なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、セルモーター組み立て1日目-おおむね完成

2019年12月25日 13時27分01秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

昨晩もヘタレポンになってしまい、深夜のブログ書き(最近、女性陣から絵日記といわれている)をさぼりました。

というか、またパソコンの前で意識飛んで寝てました。

ということで、今頃に昨日の作業内容をアップです。

今回は写真が無駄に多いです。なんと40枚もあるっすよ。

そして、このブログ記事読者の方で、一部の方だけが大好きでお待ちかねの「御開帳」もありますよ。

今回の「御開帳」にて、お披露目される観音様は、微笑みの観音様なのか?絶望の試練を与えてくれる観音様なのか?

って、そんなのは、まあーねー、最近の負のスパイラルに波乗り絶好調の私には、そうだよなー。という観音様が出迎えてくれました。

 

昨日のスバル弄りはがんばりました。6時間作業です。

年内の作業である程度キリのいいところにしておきたいのです。

絶対に、個々の部品がバラバラ殺人事件のままで年越しはしたくありません。

バラバラ死体になった部品をせめて形だけは復元して蘇生した状態で年越ししたいと考えているのです。

ということで、ちょっと意地になって時間を作りました。

 

バラバラになっているセルモーター2個体の組み立てをするのですが....

その前にですねー。

動作確認して死亡診断書を下したセルモーター君が気になるのです。

屍判定を下したのだから、そのまま墓場へ送ってやれよ。という意見もあるのでしょうが....

絶滅危惧種激貧車体を蘇らせることを試行錯誤している私には、例え屍部品だとしても、なにか素材取りできないだろうかと思うのです。

屍部品からその中の臓器部品をほじくりだすんじゃないですよ。屍部品から素材として活用できそうな腐敗臓器が出てこないかなと考えるのです。50年近く経った屍部品から即戦力となる臓器が摘出できるとはまったく思ってません。

それと、ちょうど2個体のセルモーターがバラバラ事件になっているところです。

つまり屍部品摘出の腐敗臓器が素材活用できそうかと比較検討できるタイミングでもあるのです。

この期を逃すと、屍部品はそのまま安置所に封印されて、いつ解剖する時間が取れるかわからないので、気が向いているときにやってしまえですよ。

はあー、長い前置きを書いちゃった。まあー、そのぐらいウダウダ理由つけないと、本心は開けたくなかったのよね。だって、たぶんねー結果が見えているからねー。

 

はい、簡単動作確認で完璧に死亡しているだろうと判断したやつです。

ヤフオクにて「動作品」「元気に回ります」といううたい文句で出品されていたセルモーターですよ。

落札入手して数年経って動作確認したら、電源のヒューズが落ちるという内部ショートしている完全故障品だったという代物です。

ヒューズ落ちすることより、内部がショートしていることは確実なんですよ。

見ての通り概観は年相応です。可動している車体のやつもレストアしてなければこんな風体ですよ。

なのでヤフオク出品文面を信じて落札しているのです。

分解すべくネジを回すのですが....

恐ろしく固着している、または、ポッキーのように簡単に折れるの2択でした。

概観はそれなりなのにボルトが簡単に折れるというのは間違いなくアレですよ。

なんとかボルトを抜き取った穴からは、カレー粉がこぼれ出ます。

穴を下にして振ったら、カレー粉ふりかけですよ。

見えるボルトを抜き取ったり折ったりしたのですがバラせません。しっかり固着してますよ。

プラスチックハンマーやらゴムハンマーでしばきたくります。えーい、ここが憂さ晴らしするタイミングだー。ガンガンやってやれー。

突然。「バコッ」

えっ?じんわりとモーゼの海割りのように開いていくんじゃないのん?

このまま引っ張って...。ってここから引き抜けません。

隙間から垣間見える世界は、錆砂漠のような...

えーい。ガンガンやったれー。ゴムハンマーの殴打リンチ殺戮を続行です。

よっしゃー反対が外れたー

くそーっ。マグネットスイッチレバーが引っぱったままかー。ここは知恵の輪のようにこうして....

って、マグネットスイッチレバー固着でまったく可動しないじゃないかー。

隙間からCRC556をくれてやって、貫通マイナスドライバーを差し込んで、金属ハンマーで打ち込んだりします。実質ノミ打ちですよ。

そして、やっとこさ四肢バラバラ死体ができあがりました。

一部の方だけに大好評のやつですよ。

いよいよ登場ですよ。

さあー.....

御開帳

見てのとおりです。これがヤフオクで「動作品」として売られていたセルモーターですよ。

あなたには、どんな観音様に見えますか?微笑の観音様がご来光したでしょうか?

本当に....ヤフオクで、「動作品」「完動品」「xxのxxグレードから外した」「何年式車体から外した」と記されている部品を落札して使えた部品があったためしがありません。その実績がまた一つ増えました。

この手のは、詳しい文言を書きたくって、「見てのとおりの部品です。写真で判断してください」として怪しいところが写っていないパターンが多いです。

きっと、出品者様のところでは、「動作するぞー、元気に可動するぞー」って魔法を唱えて動くんだよね。私は魔法使いじゃないから屍を動かすことできないよ。

そして、魔法を唱えることで出品者さまは、愚民からお布施をもらって潤って、次の新たな魔法を構築して魔術を唱えるのでしょう。私から見たら、まさに「人の摂理を越えた、禁断魔術」のように思えますよ。

いやいや、そうではなくて.....

きっと私が通電するまでは可動する状態だったんだよね。(と思い込むのだー)

私には貧乏神と破壊神が憑いていて、ダークマターに包まれているのよね。(と、自分の不運とするのだー)

それが通電した瞬間に、ダークマターが覆いこんでこの風体に変貌するんだよね。

きっとそうだよね。出品者は部品に困っている人がいるだろうからと貴重部品を出しているんだよね。それを私の魔が一瞬で腐らせるのよね。

と、無理強いして笑い飛ばさないと、やっていけない世知辛い世の中ってことですよね。

何百万の被害じゃないんだから、ここで人生のマイナスの清算を小出しにしておけよ。ってことでしょ。

はあーっ。

ふーっ。

今日の1ブログに1つの愚痴を織り込む件については、ちょっとしつこかったか?とプチ反省しておきます。

 

さてさて、本題に戻りますよ。

フロントハウジング部分です。ここはアルミ素材部品なんです。その内側が腐敗したパエリアですよ。

マグネットスイッチリンク部分と、セルモーター本体筒部分は、カレー炒めになってます。

コミューとブラシホルダーが一体化してツチノコになってますよ。

ツチノコが咥え込んでいるブラシホルダーを試行錯誤して引き剥がしました。

もちろん錆びていますが、造型はしっかりしています。これは私の範疇では機能蘇生可能素材としてキープです。

気になるブラシは、分解中の2個体より残量が多いです。

どうしようかなー。このブラシホルダー蘇生して組み入れようかなー。と邪がよぎるのですが....

いやいや、蘇生にまた2日ぐらいとられるぞ。そんなことしたらセルモーターがあっちでバラバラ、こっちでバラバラで年越しすることになるぞ。ってことで見送ります。

コミュは素材キープする価値あるかなーと確認です。

錆が酷いんだよね。

磨いて見てくれが綺麗になったとしても、コイル内の配線ってどうなの?錆で一塊物質になっていたりしない?

まさか線の巻きなおしなんて.....。そこまでしたくないよ。ってことで墓場コース。

本体筒からマグネットスイッチへの配線です。ここの皮膜が私が見てきたセルモーターの中で一番しっかり現存している。もちろん素材としてキープです。

フロントハウジングにマグネットスイッチレバーが仕込まれています。そのレバー軸にピンが差し込まれてます。

このピンが無性に欲しいのです。外せないかなーと、CRC556をくれてやってハンマーでシバキたくりますが...

とうとうピンの頭が叩き潰れました。ピン自体はとってもしっかりしてました。しかし錆で膨らんだ轡の呪縛から開放されずに自滅してしまいました。くそー、ピンが欲しかったのに。

フライホイルに食いつくギア部分です。逆転防止クラッチ機構も組み込まれているのですが、もはや可動しないワビサビ造型彫刻と化してます。

うーん。あと蘇生素材は、なにがあるかなー。

シャフト先端のシムが回収できました。

こんな感じでバラバラ殺戮した痕は、元は鉄だったものが、「私はきっとカレー粉だよ」って散らかるのでした。

分別した物ですよ。

四角い卵焼きパンが、蘇生素材としてキープ。丸いフライパンが墓場行きです。

尚、墓場行きの処分が相応に大変でして、財政厳しい街住まいなので、これを粗大ゴミとして500円吐き出しになります。やっと、ふるさと納税で近隣市に近い行政サービスが出始めたところだったのに、お上の理不尽ひとことでなくなったからね。市民の輩出ゴミ費用は厳しいままだよ。

豊かな街は、不燃ごみ処分費用が袋に入れば無料とかいうものねー。羨ましいわー。当市は燃える生活ゴミでも10リッターにつき10円必要なのよ。

あっ、2個目の愚痴を書いちゃった。

まあー、一杯書きたくってますが、本心は....

めっちゃ悔しい。無駄な散財した~。って嫁に申し訳ないんですよ。

 

さてさて....

バラバラ惨殺事件の後片付けをしまして、本命にとりかかりますよ。

 

蘇生するためにセルモーターを2個体分解バラバラにしています。

それの組み立てです。つまり折り返し点です。

 

コミュ先端のブラシが当たる部分です。ここをなんというのかわからないので「ブラシ当り部分」と記しますね。

ブラシ当り部分が汚れているのです。

耐水サンドペーパーで磨きたくって胴色肌を出してみました。

写真を見てわかるかと思いますが、ブラシ当りの磨耗段差があります。

本当は磨耗段差がなくなるまで削るものなのかも知れませんが、そこまで削ると綺麗な面を出す自信がありません。本来なら旋盤で薄く削るような作業が必要な目減りかと思います。

ちなみに、左側が「sl_hfr70」さんからいただいた個体で、かなり磨耗しております。

右のやつがジャンクセットから見てくれの悪いやつを分解したやつです。

組み立てにあたり、可動部やリンク部にグリスを塗るのは当たり前ですが、接触のない鉄肌部分ってどうしましょう。

コミュのコイル側面は錆びていたしね。無駄な努力かもしれないが少しでも錆防止したいよね。

ってことで、接触しないであろう金属部分にワックスを塗ってみました。

 

ここまでして、いよいよ組み立てです。

内部が錆びていた「sl_hfr70」さん提供分から組み立てします。

フロントハウジングにマグネットスイッチレバーを組付けるのですが、軸ピンを固定する割りピンを発掘です。

もちろんというとアレですが、割りピンも頂き物だったりします。クラウンワゴンの主治医から「廃棄するから欲しければあげるよ」シリーズですよ。間違いなく昭和の産物です。それでも使えそうとありがたく頂戴してますよ。

錆びている割りピンがあったりしますがほじくってみまして...

あるにはあったんだけど、なんとなく気に入らないのよねー。

うーん、割りピンが抜けると危険だしねー、めっちゃ細い割りピンだからねー。新品買うこと考えてみる?

ということで、ピンを計測です。

軸直径6mmで、穴直径2mmです。

そうなると、1.5mmとかの割りピンなのかなー。

あっ!!!ひらめいた。6mm軸用のRピンでいいんじゃね。確かあったはずだよ。でも事務所にあるよ。

ってことで、ここは保留です。とりあえず古い割りピンを差し込んだだけで仮処置とします。

 

はい次です。

ブラシホルダーをリヤカバーに固定するボルトが錆腐食が酷くて再利用したくないのです。

なので、手持ちボルト在庫を発掘です。もちろんジャンク箱からお宝箱まで確認です。

オリジナルボルトと同じサイズの黒色6角ボルト新品を発掘したが、ホームセンターで売られているパッケージでした。「八幡ねじ 六角アブセットボルト BZ 黒」とラベル記あり。

ホームセンター物ってことは錆対策メッキってどうなんよ。黒色仕上げされているし...

黒色クロメートメッキなのかなー。それとも、単なるパーカー染めなんだろうか?。光沢あるからなー、ドブ付けユニクロメッキに黒色塗料ドブ付け焼付け塗料かなー。黒色クロメートメッキなら採用だけど「BZ黒」ってどういう仕上げかわからない。

ともかくホームセンター物でクロメートメッキ物はほぼないだろうと勝手な思い込みで見送ります。

M4×10mmのクロメート仕上げ6角ボルトなら手元にあります。

現物と比較です。

2mm短いからねー。実際に組付けて確認してみよう。

スプリングワッシャーを入れて、きっちり締めこまないで、まだゆるい状態にてどのぐらいネジが食いついているのか確認です。

これなら10mm長さでもいけるんじやね。と採用です。ちなみに12mmより短いので実際に組付けるときは遠くの受け穴を探るのにプチ苦戦する覚悟の上です。

 

さてさて、ブラシホルダーの取り付けです。

同じR-2乗りの、po-c3さんのブログ記事にてブラシホルダー取り付けノウハウが出てました。

もちろん先駆者の情報はありがたく飲み込んで実践です。

ブラシ当り面よりホンのちょっと大きいサイズの筒があればいいのですが....

ちょっと探してみましたが、いろんな大きさの筒となるとやっぱりソケットレンチのソケットになるのね。

しかも、私は激貧でまっとうな工具をそろえてませんので、ソケットレンチセットなんてものもないわけで...

23mmのソケットがちょっと大きくて使えそうと思うがブラシホルダー内径より大きくて駄目。

21mmのソケットだとちょっと小さい。

つまり22mmのソケットが....。そんなの所有してません。

工具セットをお持ちの方は22mmソケットで解決なんですけど...

激貧の道具無しはこんな手法を使います。

21mmのソケットにマスキングテープを巻きつけて肉盛りです。

ふむふむ、こうやってブラシを挟み込んで

本体筒部とコミュを合体です。

ソケットレンチをブラシ当り面先端に当てて固定します。ゆっくりとブラシホルダーを送り込むのですが、2本の手だとプチ苦戦してます。アグラかいて愚息にセルモーターの端っこを押し当てて、両手でやさしく送り込みって、これってまるでコンド...。ちょっとだけ自主規制表現モード発動。

ふーっ。装着完了です。

あーっ、下ネタをここにいっぱいぶっこみたいのですが、最近は女性がニマニマしてみてくれているらしいので、下品な私の脳みそをちょっと隠します。

ブラシはこんな感じで収まっております。

 

さてさて....

リヤカバー内側にブラシが接触しないように絶縁紙が入っていました。

絶縁紙なんて都合のよいものは所有していないので、紙ガスケットシート(ファイバー素材)を切り出して自作しています。

そいつを、リヤカバー内側に仕込みます。

仕込んでみて思います。オリジナルは2cm×16cmでした。現物合わせカットを考えて2cm×17cmで切り出してますが、もうちょっと長くてもいいかと思います。リヤカバー内側をぐるりと覆う長さがあれば心配無用ってことになるのでは。

 

ここまでが私が特別にどうこうとしたポイントです。

残りは元通り組み立てるだけです。

可動部分や接触部分には、リチウムグリスを塗って組付けました。

 

はい、「sl_hfr70」さん提供分が組みあがりましたよ。

「うんこ色」は色組み合わせ失敗かと思ったのですが、実際に組付けたらシックになっていいじゃないですか。

と、自画自賛しておきます。

だって誰も褒めてくれないし(笑)。誰か褒めてー。今日の私は、かまってちゃんでーす。

 

現状にて仮組み立て完了としておきます。

残り作業は....

割りピンをRピンへ交換。

ケーブル端子部分のボルトワッシャーを綺麗なものに交換したいよね。

そして本当に動くかの動作確認もしないとね。

 

さてさて、残りのバラバラ事件になっている、ジャンクセットからの1個体を組み立て開始です。

2個目なのでスムーズに組み立てが進みますが....

近所の主婦が様子見にきて中断が入ったりします。

「クリスマスなのに車やってんのかいな。私からのクリスマスプレゼントだよん」っていつものありがたやです。

とかなんとか、やりすごしながら2個目の組み立て完了です。

よしっ。2個が形になったぞ。

これでスバル弄りの作業場所を少し片付けできるぞ。と思いつつも、もう日がくれてきたのでここで終了としました。

 

さあー、年内でどこまでできるかなー。

細かい部品の加工は片付けたいなー。ぶつぶつ...


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