0701 から

未来を豊かに・・

ハプニング1

2019-08-25 | 社会
今回の旅で、何度かハプニングに見舞われたが、
大きいのは、三つ。

一つ目は、スリに遭遇したこと。
フランスに居る間は、パリの地下鉄を利用した。
ある日、地下鉄に乗ったら、混み合っていて、
周りは殆ど女性だったのだが、
危ないから手すりを持つように言われて、
誘われるまま夫から離れて手すりの方へ行った。
視線が手すりの方へ向いていたので、
ウエストポーチのチャックが開けられたのに気付かなかった。
何気なく下を向いた時、チャックが開いていて
お財布が抜き取られているのに気付いた。
私は一瞬青ざめた。
お財布には、ユーロや日本の現金、保険証、
クレジットカード3枚、地下鉄の切符等々を入れていた。
要するに金目のものの大半を入れていたのだ。
慌てふためいて、どうしよう~無い!~と叫んだと思う。
そうしたら、前に立っていた人が床を指差したので下を見たら
何と私のお財布が落ちていた!
急いで拾い上げてウエストポーチにしまった。
助かった!と、思った。

次の駅で乗り換えだったので、
ドアが開いたので降りて、夫も降りてやっと合流。
そして他の地下鉄に乗って直ぐ、
夫の動きが変だなと思ったら、
そのスリ達がついて来ていたのだ。
夫の前に立ち、スリが黒いバッグを重ねるようにしたので
夫が退けたら諦めて次の駅で降りて行った。
そこで初めて私は、スリが二人組の若い女の子だと知った。

私がお財布が無いことに直ぐに気が付いて騒いだので
盗まれずに済んだが、
気付かないまま駅に着いてドアが開いたら
間違いなくそのまま彼女たちは立ち去ったと思う。
危機一髪だった!

地下鉄はスリが多いと聞いてはいたが、
まさか若い女の子がスリだとは・・・・。
親切に手すりを持つように言ってくれたのではなく、
視線をそらすための手管だったのだ。

ウエストポーチも
直ぐにはチャックが開かないようにする工夫が必要だし、
中身を分散して所持することも大事だ。

日本では有り得ないような貴重な体験の一つだった。











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