なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

雨漏りの修理、10日目、11日目、屋上壁蓋と屋上出入り口

2018年09月17日 23時46分17秒 | 家財の修理

今頃になって9月2日、3日の内容を書きます。

なぜに今頃というのは....

9月4日の台風21号で、もういろんなことがはちやめちゃで、とても台風直前のネタを処理できなかったのです。

そんなこんなで、台風21号の前日になにをしていたかという内容になります。

 

話をもうちょっと遡りまして、先月末8月31日です。

月末なので相応に多忙でした。そして、あの強烈な台風が近畿を襲うという予報がほぼ確定したころでした。

これは台風21号が来る前に、雨漏り箇所が判明しているところはなんとかしようと考えるのです。

9月1日(土)は雨天のため作業できずです。

9月2日(日)は晴れたので作業できました。

 

9月2日(日)の作業です。

まず、雨漏りポイントとしてわかっている部分の再確認です。

我が家は2階にトイレがあります。そのトイレ窓枠にクラックがあるのです。

ここがなかなかに作業が困難なところでして

隣の階段窓から体を乗り出してなんとかしてみよう作戦です。

まあーまあーのクラックでして...

このクラックが雨漏り盛大の階段窓より高い位置なのよね。

なので、ここから侵入した水が建物内の梁を伝って階段窓開口部から吐き出されているのでは?と考えたのです。

屋上への扉です。

台風20号でこの扉から水が侵入するのを発見しているのです。

ガラスのウェザーストリップゴムが肉痩せしてその隙間から水が侵入するのです。

その証拠にガラスの内側に水が通った痕があるのです。

扉下側のパネル部分も同様にウェザーストリップゴムが痩せることで隙間から水が侵入です。

次はサッシ金物合わせ目から室内へ水か侵入する部位です。

サッシ上角にて金物の合わせ部分に水が侵入しないようにゴムが挟み込んであるのですが、これが経年劣化で痩せており防水性がなくなっているのです。

サッシ下角についても同様です。

次は壁の上蓋部分です。

コの字鉄板が被っています。その鉄板の継ぎ目と家屋躯体への固定部分に問題個所が発生しています。

今年の春に見たときは塗装ハゲはあるが問題ないさそうだったんだけど、この夏の猛暑にてシールが痩せて切れました。

シール切れ部分を拡大するとこんな感じです。

これだけのクラックがあると、結構な勢いで家屋内部に水が侵入します。

って、こういった上蓋コの字鉄板って、ど真ん中を釘で叩き込んで固定するものなの?

私的には、側面から釘固定でないと水の通り道を意図的に開けているようにしか思えないのですが....

こういったものって、内部にコの字のバネチャンネルを仕込んで上鉄板側面縁にリブ曲げて返しを作ってそれをひっかけてテンション貼って固定とか、そうやって穴は開けないように努めるものかと思うのですが....

とか理想論を言っても仕方ありません。こんな上から釘打ち固定で施工されている家に住んじゃったんだから仕方がないのです。

と、ここまでが現状確認でした。

 

どこから作業しようかなーと思いながらもお手軽なところから始めます。

 

壁の上蓋のシール部分を剥がします。

鉄板の継ぎ目って、リブ加工されて内側に水が入っていかないようにするものと思っていたのだけど、こいつは被せているだけでなっていないのね。こんな釘打ち固定施工するぐらいだから凝った曲げ加工しているわけないよねー。

単純に鉄板が重ね合わせているだけでスクレッパーがスルスルと入ります。

リブ加工していないので鉄板自体の変形強度もなく簡単に撓むのよね。

鉄板が重なっているだけだから水の表面張力の関係で隙間にチュウチュウと染み込んでいくのよね。

釘を打ち付けたらその部分がもちろんのように撓んで凹むわけで水溜まりができまして、ってそんな負の条件がたくさん重なっているのかと思います。

そんな釘打ち付け部分にコーキングを薄くなすくってシールしたところで、躯体の収縮や地震の揺れで釘が動くわけで、釘が動くとシールが切れて、撓みに溜まった水が釘のシール切れ部分から釘を伝って内部に侵入。

もちろん釘は錆びるわけで、錆びた釘が保持力あるわけもなく...

なんと爪をひっかけて持ち上げるとスルスルと抜ける釘があるのです。

これって酷くねー。屋上に上がれて点検できるからいいんだけど、こんなの確認できない箇所だったらわからないままだよ。

ともかく爪でつまんでスルスル抜ける釘は取り外して、スクリューネジを揉み込んで固定することにしました。爪でこじって抜けない釘はそのままにしておきますした。

マスキングしてシールするのですが...

薄くシールしたら、どのみちシール切れがすぐおきるにきまってます。だってこの部位って躯体の温度伸縮でかなり動いていると思います。

それならばそこそこ動かされてもシール切れしないように蒲鉾盛りにしてやれなのです。

かなり盛り上げてますよ。これで雨漏りもシールの縁を通ってくれると思います。

次は、屋上出入り扉のサッシ部分の隙間対策です。

シリコンコーキングの黒色が手元にありません。

それにシールする幅が狭いのでシリコンコーキングの接着力だとどれだけ持つかもちょっと疑問視です。

そういう合わせ隙間に充填するやつでいいのを持っているのですよ。

自動車エンジン組み立て用途の液体ガスケットです。

もちろん私がスバル弄り、クラウンワゴン維持整備で活用しているケミカル用品なのです。

はっきりいって扉サッシの隙間埋めにはオーバースペックだと思いますが、わざわざこのちょっとのために建材用の黒色コーキングを新規調達するよりは私の懐は痛みません。

だってサッシ隙間に施工するのに必要な量ってちょっとですよ。

細いパテヘラがないので段ボールにて小さいパテヘラを作ってなすくりました。

仕上がりが汚いのは私のヘラ使いがどんくさいってことです。

女の子の肌を撫でたり、アソコをイジイジするのなら得意なんだけどね。

このサッシは私のナデナデに感じて高揚してくれないので、私のきぶんが乗らなくてこの程度の仕上がりなんすよ。

もう夕方なので大したことができません。

ということで、トイレ窓サッシ枠のクラックに、階段横の窓から大きく身を乗り出してコーキングをなすくりです。

すると、警らの警官から声掛けです。「気いつけてやー。めっちゃ飛び出してんでー。落ちたらあかんでー」って。わかっているけどそうやって気をかけてくれる人がいるのは嬉しいかぎりです。

これにて、9月2日(日)の作業は終了です。

 

9月3日(月)の作業です。

月曜日は平日で仕事なのですが、ちょっと早めににむりやり切り上げまして、夕方の15時頃から作業です。

というのは、前回の台風20号にて部屋の真ん中に雨漏り発生。屋根裏に潜って確認したら屋上出入り口扉辺りから水侵入だったのです。

9月2日(日)の作業にてサッシ金物合わせ部分の隙間は塞ぎましたが、その隙間だけではなさそうと勘繰っているのです。

よーく、扉サッシ枠と家の躯体との隙間を凝視します。去年にも隙間にシールはしているのてすが、そのシールがえらく引っ張られて裂けているのを確認です。

たぶん、大阪府北部地震で微妙にシールに隙間ができてそこに雨水が浸みて今年の猛暑でさらにと、引っ張られて裂けたのではないかと考えます。(時間がないので撮影してません)

気持ち悪いのでサクサクとシールをほじくりまして....

その下に出てきたものが、どうも気に入らないなり...

私が元々のシールの上に盛りシールべっとり施工していたのですが、元々のシールの捲れ方が純情ではないのです。

気に入らんなーと元々のシールを軽くほじくってみたら、それがどんどんサッシ枠ではなく躯体側の飾りアルミ金具に伸びていきまして...

思いっきり、水が行き来している形跡があるのです。

そうなったら躯体側の飾りアルミ金具を外しました。

これで大変なことが発覚です。これは後々に自分が確認する必要があるだろうと写真を撮影しだしました。ということで、ここから写真がありますよ。

わかりますか?下半分で左横の躯体側飾り枠を取り外してます。下辺の躯体側飾り枠も取り外してます。

驚いたのは左横の扉サッシと家屋躯体とのリンク部分です。

わかるかなー。

まずは、横でも下の方の部分ですよ。

バックアップ材を埋め込んで上からシールが打たれてました。これはこれでいいと思います。

で、問題なのでは?と思っているところは、そのちょっと上の方ですが...

これって何?

バックアップ材は入っておらず、固くなったボンドのようなものです。

ボンドのようなものは伸縮性がまったくなくとても固いのです。なので躯体の伸縮に追従できず、この上に塗られていたオリジナルのウレタンシールと思われるコーキングがシール切れです。

そもそも、ボンドの肌ににウレタン系のシールが食いつくかですよ。だってペローンって簡単にオリジナルのシールが剥がれましたから。

ついては、このボンドのようなものの上にはシールがまったくくいついておらず、サッシと防水シートにシールの端が貼りついているだけでシールがブリッジしていたことになります。

2点付けになるのでシールとしてはいいのかどうかなのですが、いかんせんブリッジする距離が大きすぎです。なので引っ張られてシールが切れたということです。

同じ理由でサッシ下辺もなのですが...

ここは、私が以前に盛大に増しシールを打っていたのでシリコンシールは生きてました。ついては綺麗な肌でご対面です。

えらい隙間開いているなー。バックアップ材がないやんか?と思いますが、オリジナルでもバックアップ材がなくウレタン系のシーリングがパンパンに充填されてました。

先ほどのボンドのようなものを充填よりも、ウレタン系シーリングをパンパンに充填している方がシール性は良いという結論になります。

で、気づきました?

そもそもサッシ枠と防水シートとの隙間がなぜにあるの?です。

防水シートってサッシ金物を巻き込むように施工するものと私は思っていたのですが違うの?

こんなところに防水シートがいきわたらずに躯体内部の木材が見えるような状態で組み立てられている家屋って、そういう施工方法なの?

まあー、こんな家屋に住んだのだから仕方ない。と、また同じ結論になるのです。

さて、飾り金物ですが、実は意味がありました。飾りじゃないのですよ。

防水シートがねー。サッシ枠金物に届いてませんよ。

ということは、防水シートの裁断部分ってどういう施工されているのん?

外壁パネルに巻き込んで裏側に糊付け+タッカーとかされているのん?って、そんな巻き込むことするぐらいならサッシ枠金物に貼り付け固定すると思うのよね。

なので、外壁パネルの表面にべったり糊付けされて裁断部は特に加工がされていません。

つまり、躯体の伸縮でパネルになすくった糊が剥がれたら防水シートが捲れてくるということ。それに裁断面がそのままなのでそこから接着面に水が侵入したら糊が剥がれてくるということ。

剥がれたら困るので防水シートを押さえつける目的で飾り金物をビス打ち込み固定しているのです。そもそも防水シートの上にビス穴をあけて打ち込むのも間違っているような気がします。

せっかくの防水シートの機能を台無しにしているような気がしてなりません。

まあー、そういう施工がされている家屋に住んだのだから仕方ありません。って、またこの結論だねー。

さて、この飾り金物ですが、単にビス止めだけならば苦も無く剥がせたのですが...

あの横側面のボンドのようなもので隙間を埋めていた部分ですよ。

そのボンドが飾り金物と防水シートに付着しているところがありまして、防水シートを破らないようにはがすのに四苦八苦です。

水が来ているところはもう剥がれているのですが、ところどころにボンドが生きている箇所がありそこが大変なのよ。

防水シートを最優先で剥がすとなると、飾り枠を破壊してめくらなければなりません。

すると、こんな有様になりました。

曲がっているのがボンドのようなものを充填されていた横位置のやつ。

真っ直ぐなやつは、ウレタン系シール大量充填のもので綺麗に剥がれたのです。

ここでDIYの教訓ですね。

ボンドは接着するものであってシールするものではない。なのでシール用途でボンドを用いると痩せてシールが切れたり、シール部分は後々剥がす施工になるので剥がれなくなったりする。というアレですよ。

せめてシール性が少しでもある、シリコン系ボンドを充填してくれていたらこんなことにはならなかったのに、と、自分の分解テクを誤魔化すことにします。

明日は台風が上陸します。絶対に今日中に塞がないといけません。でも飾り金物じゃなかった防水シート押さえ金物がありません。

どうしよう。とりあえずシリコンシールはしないといけません。

べったりと隙間をシールしました。

横のシールはこんな感じにしています。

下辺は、シート押さえ金物を取り付けてさらに金物の上側に当たる部分にシリコンシールを塗りました。

金物が無いのでなにか代わりになるものを...

と、目を向けたら屋上家庭菜園で鉢底に水抜き用に傾斜をつけるために敷いていた木材を見つけました。

こいつに、もとの金物取り付けビス固定穴と同じところにビス穴をあけます。

防水シートに無駄に穴をあけたくないので、元のビス穴を使うことが必須条件なのです。

そして固定です。

元の金物と木材の厚みが違います。もちろん木材の方が分厚いので、そのままでは固定ビスが届きません。

ということは、木材の方のビス穴を2段加工することになります。

ふえーっ、無駄に加工が増えているよ。家具じゃないんだよ。こんな丁寧な仕事したくないよ。

なんとか屋上出入り口扉サッシ回りの防水はできました。

扉のガラスとパネルのゴム痩せ部分は対策できまなかったのですが、ここはテープを目張りすることで明日の台風は乗り切ろうと思います。

以上で9月3日(月)の作業は終了です。

 

さて、翌日の台風21号ですが....

全国ニュースになったように、電柱ドミノ倒しがあちこちに発生、看板飛来、トラック横転、そんなのが我が家の周りのあちこちに発生です。

我が家も倒壊するかと覚悟を決めた、そんな台風でした。

台風の様子は次のブログ記事に書いてます

2018年9月7日のブログ:2018年9月4日 台風21号、まじでバカ夫婦は覚悟をした

そんな台風の中で....

階段横窓からの雨漏りは盛大でした。だって風速50m/sを超える強風に家屋の外壁がゆすられまして手の届かない遠い上のシール切れ部分から盛大に側壁内部に水侵入してますから...

その前の台風20号で発覚した室内中央の雨漏りはストップです。屋根裏を確認しましたが水の気配はまったく無し。つまり屋上出入り口からの水侵入はストップできたということです。

外壁蓋のシールについては、どうなんでしょ。これの水の通り道ので口終端をまだ見つけていないのでわかりません。

おそらく基礎コンクリート立ち上がりまで流れて基礎コンを伝って外に出ていると思います。そう信じることにします。

だって、もし味噌婚の外ではなく内側に水が入っていたとしたら、1階の床下が池になっていたとしたら....。そんなことを考えたら夢の中でうなされまくって廃人直行コースになるので考えないことにします。そんなことになってないさ(笑)

さて、こんなそんなの雨漏り修理でした。

 

PS.

台風21号で大騒ぎ、2週間前の内容になるので、はっきりいって記憶もうやむやになりかけてます。そんなのを掘り起こしてブログにまとめました。

実質、自分が未来に家の修理をするときに、あそこはどういう理屈でどんな修理したんだっけ?というのを確認するための備忘録です。(古い内容でも書いとかないとあとで絶対に自分が困るから....)

よそ様の参考になるようなことは書いていないかと思いますので、ど素人がバカなことしているなーと鼻で笑ってくださいませ。


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