでしょ~。この辺りには「ナントカたん」という地名が結構あります。
まず野付半島を地図で確認してみましょう

道東の地図。

野付半島のアップ。

知床半島と根室半島の丁度真ん中辺りです。鈎状になっているのが特徴。珍しい野鳥もかなりいるし、NHKの「さわやか日本百景」あたりでよく特集されます。オオワシやオジロワシも見られます。

半島が鈎状なので、内海(うちうみ)と外海(そとうみ)に分かれます。道路を挟んで進行方向右が内海、左が外海です。冬になると内海まで流氷が入り込んできます。で、そこを鹿や狐が通過するんだけど…よくハマってそのまま動けなくなります

内海側。

外海側。

外海側には定置網が見えますね。今日は釣り船もいっぱい出てました。
面白いことに、この半島は途中から町が変わります。半島の根元は標津(しべつ)町で、途中から別海(べつかい)町。

この半島はナラワラ、トドワラなどの、大変個性的な自然がウリです。何を持ってナラワラとかいうのかイマイチよく分かってないんですけど、とりあえずここがナラワラと呼ばれるトコロです。

しばらく行くと「野付半島ネイチャーセンター」があります。中には写真の展示、お土産、双眼鏡、ちょっとした食堂があります。
夏休みと言うこともあって、駐車場は結構混んでました。観光バスも3台くらい停まってました。一応観光地として認知されているようです(笑)。
自転車


ここには観光用の馬車、花馬車があります。トップシーズンという事で馬さん大忙し。

さて。このネイチャーセンターのすぐ横には野付半島探勝路というのがあります。先ほどのトコはナラワラでしたが、こちらはトドワラと呼ばれます。

はまなす~がさくころ~♪で有名なハマナスはこちら。

その実です。

これを甘く炊くとうまいんだにゃ~♪以前住み込みしていたお宅のおばちゃんが夏になると作ってまして、夏に行くといつもごちそうになります。
しかし、この実を取るのは用意じゃありません。ものすっごいとげとげなのです。

探勝路から見たトドワラ。

さて。ネイチャーセンターを後にしてもう少し真っ直ぐ行ってみますと、本日ひとつめの「行けるトコ」に到着



この先は看板通り一般の人は立ち入り禁止。そこをもう少し行くとホントの行き止まりがあって、そこより先は、半島ではなく陸地の方から船で行くようになります。潮干狩りが出来る場所で、私も移住した頃に連れてきてもらった事があります。
終点の駐車場で、私と同じような人がひとりいらっしゃいました。私と同じように行き止まりの風景を写真撮ってた(笑)。ここには何度か来てるけど、同志を見たのは初めてでした~

さて。今度は野付半島の根元まで戻って、走古丹へGO

地図で確認してみましょう。走古丹のアップ


画像中央が走古丹です。上からピンクの道を降りてきて、緑の方向へ行く辺りにこんな標識。

そして、地図上で緑の道と黄色の道と二股に分かれる分岐点。

まずは画像右の道(地図上では緑の道)へ行ってみると…。

本日2つめの「行けるトコ」


そして先ほどの分岐点まで戻り、今度は左の道(地図上では黄色の道)へ行ってみました。
右を向くと風蓮湖。

草むらの向こうに見えるのは一応湖です。
左を向くと海(根室海峡)。

ここ風蓮湖は汽水湖。通常風蓮湖を見る場合はこちらの反対側に回って見ます。
こうなってるのよ↓

私が走ったのが上から下に向かって伸びている黄色の道で、通常見る場合は湖の反対側、根室の方から見ます。ここには「スワン44ねむろ」という道の駅があります。
ちなみになんでこんな変なトコまで道が延びていて、且つ行き止まりになっているのかというと、ホントはそのまま橋を架けて春国岱(しゅんくにたい)…地図の「風蓮湖」というピンクに白文字辺りのトコまで行けるようにしようとしたらしいんだけど、計画倒れになったそうです。
その道が出来てれば根室まで近くなったんだけどね~。でもユーザーはめっちゃ少ないと思うけどね~。
ただ、出来ていれば橋自体が観光名所になったかも知れないね。残念!
さて、道はまだ続くんだけど…段々不安になってきた。道自体が砂っぽくなってきたんだよぉ~。あんまり砂だと車がヤバイ!

でも…実は分岐点のトコロから、どうもこれまた同志らしい車が前を走ってたのよね。

この車が走ってるんだから、もうちょっと行ってみるか。
なんて思ってたら終点に辿り着いた!
本日3つめの「行けるトコ」で~す



ここは、初めて「通行止め」という標識がなかったです。ホントに道がないですから~。

基本的にはテトラポットがいっぱいだったんだけど、ちょびっとだけ波打ち際まで行けるところがあったので、子ども達もみんなで降りて、少し遊びました。
波というものを全く理解してないムスコくんは、もちろん靴をびちゃびちゃにしましたとさ。ムスメ達は貝殻を拾ったり、波を理解したりと、なかなか楽しめたようです

いや~今地図で見たら、近所のつもりが結構走ってたみたい。屈斜路湖までとおなじくらいの距離だったわぁ。でも自分の車の前にも後ろにもぜんっぜん車がいなかったからね。快適なドライブでした♪