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ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

今回の台風は暴風が凄かった。激貧家庭ボロ屋のプチ被害と新たな雨漏り侵入経路を発見

2018年08月24日 23時33分39秒 | 家財の修理

昨晩の台風はすごかった。本当に恐怖を感じたのです。

我が家の屋上から遠いけど目視で十分建物が見える関西空港(直線距離で10Kmぐらい)は、風速が41.2mとのこと。

そして我が家は風速何mの風雨にさらされたのだろう。

今まで経験のない真横からものすごいスピードで吹き付ける雨粒。というか雨の礫、いや、散弾銃だった。

窓ガラスに叩き付けられる雨音がバチバチと石をぶつけられているような音がする。

家の周りの風が回り込むようで、ものすごい高音の風切り音が夜中ずっと鳴っていた。

そして、震度1よりひどい揺れが恐ろしい突風の度に発生。つまり我が家が横風で揺さぶられている。

こんな凄い突風は本当に初めて。嫁と二人して窓ガラスからなるだけ離れて部屋の真ん中で固まって一晩を過ごしたのです。(もしものガラスが割れたら大変。我が家の窓にシャッターがないのです)

テレビがあればリアルタイムに情報収集できるのでしょうが、我が家は激貧なのでテレビはなく、パソコンで各所のホームページを見て確認するだけです。

動画の類はネットですぐには期待できません。文字情報で気象情報で世の中はどうなっているのだろうと推論するのみです。嫁は膝に乗せたノートパソコンに釘づけでした。

といっても、私はこの台風の中で経過観察することがあるんですよ。

激貧のボロ家は雨漏りがあるのです。もちろん台風のえげつない風雨となると....

事務所としている部屋を定期的に確認してバケツトラップが溢れないかチェックです。と、同時にどこから水が伝ってくるのかよーく確認します。

階段窓枠は盛大に雨漏りしてますよ。この水ってどこから来るんでしょ。窓枠の上位置の外壁シール切れは修理したんだけどねー。きっともっと横のところの上位置にあたるところから侵入して伝ってくるんだろうねー。

で、あろうことか想定していない、部屋の真ん中に雨漏りが始まりました。

何?なんでこんなところから水が....

もちろん原因追究ですよ。

風呂場とトイレがユニットになってまして天井に人がくぐれるぐらいの点検口があるのです。

その点検口から屋根裏をよーく観察です。

あちゃー、新しい水の通り道を発見。その水の行先が梁を伝ってある壁の方へ。って、そこは階段横の窓ですな。

で、梁を伝う水量が多くなったときに滴となって部屋の真ん中へポタポタと滴っていることが発覚です。

この様子を撮影したらよかったのですが、真夜中に台風をおびえながら、もしもの時の緊急事態を想定しているバカ夫婦には撮影するゆとりはありませんでした。私は雨漏りを追及するいいチャンスだとちょっとだけ好奇心がおきているだけです。

さて、水路の起点となっている部分の上には、あろうことか屋上への扉があるところなんですよ。

ということは屋上の出入り口が怪しい....

階段を上って屋上出入り口扉のところへ...

そこで私は硬直しました。

扉の隙間から吹き返しというか、飛沫が室内へ侵入しています。

扉はもちろん閉まってますよ。真正面から横殴りの雨にたたきつけられてますよ。

なのに、扉の隙間から室内へけっこうな勢いで飛沫が侵入。

それがサッシ枠を伝って雨漏り侵入ルートとなってました。

つまり、外からの雨漏りではなく、室内に一度侵入した飛沫が伝って雨漏り。つまり室内から雨漏りしているということが発覚です。

これは大発見でした。風の強い雨降りのときにだけ雨漏りが発生する原因はこいつだったのか。

と、寝れない暑い一夜を明かしました。(窓を閉め切る+窓から離れた部屋はエアコンが無いキッチンでして冷蔵庫の熱気でサウナ状態でした)

朝の6時ぐらいには雨が収まりました。さっそく自宅を外から観察です。

よかったー、事務所前のテントは飛んでなかったー。

台風で家か揺さぶられたものだから、シール増し打ちしていないこの家が建てられた時のオリジナルシール箇所に新たにシール切れクラックが発生しているのを確認です。

もちろんそのシール切れ箇所から雨水が侵入して雨漏りを起こしているはずですよ。

ガレージにも出向きまして、シャッターガレージ内が大丈夫か確認です。ちょっと前に大家に屋根修理してもらったので雨漏りはなく、やっとガレージとして台風を無事に乗り越えることができました。もちろんクラウンワゴンも大丈夫です。

で、そんなことしていたら近所のおじさんから声掛けありました。

ちょっとこれ見て。どうしたらいい?って....

なんと自宅をかこっているブロック塀の奥に、庭に駐車していたと思われる、軽トラが横滑りして後輪が側溝へ落ちてます。さらに、軽ワゴンが横倒しになってました。

おじさんはこの惨状をどこに相談するのがベストなのか迷っておられるらしく、目の前を私が通ったので捕まえたということ。

軽ワゴンは大人数人で起こせると思うけど、側溝落ちの軽トラはロープ掛け引っ張るぐらいではタイヤがひっかかってなかなか出てこないと思うよ。

私が今加勢したところで、私一人が増えただけではなんともできんよ。

農家仲間に声掛けして人を集めてなんとかするか、またはJAFを呼んで吊ってもらうのがええで。とアドバイス。

農家仲間にはすでに連絡したらしく、農家は自分の畑の心配ですぐによそ様に手を出せない。体が元気で田畑が無事なら後回しというのが暗黙のルールらしく、田畑の無事が確認できた午後からなら手伝いが集まれるかも?ということで....

それより早くしたいということならJAFに相談したらええんちゃう?

で、おっちゃんはJAFの会員(農協で入った方がいいと進められているらしい)とのことで、こんな横転でもJAFが相手してくれるのか心配とのことで....

はいはい。わかったよ。私がJAFに説明してあげるから、おっちゃんの会員カードを出して、おっちゃんの携帯電話から電話してちょ。

台風で自宅庭先ガレージに駐車している軽バンが横転、それとは別に軽トラの後輪片輪が側溝落ちしている。吊り上げも視野に入れて救出可能か?と電話で説明してあげた。

対応OKとのことでJAFが来てくれる。もちろん会員なので基本時間内作業量は無料とのこと。

吊り上げに費用がかかるかは現地を見て作業時間でどうなるか?ということで見ないとわからん。お金がかかるときは断ることもOKで、まずは現地の様子を見るのは無料だから向かうという対応になった。

おっちゃんには、無料でできるところまではJAFにしてもらえ。お金がかかるところだけ午後から農家仲間でなんとかしてもらったら。という対処に...

で、午後にそのおっちゃんが事務所に来られてお礼の缶コーヒーを持ってきた。

結局、JAFが1時間ぐらいして到着、無料で2台とも作業してくれたとのこと。それも作業時間30分以内で済んで本業は違うなーと感心したとのことでした。

もちろん横転しているのでバックミラーがダメになったりしているのですが、そんなのはあとからなんとかするということで、まずは車が動く状態になったのはよかった。

で、それ以外には....

周りのお店で看板落下が2件、テント崩壊が1件です。それを私は現認しました。

聞き耳では、それとは別に何件かがテント崩壊しているみたい。

というのは、私が前日に事務所のテントを補修していいたのを、道路を車で通っていた商売人が目撃していたらしく、あのテントはどうなの?って確認に来られまして...

人様のテントを見ても仕方がないのに、私がパッチ補修していたことを感心したみたいです。その時に、うちのテントは壊れた、破けたという話を聞くのでした。

皆さん、「今回の台風はすごかった」と口をそろえるのでした。

 

さて、本日にプチ被害場所の確認です。

事務所の室内壁は水が来るので剥いたままなのは過去記事に書いているのでいいですよね。

いつものようにバケツトラップを仕込んでますよ。

今回は、恐ろしい雨量と、恐ろしい暴風にさらされ続けたのですが...

バケツの水を途中廃棄することなく、この程度の量で済みました。

事務所についている無駄に大きいガラス窓の窓枠からの雨漏りは止まりました。(ちょっと前に雨漏り修理した甲斐があったということです)

なので、そこからではない雨漏りでこの物量ということです。

もう1か所のバケツトラップも...

溜まってはいますが、かなり減ってますよ。

風雨は前回の台風より酷いはずなので、私が雨漏り修理してきたところは効いているのだろうと考えます。

さて、夜中に屋根裏を覗き込んで水の経路を確認しています。その上にある物体を確認ですよ。

屋上にあがりまして...

まずは屋根裏から覗いたときに壁内側を水がテラテラと伝っている箇所があったのよね。そこの上の部分は...

壁の上にふたをしている鉄板を固定している釘ですよ。

これが台風の強風でめくれるように力が加わって釘をここまで浮かせているということです。

これだけ釘が浮いたら写真を見て分かるようにシールを打ち破ってまして、ここから水が侵入しているということです。これを2か所新たに発見です。

次回の雨漏り修理の施工場所確定です。

さて、屋上の出入り口扉ですよ。

それのサッシ枠下部分です。

サッシ枠としては室内側と扉の当たり面とかなりの高低差があるのですが...

これでも、あれだけの強風になると扉の下から吹き返しの風と飛沫が室内に入り込むということです。

さらに、扉にはめ込まれているパネルの合わせ部分からも飛沫が室内に侵入してます。

パネルはゴムでぐるりと固定されているのに、強風でパネルが歪むと隙間ができて水侵入ということです。

さらにさらに....

どういうことかサッシ室内側の側面部分が盛大に濡れていたのよね。飛沫が隙間から噴出していたとしてもそこまで濡れるかーというぐらい涎のように水が来てたのよ。

これは上を見て犯人がわかりました。

サッシ枠を組み立てるときに合わせ部分に水侵入防止のためにゴムを挟み込むのだと思います。そのゴムがずれてます。

サッシの表から確認すると...

間違いなく水侵入経路です。

風にあおられて水が扉とサッシの隙間に入り普通は重力で水が下に落ちるはずのものが強風で上にあおられたら、この隙間からドクドクと室内へ入りこむということです。

こうやって室内に入り込んだ水がサッシ枠を伝って、一番低い位置からサッシの下に吸い込まれます。

間違いなく水の吸い込み口となる経路を発見です。

ここからの水が、この下の部屋に雨漏りをもたらすということです。

かつ、階段横の窓ガラスへも階段通路の屋根裏を横切って水路が伸びてました。

そして、もうひとつ気に入らない点を...

左上コーナー部分です

気になりません?

サッシ枠上位置の水切りゴムになると思うのですが...

なんで上の場所にゴムの合わせ目があるのん?

ゴムの合わせ部分って実質、防水が切れることを意味するはずなので、水切りゴムの繋ぎ合わせを上位置にもってくるのはご法度なのでは?

ちなみに下側にはゴムの継ぎ目はなく、1本のゴムをぐるりと回しているのです。

それの起点か左上コーナーって、家の建具はそういう施工をするのが普通なの?

自動車の扉ゴムなら必ず下位置に合わせをもってくるよ。

この扉の場合なら、下サッシ枠の中央にゴムの起点をもってくるのがいいんじゃないの?

そこのところどうなの?家の建具施工基本に詳しい方おられましたら教えてください。

と、これが今回の台風における、激貧自宅のプチ被害でした。

 

結論は、また雨漏り修理の作業が増えたぞー。


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