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私のSis.

2010年01月27日 | ★ 【すばらしき友】  

私には77歳になる姉がいる。




その姉はアメリカ・ミズーリ州のインディペンデンスに住んでいる。




と、いってもアメリカ人なのだ。






初めて出会ったのは1978年だから、32年も前のことだ。




当時45歳の姉はスマートで、クレバーなキャリアウーマンで、バリバリと働いていた。




市長と議会の調整を司る秘書の職にあった。




眼光鋭く、凛としていた。




当時、青年だった私は彼女に随分とサポートしてもらった。




姉妹都市交流




彼女とはそこに政治を持ち込むことは止めようとの考え方が同じだった。




5回ほどお互いに行き来した。




その結果




彼女がお茶目な人だとわかった。




それから急接近した間柄となった。




若かりし頃はニューヨークで働き




弁護士事務所勤務で知り合った初めの旦那さんと結婚。




三人の美女娘を育て上げたが、




離婚してしまった。




わずか一部屋しかないアパートで苦しい生活をしたと




長女Cydが言っていた。




そんな風には見えないのだが。




カンザスシティでの生活だった。




そこへニューヨーク時代の弁護士仲間のキング氏が




インディペンデンスの市長になった。




キング氏は彼女を秘書として誘ったという。




彼女は一生懸命に役を全うしようと生真面目に働いた。




その頃、私は出会ったのだ。




一人身だった彼女に




【ミスターNと国際結婚しなさいよ】と




同僚仲間が言っていたと後から聞いた。




私は結婚していて、二人の子持ちだった。




そんなことは思考の外のことだった。




そのうち、彼女は再婚。




初めて彼女が自宅に案内してくれ、




二番目の旦那さんにお目にかかった。




そしてホームステイした。




それが最初の彼女の家でのステイだった。




そのとき、




今サンジェゴにいる二女と養老院にいるお母さんに合わせてくれた。




そして、三人の美人娘の写真を持っていなさいといって手渡してくれた。




いまでも大切に持っている。




末娘は法廷弁護士をやっているが、




彼女を同行して私の住むまちに訪問団の一員としてきたとき、




我が家に寄ってもらった。




雨の日だった。




今、末娘はニューハンプシャーに、ユダヤ人と結婚して子供を育てながら




弁護士活動をしている。




一昨年、イ市へ行ったとき、




カンザスシティのゴルフ場に隣接した高級住宅街




(そこにはプロ野球チームの「カンザスシティ・ロイヤルズ」オーナーのカウフマンの大邸宅がある)




に住む長女の家を訪れた。




プールがあり、竜巻被害で、改修中だったが、




長女Cydが一人で住んでいて、




贅沢ななかに質素な感じだった。




デッカイ大広間にキャロリン夫妻と私の四人が




ソファーに腰掛け、




【お話】




Cydが突然




【南京事件本当にあったと思う?貴方の考え聴かせて】




と言い出した。




【あった・なかったの論議があるが、被害30万人はオーバーだ】という




趣旨の話をしたが、




ゆっくり話さないといけないと感じた。




昨年、ワシントンDCで




ジョージタウン大学で国際関係論をやっている彼女に会いに行ったのは




約束を果たしたかったからだ。






二人は意気投合した。




キャロリンとはメールで




数多くのやり取りを続けている。




家族のこと、今思っていること、悩んでいること、仕事のことなど




英訳は大変だが




楽しんでやりとりをしている。




お互いに。




(つづく)




 




 




 


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