なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、エンジンアンダーカバー - 先端マウント部の整形

2019年06月21日 23時57分33秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

昨日のスバル弄りの内容を書いてます。

いつもは夜にスバル弄りを書いているのですが、ここのところ何故か毎日終始眠いような状態に陥っており、「万年眠い怠け病」を患っているのかとマジで思い始めている今日この頃です。

それって、ストレスからくる「うつ病」だったりするのでしょうか?

誰か、心優しい女医さん、私のいろんなところを診断してちょ。ってつまらないことまで妄想してしまうヘタレ脳みそモードになっております。

まあーそんなこんなで、昨晩はポンコツ我が家のつまらない補修ネタのブログを書いただけ(その記事ですら書いている最中に強烈な睡魔と闘っている)で、そのままパソコンと添い寝してしまったのでした。

スバル弄りの記事を書いてなかったのです。それを一日遅れで書いてます。

 

ちなみに本日はスバル弄りしていません。

 

今回のブログ記事は写真がたくさんです。

その理由は次の2点です。

  1. 現物合わせせずに憶測で修理している。最悪は取り付けできないかも?その時にどんな修理したかの確認用
  2. 某方から「ボルト穴裂傷をどのように補修するのか手順を書いて」とのリクエストあり、それに応える形に...

まあーそんなのを、うーん、要するに大したことのない写真をいっぱい貼りたくっているので、「無駄な写真が多いなー」と優しいまなざしで読んでください。

 

ではでは、本題ですよ。昨日のスバル弄り内容です。

昨日のスバル弄りは5時間でした。

 

前回に錆取りしていて、先にこっちに手を出した方がいいのかな?

と考え始めていた、先端マウント部を弄ることにします。

微妙に形がおかしいのがわかってもらえますか?

ブラケットがスポット溶接されているのですが、ブラケットのデザインが崩れています。

さらにボルト通し穴も裂けています。

裂けている部分の判対面ね

あちこちが曲がっています。

と、ここまでが作業前の状態写真です。

 

この先端マウント部分ですが、ブラケットが溶接されていることより鉄板が合わさっている部分はサビが出ていると思うのよね。

ついては、ブラケットを剥がしてしまって、そうなると、両サイドの垂直に貼り付けられている板部分の錆取りがしやすくなってとかの手順を考えてしまい、垂直板の錆取りを途中で中断して先端ブラケットを弄る気になったのです。

 

さてさて、ここから手を加えますよ。

まずは曲がっている部分を、適当に板金してオリジナルデザインでの物理的干渉有無がどうだったのかを確認してみます。

ハンマーを握りしめてトンチンカンとシバキ倒してます。

ほどほどに板金していろんなことがわかってきます。

先端マウントの両サイドに立ち上がって貼り付けられている鉄板の縁リブに、あきらかに打ちキズでついたおかしな凹みがあったのよね。

それも錆の発生具合から、かなり昔に凹んでその後は当たっていないという状態だったのです。

それの犯人がわかりました。

なんと、先端マウントのブラケットが干渉するんです。

オリジナルの立体デザインに近い状態にしたら干渉するというこの矛盾です。

というか、メーカー生産して新車で納車されたときに、この部分が干渉する状態だったのでは?

ちなみに、先端マウントのブラケット反対側になる右側は干渉するものがないので飛び出したデザインをしています。

そして、左側は干渉しないように面取り切り出しデザインがされているのに、干渉しているというこの矛盾。

金型デザインでは干渉しないように部品設計されているんですよ。

それが実車になったときに干渉しているということは....

アレですよ。

私のスバルは工業生産の外れ品というやつです。

今のようなロボット溶接で部品生産しているのではなく、当時は組立工員が手作業で溶接とかの組立をしていると思います。

つまりスバルの組立工員の力量がそのまま車体の完成品質に繋がっているのです。

今まで、私の車体をいじくっている限りにおいて、車体左側を組み立て担当した職人の腕はいいのですが、右側を組み立てしたであろう職人が最悪です。車体パネルの組み付けは歪んでいるしスポット溶接失敗しまくって何か所も溶接やり直ししてパネルがグスグスで、それを誤魔化すために、当時の神秘の黄色いパテでデコレーションされている仕上げでした。

さて、今回のエンジンアンダーカバーも、下手くそ職人による仕上げ部品のようです。

まずですが...

斜めにブラケットが固定溶接されているのです。

斜めに固定したものだから、ブラケットが水平ではありません。左側がアンダーカバーに接近することになり....

その結果、垂直に立っている鉄板と干渉するんですよね。

これを正攻法で修復するとしたら、ブラケットを剥がして水平に付け直さなければなりません。

ってことで、スポット溶接個所を確認するのですが...

簡単に目視確認するだけで、なんじゃこりゃーという数です。

それも、スポット溶接を失敗してそれを補うために追加スポット。

さらに斜めに貼りつけたものだから、しわ寄せの出た端っこを無理に叩いて、浮き上がった部分を追加スポット溶接で抑えこんでいる。

今の汚い状態で目視でわかるだけでこの数です。錆取り研磨掃除したら、付け損ないのスポットとかがまだ出現するかと思います。

まさに、工業製品の外れ品だと思いませんか?

実質スポット溶接いっぱい打って鉄の塊と化しているような気配があったりして...

で、こんな状態なので、このスポットをドリルで揉み込んで剥がしていくと、かなりの鉄が無くなりそうです。

そもそも合わせ部分はサビも巣くっているでしょうから、ブラケットを剥がしたら、修復不可能になりそうです。

そうなると、先端マウント部分をゼロから鉄板切り出し作成してこの部分に貼り付けて構築するとかの手順になりかねません。

まじめにどうしようか考えます。

もしかしたら先端マウント部分を分厚い鉄板で新規製作したほうが工数が少なくて仕上がりもよさそうに思えるのです。

しかしですよ、これだけの面積が取れる分厚い鉄板が手元にありません。新規でポンデ板とかの部材を買うとなると、その素材代を激貧が出せるわけもなく....

と、ここで激貧家庭の不遇壁が立ちふさがるのです。

いいや。激貧は激貧品質でいいんです。この斜めに貼りついたスバル組立職人のデザインを引き継いでなんとかしますよ。もちろん組立精度とかも落ちますよ。いいんですよ。だって激貧がもがいて形にできるのはここなんですから...時間もかかりますがいいんですよ。

と、いつもの激貧ネタでグチグチとブログを無駄に埋めて文面ボリュームをふくらまします。

 

ここからがボルト通し穴裂傷の補修です。

リクエストされた某方向けの写真が多数ですよ。

 

私は溶接する術がありませんので、いつものハンダで補修です。

ハンダするので錆汚れ等を綺麗に掃除です。要するに研磨してこの状態へ

これですが、裂傷断面部分は研磨していません。

綺麗に完成形を目指すのであれば、裂傷断面部分を研磨してハンダを流し込むべきです。

今回は「裂傷部分をパッチ当てで補強できればいい」という完成度を追及しない方針でいきますので、裂傷断面には手を加えません。その結果として裂傷部分はハンダで埋まらないはずです。それを承知で進めますよ。

マスキングテープを貼って、その上に落書きしながら貼り込みパッチをデザインします。

パッチ作成素材を見繕います。

私の場合は、いつもの廃家電から調達した鉄です。

以前にスバルの床を切った貼ったしたときの残り端材だと思います。

そこから、0.8mm厚をチョイスです。たしかナショナルの電子レンジだったやつですよ。

デザインを写し取ったマスキングテープをそのままべったんこ

ボルト通し穴を開けようと、ドリルで加工するのですが...

私はドリル作業が下手くそなんすよ。こんなことに...

これですが、以前にスバル修理を見学に来た人が私の道具を見て「このドリル刃はダメでしょ。そんなので穴開けても綺麗に開かないで素材が巻くようにして歪むよ」と指導してくれました。

まさにその通りです。でも激貧でドリル刃をどうこうといえないので、痴呆親父に売りつけられた錆たドリル刃でやり続けるのです。

はい、また貧乏をネタに文字数を稼いでますよ。

パッチを歪ませてしまったので、ドリルで穴開けはここであきらめまして、板金して面を出しておきます。

ブリキはさみでデザインに合わせて切り出します。

今回は作業効率を考えて1辺のみジャスト位置切り出ししないで少し長くして切り出しました。貼りつけた後の研磨作業とかの時に取っ手として作業がしやすくならないかと考えました。

パッチ鉄板を綺麗に研磨して、呼びハンダします。あっ、呼びハンダにスが入っている、まぁーこの程度ならいいやろ。

エンジンアンダーカバーがわも呼びハンダをします。こっちは綺麗にできました。

パッチ鉄板を合わせてズレないようにバイスプライヤーで固定します。

ハンダ鏝で炙って貼り付けます。隙間から極細糸ハンダを充填して、合わせ部分にハンダがしっかり流れ込むように努めます。

こんな状態になりました。

反対側です。

棒ヤスリを突っ込んでボルト通し穴を修正します。

余剰ハンダを研磨します。

反対面です。クラック部分にハンダが回り込んでいないのがわかってもらえるかと思います。

裂傷断面を研磨して鉄肌を綺麗にしていなかったからハンダをはじいてクラックくっきりになってます。

それでもパッチ鉄板でしっかり貼りついているのでコレでいいんですよ。

以上、ボルト通し穴の裂傷補修でした。

リクエストくれた某方、こんな説明となりますがわかってもらえるでしょうか?

 

次は垂直鉄板との干渉部を対策します。

簡単なのは干渉する部位を物理的に切断なのですが、私は折り曲げの作戦です。

当てがねを乗せて、バイスプライヤーで固定します。

ハンマーを握りしめてコツコツと当てがねのところで曲げ板金です。

こんなデザインにしてみました。

端を曲げることで鉄板の強度出しにもならないかと考えますが、実際はどうでしょ?

もちろん垂直鉄板との干渉は無くなりました。

貼り付けパッチの飛び出た余剰部分をカットします。

最終研磨です。錆取りもしてますよ。

パッチ鉄板を貼ったので、もちろんその形で浮き上がってますよ。

いつもの錆止め塗料エポローバルを筆塗りです。

ふーっ。これで、裂傷部分と干渉部分の対策完了です。

 

以上が昨日にした作業でした。

 


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