1つ前のブログ記事からの続きです。
クラゴン君、パワステポンプ交換でやらかした(前編) - オーバーホールしたやつを組み込みました - なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??
久しぶりに本格的な車弄りです。先に結果を書いておきます。組付け出来たんだけど....。最終確認できてないんだー。どうなのかなー....本日の車弄りは4時間でした。ちなみ...
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これから折り返し作業です。
逆の手順でオーバーホールしたオイルポンプを組み付けるのですが....
どうやってもエンジンブロックへポンプが食いつかないんです。
なんでや?とポンプを確認する。

ボルト通し穴のブッシュが飛び出していてエンジン横固定箇所に入らなかったのね。

ブッシュを凹むぐらいまで押し込んだ

後々に自分が写真を見たいであろう注意箇所。排出側配管リンク部分を写真撮影しておく。

ファンベルト3本は近々交換する計画なんだけど....
今ならパワステベルトはフリーでよく確認できるよ。

ひび割れはありませんがゴムがかなり固くなっています。

まあーねー、シュッシュッってベルト音がするようになっているからねー...
今回はベルト交換はしないでそのまま再利用です。
とかなんとかで
すんなりと組み戻し完了です。

パワステオイルをリザーブタンクに呑ませます。

車体を持ち上げて、ハンドルを左右に目いっぱいくるくると回します。
リザーブタンクが空にならないように注意しながらオイルを足しつつクイックイッと回します。
最初はエアーを噛んだオイルが出てくるからなのかリザーブタンク内は泡立ちますが5分ほどググルグルとハンドルを回し続けると泡立ちがなくなりました。
よしっ、これでいいだろう。リザーブタンクの蓋を閉めます。
ではでは、エンジン始動です。
バッテリー端子を繋ぎます。
自分が触ったところをもう一度念押し確認です。
よしっ。いいだろう。
エンジンキーを捻りました。
「シリュ」ってセルが1回鳴ってすぐにエンジン始動と同時に....
キーーーーーッッッッッッ
爆音です。
焦ってすぐにエンジンキーを切る。エンジン始動して2秒ぐらいで切っている。
これって....
やらかした?
ネットで以前に調べた情報を脳内ぐるぐるが始まります。
ポンプ内にオイルが入っていないときにポンプを回すとキーッと盛大な引きずり音がしてポンプ焼き付きを起こすとか。不安なことが....
でもあれだけバンドルぐるぐる回してオイル送ったよ。ポンプ内にオイルが入っていないとは考えにくいのだけどな。
それとも私がポンプのオーバーホールで間違ったことをしていて内部部品が変なことになっているとか?
新品ポンプ等を取り付けた直後は内部にオイルが浸透していない。なので最初10秒ほどは引き釣り音がするがすぐに音が止まるという情報もあったよな。
この情報は本当なのか?と思うのだけど...。そういうことなのかなー。
オイルが循環していなくて初期のひきずり音ってことなのかも?とプラス思考になるのだけど...。
駄目だとしたら、どのみちオーバーホール失敗しているのなら今ので死亡しているのだろう。
それならダメ元だよね。「オイルが循環していなくて初期のひきずり音」という場合は回してみないとわかんないよね。
えいっ。エンジンキーON。
キーーーーーッッッッッッ
爆音です。エンジン自体は快適に回ってます。
ハンドルグルグル回すとめっちゃ軽いのでパワステ機能は生きてます。ってことでポンプ自体は作動している。
30秒ほどエンジン回しても爆音に変化無しなのでエンジンストップ。
さあー、これは大変なことになりました。
もう心の中でオーバーホールポンプ死亡したものとあきらめています。
後輩が倉庫奥から出てきて「なんや?なにやらかしとんや」と確認にきました。
「あかん。今回は失敗や。これはやり直しやわ。今日はここまでにして頭冷やして明日にしよう」とか言うていたら....
後輩から「あかんで。明日は雨やで。日曜日も天気怪しいで。月曜日は役所とかに行くのに車必要やろ。さっさと車が乗れるように戻せ」と発破かけられる。
そうやなー。確かになー。
えい。やり直しだ。このタイミングで作業開始から90分たってました。もう終わりのはずだった。計画通りの仕事をこなしていたんだわ。
日の入りまで暗くなるまでになんとかしなければ....と考えつつ、ちょっと冷静になる。
ポンプ内部がおかしくて焼き付いているのならポンプは熱いのかな?
触ってみよう。
ポンプのある空間に手を突っ込んだ時に熱を感じたのよ。
でもね、ポンプ本体はまったく熱くないのだ。
どこが熱いのよ。って探ると....
パワステベルトに手が振れたら「アチッ」。
おい。パワステベルトが熱いよ。
えっ?ベルトが滑っているってこと?
パワステポンプのプーリーを触るとプーリーも熱いのです。
ステアリング操作はめっちゃ軽くなったのでポンプ自体は回ってオイル圧送しているはずです。ということならベルト滑りのような熱をもっているってことです。ベルトに負荷がかかってベルトスリップしてあの爆音ということか?
ベルトの張りがおかしいわけではないです。なんだろう。
って、更に原因追求をしようかと覗き込み始めたら....
後輩が突っ込んだ「さっさと元に戻せ。今、なにかしようと考えてたやろ」と....
そうだ暗くなる前になんとかしなければ....
時間が無いので今回はリザーブタンク内のオイル抜き無しで進めます。エンジンルーム内の新聞敷き詰め時間ももったいないので止めました。
車体下に段ボール敷いて廃用受けをセットです。エンジンルーム内がオイルで汚れてもいい。それよりも作業時間短縮したいという作戦です。
さくさくとオーバーホールポンプを抜き取りました。もちろん綺麗なパワステオイルがエンジンルーム内をダラダラと落下していきます。
簡単にエンジンルームを掃除します。
そして、元のポンプを組み付けました。はあっ。オイル滲みポンプ付け戻したよ。
と思いながら最終点検です。夕方でエンジンルーム内が暗くなったので懐中電灯でエンジンルーム内を照らしながら作業をしていると....
あれっ?この部品はなんだ?というのが転がっているのを発見。
それを確認するとなにかのスペーサーのようなもの。

車体から脱着した部品はパワステポンプ本体のみ。
パワステポンプ本体は2本のボルトだけで固定されている。
それを抜き取っただけでこのスペーサーがどこに....
ということで、焼き付かせたと思い込んでいるパワステポンプの前でかがみこむ。
あっ?もしかして?と閃光が走る。
それを確認するには....
組み付けの2本のネジを用いて確認しなければならない。
今組み戻したポンプをまた取り外す必要があるよ。まだオイルを入れてないのが救いです。
さくさくと多急ぎでポンプをまた取り外す。
必要なのはポンプを固定しているボルト2本です。
それをポンプ本体にあてて考察するんです。私の閃光が合ってますように。

固定ボトルをそのまま締めこんでいくと、ボルトが深く入りすぎてプーリーに当たる。つまりプーリーを裏側から押すことになる。

そのボルトに転がっていたスペーサーを通すと....

間違いねー。これはボルトにスペーサーを通して締め付けるんだわ。
私のことだから結構な力でボルト締め付けしているよ。
するとボルト先端がプーリーに当たって、プーリーの回転を阻害するよね。プーリー回すのにベルトがめっちゃ力必要なのでベルトスリップしてキーーーーーッッッッて音を出したってこと?それともプーリー自体をボルトが引きずっている音もあるかも?だけど音の種類が違うよね。
オーバーホールポンプのプーリーを手で回してみる。めっちゃ軽くてスルスル回る。ポンプ内部から何の音も振動も感じない。ってことでポンプは焼き付いておらず生きているのでは?
どうしよう。ここからポンプ取り付けは最後の時間チャンスとなるだろう。つまり1チャンだ。
焼き付けたかもしれないオーバーホールポンプ。それとも、オイル滲みのあるポンプ。どっちを本日の最終作業で取り付けるかです。
えーい。やっちゃえ。ダメなときは来週は車無しでもいいじゃないか。と決心した。
さくさくとオーバーホールポンプを組み戻す。都合本日3回目の取り付け作業になるのでサクサクと組付けできた。
オイル入れて、ハンドル回してのオイル循環作業を終えたときは辺りはうっすら暗いよ。
エンジン始動します。
「シュッシュッシュッ」って蒸気機関車かよ。という音がする。
「シュッシュッシュッ」はベルトの音だわ。ベルトスリップの負荷をかけたからか以前より「シュッシュッシュッ」音が大きくなった。
で、ポンプからの異音は感じない。
さあー真っ暗になる前に道具を片付けようと後片付けを開始します。
後片付けの間は様子見でアイドリングしておきます。
下に敷いていた段ボールをどかすときに段ボール上に溜まっていたオイルをこぼしてしまった。

あちゃっ、地面汚しちゃったよ。
とかなんとか10分ほどエンジン回してみて特に不具合なさそう。
エンジンストップしてホカホカのエンジンルーム内へ、暗がりの中で手を突っ込む。
パワステポンプ本体を触るが特に熱いという感じではない。
オイルホース接続部周辺を触るがオイルで濡れている気配はない。
ということで今日はこれまでだな。

という時は辺りは真っ暗でした。
そうだ、ポンプを高速で回して油圧を上げてテストしとかないと意味ないのでは?というのに気づきます。
ちょっと走ってみるか?と、近所を3Kmほど走行しました。もちろん2速と3速で走行してエンジン回転を無駄にあげて走行しました。
走行中は特に不具合も無く無事にガレージへ帰還。
ここで車体下を覗き込んでオイル漏れてないかい?としたいのだけど、もう真っ暗でそんなのできません。
ということで、その後はどうなのーってのは、また後日になります。
ちなみに不安要素としては...
プーリーを裏からネジで押していたのでプーリーシャフトが斜め軸に回転していたりしない?そうするとプーリーシャフトのオイルシールに負担かけて破けてしまいオイル滲み発生しないだろうか?
というのを考えます。
以上、やらかしたかもしれないパワステポンプ交換でした。
えーと、パワステポンプに関連するブログ記事リストね...
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