自殺
2018-07-12 | 諸々
1週間前に、知り合いが亡くなった。
亡くなった翌日に、息子さんから
電話を貰って知った。
彼女から突然、電話を貰って
半年も経たない。
この世を去るとの内容だった。
見知らぬ相手とは言え、
そんな話を聴いて、
自殺しては駄目と、説得したかった。
顔も知らない相手なので
特徴を話して、スーパーの駐車場で
待ち合わせをして会った。
彼女の家で話を聴くことになり、
情緒不安定な相手の家に
いきなり行くのも抵抗を感じたが、
内容が内容なので
喫茶店で話を聴くのも憚れたので
止むを得なかった。
うつ病で、医者に処方された薬を
飲んでいるという。
夫や子供たちに無視され
生きていることが辛いと。
夫や子とは別居中だった。
事情が何であれ
自殺は、あの世で苦しい時間が
この先何年、何十年も続くのだから
絶対に死んではいけないと話した。
死んでも楽にはならないと。
それ以降、時間をやり繰りして
1~2週間に一度、
彼女に会って説得してきた。
にも関わらず、
1週間前に訃報が届いた。
西日本が大雨で大変な状態になり
心を痛めていたが、
それに輪をかけての訃報に
鬱々とした日々を私は過ごして来た。
彼女を救えなかった。
虚しさだけが残っている。
彼女と出会って5ヶ月・・・
あの日々はいったい何だったのだろう?
人は自殺しては絶対に駄目!