なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、右リヤフェンダー内の裂け目にコーキング、右リヤハブのハブボルト貼り付け作戦

2020年07月02日 23時47分28秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日のスバル弄りは2時間30分でした。

 

右リヤフェンダーなんですけど.....

世間様のR-2車体ってどうなっているんだろう。

私の車体は、どうも右側がおかしい。スバル組み立てでヘタクソ工員が担当したのか右側面のスポット溶接は無駄打ちやり直とか、溶接合わせでチリ合わせ失敗して強引に叩き修正して黄色のパテで形成とか、そんなのが元車体色のゴールド色の下に潜んでいるんです。

まあー、ようするに右側がなにやら怪しい箇所があるんですよね。

で、右リヤフェンダーの内側にですね、裂け目があるんですよ。

いやー、この裂け目はねー、スバル弄りをやり始めたときに気がついていたのですが、そんな裂け目より、次元の違うもっとえげつないズタボロがドンドン出てきたのですっかり失念していたのよね。

つまり、私のスバルにおいては、めっちゃ被害程度が軽い部位ってことなんです。(この裂け目が軽い部位ってどういう車体なのよ?って突っ込んで笑ってください)

そこに着手する気になりました。というか、そういう軽い不具合箇所に手を出せる状況まで車体後ろ半分だけができてきたってことです。車体前半分はもちろんイバラすぎる道がまだまだあるんですけどね。

 

場所は右リヤフェンダー内側でフェンダーエプロンとの接合部分になります。

車体外からみたらここの裏側になるんです。

室内側から

覗き込むと....

パックリと割れ目ちゃんがわかります?

割れ目ちゃんの終端に水抜き穴と思われる大きい穴があるんです。小指がスコスコアッハーンって大きさです。

これって水抜き穴なのかなー。

とか思いますが、左側のフェンダー内部はきれいに塞がっているので、単にスバル組み立て工員のパテ施工不良だと思います。

割れ目ちゃんは、外装鉄板との合わせ部分でして、パテのようなコーキングのような、今となっては得体の知れないグズグズ物体が潜んでます。

スバル組み立て工員のパテは黄色で、コーキングは限りなく黒に近いこげ茶色で処置されていたみたいなので、その法則にあてはめるとコーキングによるシール処置がされていたんでしょう。

フェンダー内を下から(タイヤから)見上げた写真です。

写真ではコーキングが効いているように見えかねませんが、めっちゃ隙間が開いてます。

雨天の高速道路走行だったら水はねで内部に水が行きかねないぐらいの隙間ですよ。

次に、テールランプ取り付け部分の穴から覗き込むと....

隙間から灯りが見えるよ。

と、ここまで現状を調べた上で....

ともかくお掃除です。もうすぐ半世紀になる車体骨格フレーム内のお掃除ですよ。

まあーどんな汚れだったかは想像してください。雑巾を何回絞ったか、バケツの水がなんでコーヒー牛乳色になるのだろうか?とかなんとか....

半世紀前のコーキングを剥がしたいのですが、この隙間が狭いのよ。

私の拳が途中までやっと入るのです。そこから指先を伸ばして、歯ブラシを突っ込んでってそんな感じでしか作業できないのです。

ついては、スクレッパーとかの、握りしめて力を加えるような道具を使えません。

リューターが入る空間もないので、私の手持ち電動工具で使えるものもありません。

しかたありません。もうすぐ半世紀のコーキングだった成れの果て物体はそのままにするしかないのです。

最後はシンナーで拭き掃除してこんな感じになりました。

って、体積汚れがなくなったから、割れ目から後光が差し込んでいるよ。

これだけ隙間が裂けていたら、タイヤの水はねが浸入しかねないというのがわかるでしょ。

ちなみにここから浸入した水は、そのままガソリン給油口のほうに流れてリヤフェンダー前と床との接合部分を盛大に腐らせるのよね。

フェンダー下側が腐っている車体は、フェンダー内部に裂け目が開いていてフレーム内部に水が侵入している可能性も考えたほうがいいですよ。ここを撃退しないかぎりいつまでも錆に養分を提供するルートが残っているってことですよ。

さてさて....

水抜き穴なのか?、スバル工員の施工ミスなのか?の大きい穴部分です。

これって水抜き穴として活路が見出せないかと考えます。

ともかく厚紙を差し込んでどこに出てくるか確認します。

ふむふむ。フェンダー爪折のすぐ上に出てきますね。

この位置だったら、タイヤ水はねで下からの直噴攻撃は爪折がガードするので避けれるぞ。

車体外から見て....

フェンダーアーチのほぼ頂点というか、頂点から少し傾斜がつき始めたところだ。水はけの条件もいいぞ。

ってことで水抜き穴として採用します。具体的にはこの部分だけ意図的に塞がないようにするだけです。

テールランプ取り付け穴も、そのすぐ下が水が溜まる箇所になります。

そこの隙間も水抜き穴にしてやろう。

ちなみに、この箇所のオリジナル水抜き穴は下向きではなく横側面と接するどん付き角に大きめの穴が開いているのですが、そこよりもテールランプ取り付け穴の真下の方が下がっているんですよ。

どこにコーキングして、どこを意図的に開けたままにするかの簡単計画ができたのでコーキング作業に入ります。

ヘタクソでド素人が作業すると、かならず手にコーキングがついて、その汚れてでいらぬところを触れて余計な仕事を増やすっていうのが、私のアルアルパターンです。

それを少しでも回避すべく新聞マスキングです。

もちろん室内もマスキングしてますよ。(室内側の写真撮影忘れてます)

コーキングは、ホームセンターで特売のやつです。1ケ月ほど前にエンジンルームのエアインテーク取り付けで使ったやつの残りですよ。

本当は自動車板金用のコーキングを使うべきですよ。激貧なのでオームセンターのそれもキッチン水周り用なんですけど、それは自己責任にて。

ちなみに、キッチン水周り用シールを大きいパネルに用いると、素材収縮に追従できずに剥がれるとか、経年でコーキングが痩せるという可能性があります。

そういう経年リスクを考慮するなら、是非自動車板金用途のものを....

私は稼ぎがないしコロナ過で生活困窮へ向っているところなので高価な部材は奢れませんのでコレをチョイスなのよ。良い子は真似しないでね。

で、コーキングなので、隙間に押し込むようになすくってヘラで均すだけなんです。

そうそれだけなんですよ。なのに、拳一つしか入らない隙間にどうやって充填するか、ヘラを的確な角度で押し引きするか。それはそれはド素人には難易度高過ぎです。

指先だけて秘部やなんとかスポットをゴニョゴニョアッハンは中年おっちゃんは得意だけど、なかなかに変態体位を維持しつつゴニョゴニョって難航しました。

で、できあがり写真です。

タイヤハウスから見上げたところです。

室内側からです。

水抜き穴でシールしてない箇所をあえて残しているのがわかってもらえますか?

コーキングガンが入らないので、パテヘラの上にちょっとだけコーキングを乗せて、それを差し込んでなすくるというチマチマ攻略だったので、コーキング肌が波打ってしまったのが悔しいのです。

そもそもヘラの狙いを定めるまでに側面に触れたりして汚しているのもなんともです。

コーキングにシリコンシールを用いてます。

シリコンシールは乾燥すると塗装をはじきます。

まあー、塗装の色に拘る場所ではありませんが、タイヤハウスの中は後々の運用にて車検の都度にシャーシブラックとかを塗装すると思うのよね。

そう思うと、塗装できるようにしたいよねー。

ってことで駄目元です。これは上手くいくかどうかわかりません。

シリコンシールが乾かないうちにシャーシブラックを吹き付けました。

シールが乾かないうちなら塗装が乗る状態にならないかなーという期待なんですけど、もしかしたらシリコンシールの揮発を邪魔して悪い結果になるかも?

まあー、それは数日後に分かるってことです。

 

さてさて、次ぎです。

 

昨日に右リヤブレーキ組付けできました。

その時に、ホイールを数回脱着しています。

ホイールを固定するボルトが1箇所がねー。あーっわかっちゃいるけど不便だよ。

ハブボルトといわれる部品ですよ。

せっかく組付けたのに、一晩たったらドラムを引き抜きます。

ドラムにハブボルトが立て込まれているのですが、1箇所がバカなんです。

これは以前にも処置しました。といってもハブボルトなんて絶版部品で入手できません。

以前は組付けするときだけボルトが動かなければいい、締めこんだら固定されるんだから、と液体ガスケットで貼り付け固定だけにしたんです。

その時のブログ記事は次ぎのところ

2019年12月2日のブログ記事:R-2君、リヤブレーキドラム掃除2日目

2回ほどホイール脱着に耐えましたが、まあー剥がれますよねー。

ハブボルトを押し込んだら動くとなるとボルトの締め込み難易度が上がるというか、裏から手を当ててゴニョゴニョって作業が面倒なんだよ。

私がホイール交換するときは注意すればいいんだけど、整備工場に預けたときは工場長がハブボルト折れたーって大騒ぎしかねないよ。

ってことで次ぎの手をやってみます。

痴呆親父から売りつけられた謎ネジ錆鉄屑の中からハブボルトと思われるものを発掘です。

適合車種不明です。太さとネジ溝ピッチは一緒。ボルト頭形状違い、ボルト長さが少し長いです。

ボルト頭は削ったらいい、ボルト長さも削ったらいい。「大は削ることで小を兼ねて流用活路を見出す」のは私のスバル弄りで鉄則です。

とりあえずハブにこのボルトを差し込みます。表から裏からと差し込んでみて....

あきまへん。3本ともスルスルとバカ周りしています。

つまり、ハブボルトが云々ではなく、ハブのボルト穴が、つかいこみすぎて広がってユルユルってことです。

そうなるとボルトをどうにかして固定する作戦になります。

ハブは長貴重部品です。ハブ欠損はそのまま車体の寿命宣告をいわれるのと同一です。(ハブを入手するなんてほぼ不可能です。もう一台走行可能な部品取車体を用意しなければならない難易度です)

なのでハブに手を加えずになんとかするとしたら....

次ぎの2点かなー

  • ボルトに接着剤をなすくって貼り付け固定
  • ボルトとハブの隙間に異物を差し込んで噛み付き固定

噛み付き固定はヘタしたらハブにダメージを与えかねないので、まずは接着方法で攻略してみます。

2液エキポシボンド「JB-Weld」を用います。

高かったボンドですよ。なかなか使い道がないのでこんなタイミングで使ってみることにしました。

よーく練ってハブボルトの台座と首根元にちょっと多めになすくってインサートです。

ナットで締め上げて密着すると余剰分が浮きでてくるのでなすくり広げてみました。

一部の方には充填接着最強といわれているボンドですが、ブレーキ摩擦熱が伝わる場所で、ボルトねじり加重がかかる場所に用いて、どれだけ耐久力があるのかはわかりません。

やらないよりは試してみてやれという感覚で施工してみました。

 

以上、本日のスバル弄りでした。


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