MOLE / 生きてる証拠の備忘録

継続は力なり、というので、
出来る限りは毎日書くつもりです、多分。

電力販売会社を選べる時代へ

2016-01-17 23:30:25 | 日記
2016年最大の関心事といえば、
4月から始まる電力自由化。

これまで地域によって決まった
電力会社からしか供給できなかった電力を、
複数の事業者から利用者が選択できる。

電気事業法の緩和によって、
遂に電力会社を選べる時代へ。

これは大きなビジネスチャンスだと思う。
関西だけでも20社近い事業者が参入予定で、
各社どのようなサービスを展開するかで、
1年後の勢力図が決まる。

当然、当初独占していた全国の電力会社10社が
優位に立つのは明らかではあるけれど、
面白いサービスがあれば、利用者も動くはず。

個人的には、価格は2番目の優先順位だと思う。
年間1万円安くなったけれど、
年間停電が10回増えた、では不安定だし、
漏電や事業者の撤退がないかも心配になる。

そう考えれば、やはり既存の電力会社が強い。
インフラの1番の優先順位は信頼だと思った。

旅行会社が電力+年1回無料旅行、とか、
携帯会社が電力+携帯代減免、とか、
コンビニが電力+カードポイント、とか、
大抵の場合家庭の電力の決定権は
若者にあるわけじゃないんだから、
そんな薄っぺらいサービスは辟易とする。

どちらかといえば、狙い目は老人。
電力供給+介護事業。これが最強コンボ。

「うちで電力を買えば、週に一度お宅を訪問し、
おじいちゃんの安否をご確認させて頂きます」

これを既存の電力会社がやれば、
わざわざ安かろう悪かろうに変える家庭も
少ないんじゃないかと思う。

電力会社+セキュリティ会社とか。

とにかく、新規参入によって市場が活性化
することに期待と、各社のサービスに期待。

うちは多分、変えない気がするけれど。