ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2016-109

2016年04月18日 06時57分34秒 | マリーンズ2016
【パ・リーグ 日本ハム3―5ロッテ (4月17日 札幌D) 】



「しんどい試合だった」/伊東監督
 連敗を2で止めたロッテ伊東勤監督のコメント。
 「延長で脇役が貢献してくれた」。
 踏ん張った投手陣に「しんどい試合だったけど…。西野は、よく同点止まりで抑えてくれた。ジェイソン(スタンリッジ)が、よく試合を作ってくれた」。
(日刊)

伊東監督 故郷・熊本へ贈る白星!ロッテ、延長制し連敗ストップ
 ロッテが延長戦を5―3で制して連敗を2でストップし、同一カード3連敗を免れた。2―2の10回、高浜と田村の適時打で3点を勝ち越して決着をつけた。
 日本ハム先発の大谷を相手に、2回に中村があと数メートルで本塁打という右翼フェンス上部直撃の2点二塁打を放って先制。しかし5回に1点差に迫られると、土壇場の9回裏には3番手・西野が日本ハムの近藤に右前適時打を浴びて追い付かれ、2―2で延長戦に突入した。
 それでも延長10回に三木の中二塁打から1死満塁の好機を築くと、途中出場の高浜が日本ハム3番手・増井の落ちる球を右前へ運び、3―2と勝ち越しに成功。鈴木が三振に倒れた後の2死満塁から田村も2点適時打で続いてこの回3点を奪うと、その裏は松永が1失点でしのいで勝利をものにした。
 前日の試合前には「個人的には野球をやっている場合じゃないと思う。今すぐにでも飛んでいって何か手伝いたいというのが本音」と大きな地震が続く故郷・熊本県を思い、苦しい胸中を明かしていた伊東監督。指揮官の思いに応えた佐賀出身の高浜は親戚が大分県在住であることを明かし、「僕の活躍で元気になってもらえるか分からないですけど、もっと活躍して元気づけられたらと思います」とさらなる活躍を誓った。
(スポニチ)

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佐賀の男ばいロッテ高浜V打、延長10回足震え…
 緊張で少し足が震えたが、九州男児は自らを奮い立たせた。2-2の延長10回1死満塁。ロッテ高浜卓也内野手(26)は「なんとかバットに当てよう」と決意した。直球を2つ見逃した後の3球目、日本ハム増井の甘いフォークを引っ張った。右前にライナーで運ぶ決勝打。球が速い増井に対し、あえて変化球を待った。「直球を狙って、低めの変化球を空振ることがあった。変化球に懸けました」と狙いが当たった。
 プロ9年目で開幕スタメンを勝ち取ったが、3試合でベンチに逆戻り。復調のきっかけは、伊東監督がくれた。タイミングを取るのが遅いと指摘された。今カード初戦の15日にプロ初本塁打。右翼方向への強い打球を取り戻した。記念球はファンの好意で手元に戻った。佐賀の両親に贈るつもりだが、前日16日「ホームランどころじゃないです」と浮かぬ顔で打ち明けた。
 熊本地震で佐賀市の実家も大きく揺れた。被害が広がっている大分にも親戚がおり、心配は尽きない。ただ、初アーチを地元の友人たちが喜んでくれた。「連絡をくれて。僕の方が勇気づけられました。打って、みんなを元気づけられたら」と思いを口にした。
 連敗を2で止めた伊東監督は「延長で脇役が貢献してくれた」。現役時、佐賀の武雄温泉で自主トレしていた。「佐賀の良さは行かないと分からない」と話す指揮官を、佐賀出身の高浜が喜ばせた。出場停止中のナバーロが23日に復帰。内野争いは激しくなるが、高浜は「ナバーロが出られないくらい頑張りたい」と熱かった。【古川真弥】

ロッテ高浜決勝打「弟より印象が強くなるように」
 ロッテ高浜卓也内野手(26)が決勝打を放った。
 2-2の10回1死満塁で、日本ハム増井のフォークを右前に運び三塁走者をかえした。敵地でヒーローインタビューを受け、「弟が日本ハムにいるので、そっちの印象が強いと思いますが、僕の方が印象が強くなるように頑張ります」と話し、球場を沸かせた。
 弟の祐仁内野手は日本ハムでプレーしている。

ロッテ高浜の決勝打で連敗止める 日ハム連勝ならず
 ロッテは2回2死一、二塁の好機に、中村が右越え2点適時二塁打を放ち先制。3回にも無死満塁の好機をつくるが後続が倒れる。
 日本ハムは5回2死三塁の好機に、西川が中前適時打を放ち、1点を返す。ロッテは6回1死一塁で田村が併殺に倒れる。
 日本ハムは9回に近藤の右前打で同点に追いつき、延長に突入した。
 ロッテが延長10回1死満塁から高浜の右前打で勝ち越し。さらに田村の2点適時打でダメ押し。連敗を2で止めた。
(以上 日刊)




佐賀出身のロッテ・高浜V打!被災地へがばい熱い魂届けた
ロッテは17日、日本ハム6回戦(札幌ドーム)に5-3で競り勝ち、連敗を2で止めて首位を守った。同点に追いつかれた直後の延長十回に、佐賀市出身の9年目、高浜卓也内野手(26)が右前に決勝打を放ち、熊本地震の不安の中にある被災地を勇気づけた。また、日本ハム・大谷翔平投手(21)は8回2失点の力投も、これで3月25日のロッテとの開幕戦(QVCマリン)から4試合勝ち星なしとなった。
今季初のヒーローインタビュー。高浜が敵地、札幌ドームのファンをつかんでしまった。
 「北海道では弟がお世話になっていまして、その印象が強いと思いますが、あの場面は僕の方にも向いてもらおうとがんばりました」
 日本ハムの実弟・祐仁内野手(19)を引き合いに、その存在をちゃっかりPR。同時に兄の威厳も示した。九回に同点とされた直後の十回一死満塁。九回の守備から途中出場した高浜は15日のプロ初本塁打から「中1日」で打席に登場。カウント1-1から、高めに浮いてきた増井のフォークボールを右前へ決勝打。同一カード3連敗の危機にあったチームを救い、そして首位を堅持する快音となった。
 佐賀市出身。名門の神奈川・横浜高からの阪神入り(2008年の高校生ドラフト1巡目)だっただけに意外な印象だが、実はバリバリの九州男児。そして今回の「熊本地震」に心を痛めている1人だ。母方の親類が大分県に多く、被害が同県にまで広がっていることに「小さい頃に行った記憶しかないですが、母親に連絡して状況を聞いています」と、このときばかりは表情が険しくなった。
 それでも、地元の仲間たちがグループメールで高浜の活躍を報告しあい、「勇気をもらった」などの書き込みをみると高浜のテンションも上がる。「もっと活躍して元気を出してもらえたらと思います」。主役を上回る脇役たちの活躍が、ロッテの進撃を支えている。 (西村浩一)

★名湯と同じ!?
 熊本県出身の伊東監督は前日16日に「今すぐにでも飛んで帰りたい」と悲痛な胸の内を明かしていた。この日の試合前にも九州が話題になり、現役時代に自主トレを行っていた武雄温泉など「佐賀県」の名湯について語った。「何もないところですけど、いいお湯が出ますし、最高の場所。実際に行ってみなければ、そのよさは分かりません」。途中起用でヒーローになったのは佐賀市出身の高浜。確かに、出してみなければ、そのよさは分からない!?

高浜 卓也(たかはま・たくや)
 1989(平成元)年7月6日生まれ、26歳。佐賀県出身。神奈川・横浜高から2008年高校生ドラフト1巡目で阪神入団。11年、FA移籍した小林宏の人的補償でロッテ移籍。同年に1軍デビューを果たした。通算成績は110試合に出場、打率・227、1本塁打、14打点(17日現在)。1メートル84、84キロ。右投げ左打ち。既婚。年俸1220万円。背番号00。

ロッテ・高濱、延長十回決勝打「ちょっと足震えてました」
 ロッテは延長十回、高濱卓也内野手(26)の勝ち越し適時打で接戦を制し、連敗を2で止めた。
 土壇場の九回に日本ハム・近藤の適時打で追いつかれ、2-2の延長十回、一死満塁で途中出場の高濱が増井のフォークボールを右前に運び勝ち越し。さらに田村の2点適時打で突き放した。
 ヒーローインタビューで高濱は「なんとかバットに当たるように大振りせず、ジャストミートしようと思いました」と第一声。一死満塁の好機に「ちょっと足震えてました」と振り返った。
 伊東監督は熊本、高濱は佐賀出身で北海道の地から熊本地震の被災者を思いやった。
 「親戚(しんせき)が大分にいるので、親と連絡を取ってまして、ぼくの活躍でもっともっと元気づけられたらいいと思います」と力強く話した。
(以上 サンスポ)



ロッテ高浜10回千金V打 足震えたけど冷静「変化球に懸けた」
 ロッテが延長戦を制して首位を守った。2―2の延長10回1死満塁で、9回から一塁の守備に入った高浜が増井のフォークを右前に運ぶ決勝打。
 「足が震えていた。絶対に打たれたくない場面で真っすぐは多くない。変化球に懸けた」と振り返った。伊東監督も「脇役が勝ちゲームに貢献した。バットに当ててくれると思った」と喜んだ。
 高浜は佐賀県出身の9年目。地元の家族や友人、大分にいる親戚らは地震に遭い、不安な日々を送っている。15日の同カードでプロ初本塁打を放ったときも、地元の友人から祝福の連絡があった。「地元のみんなで盛り上がっていたらしい。自分が活躍して少しでも元気づけられたらいい」と話した。
 23日のオリックス戦(QVCマリン)から出場停止中のナバーロが復帰する予定。新助っ人と内野の枠を争う高浜は「ナバーロが出られないくらい頑張りたい」と力強かった。 (渡辺 剛太)

 ▼ロッテ・西野(今季初失点で14年9月以来のセーブ機会の救援失敗)久しぶりに失敗したけど負けがついたわけじゃない。(中継ぎの)みんなより先に失点したのが悔しい。
(スポニチ)

【ロッテ】佐賀出身・高浜、想う力で延長V打「家族に元気あげたい」
 ロッテが延長戦を制して首位を守った。佐賀出身の高浜が延長10回1死満塁、日本ハムの守護神・増井から決勝右前打。大谷から2点を奪いながら、9回に抑えの西野で同点にされる苦しい展開。途中出場の九州男児が逆境をはね返した。チームは連敗を2で止め、貯金を5とした。
 高めのボールは絶対に逃さない。高浜の集中力は最高潮に達していた。9回から一塁の守備で途中出場し、最初に迎えた打席は、延長10回1死満塁。「何とかバットにジャストミートすることだけを考えていました」。高めに抜けたフォークを右前に運んだ。26歳の一打が連敗を2で止め、首位をがっちりキープした。
 故郷は佐賀。今回の地震で実家には被害はなかったが、母方の親戚も大分にいるなど、心配を抱えながらプレーする。15日の同カード(札幌D)ではプロ入り9年目で初本塁打を放ち、故郷の仲間たちも盛り上がったという。「佐賀も結構揺れたと聞いていますし、家族とずっと連絡は取っています。もっと活躍して元気づけてあげたい」。そう念じて、この日も出番を待っていた。
 あわやサヨナラ負けの危機を乗り越えた。2回に中村が大谷から2点二塁打を放って試合を優位に進めたが、9回に守護神・西野が1死一塁から3連打で同点とされた。何とか延長に持ち込んだ直後の一打だけに、伊東監督も「脇役も勝ちゲームに貢献してくれた」と感謝の一言だ。
 連敗を喫した16日夜、伊東監督が主催して札幌市内でチーム全体の食事会を開催し、カニ料理などに舌鼓を打った。熊本出身の指揮官も、80歳になる母親が車の中での生活を余儀なくされている。それでも「チームの状態はいい」とナインに語りかけ、いつもと同じように振る舞い、場を盛り上げた。
 「しんどい試合だったが、連敗していただけに、どうしても勝ちたいという気持ちだった」と伊東監督。ビジター6連戦を4勝2敗で終え、貯金は5。団結したチームは、そう簡単に負けない。(広瀬 雄一郎)
(報知)



佐賀出身、ロッテ高浜が元気与えるV打
 ロッテの伏兵の一打が勝負を決めた。同点の延長十回1死満塁。九回から守備で出場の高浜が、日本ハムの抑え・増井が投じた高めのフォークを右前へ運び、決勝点をたたき出した。
 「ちょっと足が震えていました」という緊張の打席。それでも頭は冷静だ。「変化球に頭があった。相手も打たれたくない。真っすぐは見せ球だろうと。そこに賭けました」と高めに浮いてくる変化球一本で狙っていた。
 15日の3連戦初戦では9年目でプロ初本塁打。この日は連敗を止める殊勲打だ。「(北海道は)弟(祐仁)が日本ハムにいるので、その印象が強いと思いますけど、僕の方を印象付けようと頑張りました」とおどけた。
 佐賀県出身の高浜。14日に発生した熊本地震に「親とはずっと連絡を取っています。大分には親戚もいる」と心を痛める。それでも「もっと活躍して元気づけられたら」と話した。23日からナバーロが復帰予定だが「ナバーロが逆に出られなくなるように頑張りたい」。九州の男らしく、力強い言葉で締めた。

ハム大谷また勝てず ロッテ延長戦制す
 ロッテが延長戦を制して、同一カード3連敗を阻止した。
 1点リードの九回に抑えの西野が、1死一、二塁から近藤の右前適時打で同点とされたが、延長十回の攻撃で、日本ハムの守護神、増井を攻略。三木の中越え二塁打から1死満塁の好機をつくり、高浜、鈴木の連続適時打で3点を勝ち越した。
 佐賀県出身の高浜は親戚が大分県に在住していることを明かし、熊本地震の被災者へ向けて、「僕の活躍で元気づけられたらうれしい」と話していた。
 日本ハムは先発した大谷が8回を4安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれず、開幕から4戦勝ち星なし。
(以上 デイリー)

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ロッテ・西野、“鉄壁救援陣”で初の失点悔し…セーブ失敗ゼロ途切れる
 守護神・西野が1点差の九回に同点に追いつかれたが、味方が勝ち越して今季初勝利。「何とか負けなくてよかったです」とわずかに笑みを浮かべた。2014年9月9日の西武戦で救援に失敗して以来、『セーブ機会登板での失敗ゼロ』を続けてきたが、途切れた。「今季点を取られていない(終盤の)リリーフ陣で、自分が最初に失点したのが悔しい」とこれには歯ぎしりだった。

ロッテ・西野、セーブ失敗も淡々「負けが付いたわけではない」
 ロッテの西野は2-1の九回を逃げ切れなかった。1死から田中賢を歩かせ、中田の中前に落ちる安打で一、二塁。続く近藤に右前に運ばれて追い付かれた。延長十回に打線が3点を勝ち越したことで、今季初勝利となった。
 自己最多の34セーブをマークした昨季は、セーブ機会での失敗が一度もなかった。「久しぶりに失敗したが、負けが付いたわけではない。切り替えて頑張ります」と淡々と話した。

スタンリッジ(7回1失点)
「描いていた通りのゲームプランで投げられた。低めにしっかり集めることができた」

中村(二回に2点二塁打)
「追い込まれていたので、三振をしないようにコンパクトに振った」
(以上 サンスポ)



ロッテ西野2季ぶりセーブ失敗、田中賢への四球反省
 ロッテ西野勇士投手(25)が救援に失敗した。
2-1の9回に登板。先頭松本を空振り三振に仕留めたが、次の田中賢に四球を出した。さらに中田には右前のポテンヒットを打たれ、1死一、二塁。ここで近藤に初球カーブを右前に運ばれ、同点とされた。なお1死満塁を招いたが、後続を断ち、サヨナラは許さなかった。
 セーブが付く場面で失敗するのは、14年9月9日の西武戦以来2シーズンぶりだった。「(田中賢に)四球を出したのは自分のミス。警戒したわけじゃありませんが、1点差で四球は余計でした。最少失点でしたけど、苦しい内容でした」と、率直に反省していた。
(日刊)

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伊東監督「試合作ってくれた」スタンリッジねぎらう
 ロッテが連敗を2で止めた。
 1点リードの9回、守護神の西野が同点を許したが、延長10回に3点を勝ち越した。
 先頭の三木が二塁打で出塁。1死満塁となり、高浜が右前に勝ち越し打を放った。田村も2点中前打で続いた。その裏、守備のミスが重なり、1点を返されたが、松永、益田で逃げ切った。
 伊東勤監督(53)は「しんどい試合だったけど…。西野は、よく同点止まりで抑えてくれた。ジェイソン(スタンリッジ)が、よく試合を作ってくれた」と、7回1失点の先発スタンリッジをねぎらった。
 また、三木、高浜とも途中出場。伊東監督は「あの2人は、オープン戦からどっちかが打ったら、どっちかが打っていた。公式戦でも競争意識を持って挑んで欲しい」と話した。
(日刊)



ロッテ スタンリッジ 大谷との対決で好投「描いていた通り」
 ロッテが延長10回に勝ち越し、連敗を2で止めた。
 先発・スタンリッジが7回4安打1失点。2勝目はならなかったものの、日本ハム・大谷との投げ合いで好投し「自分が描いていた通りに投げられた。守備の人も助けてくれた。低めにしっかり集めることができた」と振り返った。伊東監督も「ジェイソンが試合をつくってくれた。テンポが良かった」と話していた。(スポニチ) 

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ロッテ中村が先制適時打、大谷の157キロ流し打ち
 ロッテ中村奨吾内野手(23)が、日本ハム大谷から先制の2点適時二塁打を放った。
2回2死一、二塁で、大谷の外角高め157キロを流し打った。右翼フェンス上部直撃の二塁打で、2者をかえした。惜しくも本塁打とはならなかったが、「追い込まれていたので、何とかバットに当てて三振をしないようにコンパクトに振りました。最後、打球が失速してしまいましたね。でも、先制点につながってよかったです」と話した。
(日刊)

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ロッテ三木「キャラ的に守れないと」守備で失策反省
 ロッテ三木亮内野手(24)が勝ち越しの足がかりを作った。
2-2の10回、先頭で左中間二塁打を放った。そこから高浜の勝ち越し打につながった。もっとも、10回裏に三塁の守備で失策。1点を返されるきっかけも作ってしまった。試合後は「ふがいないです。打撃は良くても、キャラ的に守れないとダメ。反省です」と話していた。
(日刊)

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松井裕、山崎康、西野が…、守護神に魔のサンデー
 17日はプロ野球6試合が行われ、守護神がリードを守れず撃沈する場面が目立った。
 楽天松井裕樹投手は4点リードの9回に登板。しかし1点を失うとソフトバンク吉村にまさかの同点3ランを浴びた。試合は7-7で延長戦に入り、12回サヨナラ負けした。
 昨季新人王のDeNA山崎康晃投手もやられた。4-2の9回裏に登板。2死二塁までこぎつけたが三塁手の適時失策で1点差。その後連打されサヨナラ負け。敗戦投手になった。
 ロッテ西野勇士投手は2-1の9回裏に登板。日本ハム近藤に同点適時打を許し延長戦へ。10回表味方が3点を勝ち越して勝利投手になったが、先発投手の白星を消し、うれしくない白星となったはずだ。
 日本ハム増井浩俊投手は2-2の10回に登板。3失点し敗戦投手になった。
 中日福谷浩司投手も逃げ切りに失敗した。2-1の9回に登板。しかし3安打を許し同点に追いつかれた。試合は延長戦の末4-2で中日がサヨナラ勝ちした。
 セーブを挙げたのは巨人沢村拓一とオリックス平野佳寿の2投手。ソフトバンク・サファテ投手は同点の10回に登板し1回を無失点に抑えた。
(日刊)


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【日本ハム目線】



「悪くはないけど絶好調ではない」/栗山監督
 今季初勝利を逃した大谷に日本ハム栗山英樹監督のコメント。
「悪くはないけど絶好調ではない。何が良くないのか、理由を考えながら見ていた。ああいう中で、何かをつかめばいい」。

日本ハム大谷4度目登板も勝てず 敗因「いろいろ」
 日本ハム大谷は、今季4度目の登板でも勝てなかった。ロッテ戦に先発し8回4安打2失点。5与四球とコントロールにも苦しみ「テンポがよくなかった。(敗因は)いろいろあると思います。先制点を入れられているので厳しくなる」と悔やんだ。
 前回登板の楽天戦(8回5安打1失点)と同様、1本の適時打が命取りに。「0で抑えて1点取れば勝てるけど、なかなかそういうわけにもいかない。(味方は)打てるときもあれば打てないときもある。できるだけ最少失点でいくしかない」。防御率は1・86。打線との巡り合わせも悪いが、ローテの柱が勝たないと、チームは波に乗れない。9回に1度は追いついたチームは、延長10回に突き放され、今季初の同一カード3連勝はならなかった。

 ▼大谷の与四死球5以上は4月1日ソフトバンク戦(静岡、6回1失点)の5四死球(3四球、2死球)以来、今季2度目、通算6度目。自己ワーストは8で、14年8月17日西武戦(西武ドーム、7回3失点)と14年9月3日楽天戦(札幌ドーム、7回2失点)の2度あり、7四死球が1度、5四死球が3度。

栗山監督9回サヨナラ機逃し猛省「勝ちきらないと」
 日本ハムが接戦を落とし、今季初の同一カード3連勝を逃した。
 先発の大谷が8回2失点と力投。打線は1点を追う9回に追いつき、なお1死満塁と攻めたが谷口が三直、市川が空振り三振でとサヨナラの絶好機を逃した。延長10回は守護神の増井を投入したが3失点と乱れて、万事休す。連勝が止まり、再び借金3となった。
 栗山英樹監督(54)は「最後は勝ちきらないといけなかった。すいません」と、猛省。いまだ勝ち星のない大谷については「普通のピッチャーだったら、いいピッチングをしながら点を取ってあげられなくて申し訳ないだけど…」と、8回2失点ながら期待値が高いからこそ、あえて苦言を呈した。
(以上 日刊)

大谷 開幕4戦未勝利 防御率1点台も「先制点を入れられている」
 また勝てなかった。今季最多125球の熱投で8回4安打2失点。なぜ勝てないのか。日本ハム・大谷は自らに言い聞かせるように口を開いた。
 「もちろんゼロに抑えて1点取れば勝てるけど、なかなかそういうわけにはいかない。先制点を入れられているので厳しいのかなと思う」
 2回2死一、二塁。中村に右翼フェンス直撃の2点二塁打を浴び、先制を許した。変化球の制球が定まらず、開幕戦に続き不安の立ち上がりを攻められた。だが、ここから粘った。3回無死満塁から井口に右飛を打たれたが、本塁を狙った三塁走者を右翼手・谷口がワンバウンドの好返球を見せてタッチアウト。「せっかく良いプレーが出たのでゼロでいきたかった」。直後の鈴木には、この日最速の160キロ直球、147キロフォークで追い込み、最後は148キロフォークで空振り三振に仕留めた。
 7、8回は意識的に力をセーブして重心を高く保ったまま腕の振りも緩めた。それまで制球が定まらなかったスライダーでカウントを整え、直球の「最遅」は131キロを計時。「その時にできる一番良いチョイスだった。それが一番抑えられると思った」。創意工夫し、打たせて取る投球で新たな形を見いだしたのが光明だった。
 1点を追う9回に打線が同点に追いつき大谷の黒星は消えたが、チームは敗れた。4試合に投げて白星なしは2年目の14年以来。今季の開幕投手ではオリックス・金子、ソフトバンク・摂津とともにいまだ勝てないでいる。大谷は「打てる時もあれば、打てない時もある」とし、「今日はテンポが良くなかった。その割に長い回(8回)を投げられたことは良かった」と前を向く。昨季は投手3冠に輝くなど飛躍を遂げたが、今季はまだ結果が出ない。二刀流4年目。我慢の日々は続くが、これを無駄にはしない。 (柳原 直之)

 ▼日本ハム・栗山監督(大谷は)ごらんの通り。勝ちきらないといけない試合だった。何とかしようとする思いは良かったけど…。

 ≪摂津(ソ)金子(オ) 好投手が苦戦≫今季の開幕投手12人のうち、いまだ勝利を収めていないのは大谷らパ・リーグの3人。ソフトバンク・摂津は3月25日の楽天との開幕戦(コボスタ宮城)で3回6失点KO。その後も不振が続き、4月8日に出場選手登録を抹消された。オリックス・金子も4試合の登板で3、3、8、7失点。対する大谷はリーグ4位の防御率1・86ながら未勝利だ。

大谷 4度目先発も今季初勝利ならず 8回2失点も援護なし
 日本ハムの大谷翔平投手(21)が17日、札幌ドームで行われたロッテ戦に先発したが、8回125球を投げて4安打2失点、5四球7三振で降板。今季4試合目の先発も、初勝利はまたもお預けとなった。
 プロ4年目で初めて開幕3試合白星なしと苦しいスタートを切った大谷。この日は初回、先頭の岡田をフォークで空振り三振に斬ると、2死から清田をストレートの四球で歩かせたが4番デスパイネを直球で右飛に打ち取って無失点で終えた。しかし2回、井口の中前打と四球で2死一、二塁とされると、中村に高めの157キロ直球を捉えられて右翼フェンス上部を直撃する適時二塁打とされ、2点のリードを許した。
 3回も悪い流れを断ち切れず、この日4個目の四球などで無死満塁のピンチ。しかし井口を浅い右飛に打ち取ると、本塁を狙った清田を谷口がワンバウンドの好返球で刺すビッグプレーが飛び出して流れは一変。大谷はなお2死一、二塁から鈴木を3球で見逃し三振に仕留め、この試合最大のピンチを無失点で切り抜けた。
 味方の好守備に後押しされた大谷は4回以降は立て直してわずか1安打に抑え、追加点を許さず。しかし打線の援護に恵まれず、1―2の8回で無念の降板となった。
 日本ハムは土壇場の9回に近藤の右前適時打で追い付いて試合を振り出しに戻したが、延長10回に3番手・増井が3失点を喫して今季初の3連勝を逃した。
(以上 スポニチ)



大谷、8回2失点もまた援護なし…まさかの開幕4戦0勝
 日本ハム・大谷翔平投手(21)は8回2失点の力投も、これで3月25日のロッテとの開幕戦(QVCマリン)から4試合勝ち星なしとなった。
 白星が遠い…。大谷の8回125球、4安打2失点の力投は実らなかった。
 「0で抑えて、1点取れば勝てる。なかなかそういう訳にはいかない。先制点を入れられたら、厳しい」。サバサバと振り返った21歳右腕。二回、中村に157キロを捉えられ、2点を失った。これで、先発登板した4試合中、3試合で先制点を献上。課題の序盤でまた、つかまった。
 3敗目はまぬがれたものの、開幕7連勝で最多勝(15勝)のタイトルを獲得した昨季とは一転、プロ4年目は白星に見放されている。「結果的に負けたけれど、九回に追いついた。いい形でつながると思う」。大谷は自らに言い聞かせるように、球場を後にした。(中田愛沙美)

大谷について日本ハム・吉井投手コーチ
「中6日で投げて、その間に野手でも出て、8回2失点と頑張ってくれた」

日本ハム・大谷8回2失点、開幕から4試合勝ち星なし
 日本ハム・大谷翔平投手(21)は8回4安打7奪三振2失点で降板し、勝敗はつかなかった。
 開幕から4試合の先発となった大谷だが、一回から150キロ台後半を連発するも、制球が安定しない。二回、二死一、二塁から中村の右越えへ適時二塁打で2失点。許した得点は二回だけだったが、5四球を与え八回で降板した。
 チームは九回に近藤の適時打で追いつき大谷に黒星は付かなかったが、開幕から4試合勝ち星なしとなった。
(以上 サンスポ)

【日本ハム】大谷また初勝利ならず…防御率1・86の好成績も開幕4戦勝ちなし
 厳しい現実にも、大谷は気丈に振る舞った。8回4安打2失点の好投。防御率は1・86の好成績。それでも開幕から4試合勝ちなしだ。「もちろんゼロに抑えて1点取れば、勝てますけど。先制点を入れられるのは厳しい。できる限り最少失点でいくしかない」。淡々とした口調で課題を挙げた。
 必死だった。1点差の7、8回。それまで最速160キロの直球を投げていたが、最遅で133キロの遅い直球を使った。直球だけで緩急差27キロ。「あの投げ方は困ったとき、やることがなくなったときに。1番抑えられると思った」。2イニング連続3者凡退に抑えて反撃を待ったが、打線は降板後の9回に追いつくのみだった。
 頼みの守護神・増井が崩れ、延長戦の末に3連勝を逃した。「(緩急を使った投球で)幅が広がればいい。翔平にはもっともっと高いところを求めている」と栗山監督。エースが勝てなければ、当然チームも波に乗れない。(小谷 真弥)
(報知)

日本ハム大谷「最少失点でいくしか…」好投報われず
 日本ハム大谷翔平投手(21)が好投も、また白星に恵まれなかった。
 今季4度目の先発は8回4安打2失点で降板。2回に2点を先取され、5四球と制球が定まらない中、今季最多125球を投げて試合をつくった。
 9回に打線が同点に追いつき、3敗目は逃れたが今季初勝利はならず。試合後は「コントロールうんぬんじゃなく、テンポが良くなかった。その割に、長い回を投げられたのは良かった。先制点を入れられているので厳しくなる」と、反省点を挙げた。
 打線とかみ合わない登板が続いているが「打てる時もあれば、打てない時もある。できるだけ最少失点でいくしかない」と、次回登板へ向けて気持ちを切り替えていた。
(日刊)

ハム大谷また勝てず ロッテ延長戦制す
 ロッテが延長戦を制して、同一カード3連敗を阻止した。
 1点リードの九回に抑えの西野が、1死一、二塁から近藤の右前適時打で同点とされたが、延長十回の攻撃で、日本ハムの守護神、増井を攻略。三木の中越え二塁打から1死満塁の好機をつくり、高浜、鈴木の連続適時打で3点を勝ち越した。
 佐賀県出身の高浜は親戚が大分県に在住していることを明かし、熊本地震の被災者へ向けて、「僕の活躍で元気づけられたらうれしい」と話していた。
 日本ハムは先発した大谷が8回を4安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれず、開幕から4戦勝ち星なし。

ハム大谷 またも勝てず開幕4戦未勝利
 昨年の最多勝、日本ハム・大谷翔平投手がまたしても白星を逃した。ロッテ先発のスタンリッジと息詰まる投手戦を展開し、1点ビハインドの八回を投げ切ってマウンドを降りた。
 160キロをマークするなど8回4安打の内容も、二回2死一、二塁での中村に許した適時二塁打での2失点が重かった。
 開幕投手を務めた大谷だが、4試合に先発して勝ち星なし。12球団の開幕投手では、ソフトバンクの摂津、オリックスの金子と3人が勝利に恵まれていない。
(以上 デイリー)

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【日本ハム】栗山監督「勝ちきらないと…」守護神3失点で好投の大谷見殺し
 日本ハムが首位・ロッテに痛い黒星を喫した。1点を追う9回1死一、二塁から5番・近藤健介捕手(22)の適時打で一度は同点に追いついたが、延長10回に守護神・増井浩俊投手(31)が3点を献上し、万事休す。今季初の同一カード3連勝を逃し、これで借金は3となった。
 本拠地の大声援は一瞬でため息へと変わった。2点を追う10回2死満塁。長打が出ればサヨナラという場面だったが、最後は6番・レアードが三ゴロに倒れ、首位・ロッテに競り負けた。あと一歩の所で今季初の同一カード3連勝を逃し、栗山監督は「そういう(接戦の)試合だっただけに、最後勝ちきらないといけなかった。すいません…」とうつむいた。
 攻めきれなかった。1点を追う9回。ロッテの抑え・西野を攻め立て、1死一、二塁から5番・近藤が右前に同点打を放った。しかし、なおも1死満塁で7番・谷口が三直、8番・市川は空振り三振。10回から登板した守護神・増井が3点を献上すると、10回裏も粘りは見せたが反撃は及ばなかった。指揮官も「何とかしようという思いはあったけど…」と悔しさをにじませた。
 またしてもエースに白星はつかなかった。大谷は2回に2点を許したが、8回まで4安打2失点と好投。しかし、打線が相手先発・スタンリッジを打ち崩せず。10日の楽天戦(コボスタ)でも大谷は8回1失点だったが、援護なし。ここまで大谷が登板している時の援護点は4試合29イニングで4得点のみだ。主砲の中田も「(大谷)翔平に申し訳ない。何とか早いうちに点を取ってあげたかった」と責任を背負った。
 これで首位・ロッテとは再び4ゲーム差となった。ただ、8回には左足首捻挫の影響で6試合欠場していた陽岱鋼が代打で復帰するなど、光明はあった。悔しい1敗を糧に、再び前を向いて戦う。(後藤 亮太)
(報知)

日本ハム、粘り見せるも抑えの増井が乱調 栗山監督「そういう日もある」
 日本ハムは最後まで諦めずに戦ったが3連勝とはならなかった。1-2の九回に近藤の適時打で追い付くも、延長十回に抑えの増井が乱調で3失点。栗山監督は「やられたとしても全て信頼している。そういう日もある」とクローザーをかばった。
 十回も1点を返し、なお2死満塁の好機をつくったが生かせず力尽きた。栗山監督は「何とかしようという思いはあったけど」と悔やんだ。

日本ハム・吉井投手コーチ(大谷に)
「よく八回まで頑張ってくれている。本当は勝ちを付けてあげたかったけど」

増井(延長十回につかまり今季初黒星)
「フォークボールがコントロールできなかった。打たれるべくして打たれた。申し訳ない」
(サンスポ)

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日本ハム・近藤、 敗戦も前向き「粘れたのは今後につながってくる」
ロッテ・高浜の横浜高の4学年後輩にあたる近藤が九回に同点の右前適時打。「(大谷)翔平に負けを付けたくなかったので、同点に追いつくことができてよかった」と振り返った。勝ち越された延長十回には押し出しの四球を選び、「粘れたのは、今後につながってくる」と前向きに捉えた。

日本ハム近藤「本当にうれしい」大谷黒星消す適時打
 日本ハム近藤健介捕手(22)が大谷の黒星を消した。
 1点を追う9回1死一、二塁の場面で右前適時打を放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。「どうしても(大谷)翔平に負けを付けたくなかったので、なんとか同点に追いつくことが出来てよかったです。皆さんがチャンスで回してくれたので、期待に応えられて本当にうれしいです」と、笑顔だった。
(日刊)

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日本ハム中田、大谷援護できず「翔平に申し訳ない」
 日本ハム中田翔内野手(26)が大谷翔平投手(21)を援護できなかったことを悔やんだ。
 8回2失点と踏ん張ったエースへ、マウンドを降りるまでに打線は1点しか奪えなかった。「翔平に申し訳ない。何とか早いうちに点を取って勝ちを付けてあげたかった」。1点を追う9回には中前打を放って、近藤の同点適時打へつなげた。大谷の黒星は消したが、延長10回の熱戦をものにすることは出来ず。「次、翔平の(投げる)時には打ってあげたい」と、主砲として責任感をにじませていた。
(日刊)

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日本ハム陽が代打で復帰「強いスイングが出来た」
 左足首の捻挫で6試合連続欠場していた日本ハム陽岱鋼外野手(29)が代打で復帰した。
 8回先頭の大野に代わって登場。二ゴロに倒れたが「初球から強いスイングが出来た。この打席は、いろいろ勉強になった」と、久しぶりに打席に立てたことが収穫。まだ、全力疾走はできない状態だが「また明日、休みなので家でもしっかり治療したい」と、前向きだった。
(日刊)
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