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備忘録【7/3】 VS 日本ハム ≪36勝31敗6分≫

2024年07月04日 06時57分47秒 | マリーンズ2024
≪2024/7/3≫

【日本ハム6―9ロッテ ( 2024年7月3日    エスコンF )】

≪対F:4勝9敗1分≫

 敵地エスコンフィールドは今季初のナイターでのルーフオープンデー。晴れて、風も弱いなど気象条件がそろわないと実現しない。ロッテの2年目右腕・田中晴が粘りに粘ってプロ初勝利。満塁弾を食らっての初勝利は日本人18年ぶりの珍事だった。

 「本当に感謝しかありません。(打線に)勝たせてもらった1勝。次こそはチームを助ける投球をしたい」

 2回に女房役の佐藤が先制の2号3ランを放ってくれたが、3回にレイエスに逆転満塁弾を浴びるなど痛恨の5失点。それでも気持ちを切り替え、4、5回を無失点に抑えた。同じくプロ初勝利を狙った相手の先発左腕の細野も5回3失点と粘ったが、直後の6回に味方打線が救援陣に襲いかかって一挙5得点。細野ではなく、5回5安打5失点(自責0)だった右腕に白星が転がり込んだ。

 プロ初登板初先発だった6月1日の本拠地での阪神戦は勝ち星こそ付かなかったが5回無失点。首脳陣は先を見据え出場選手登録を抹消した。2軍で2試合に先発し、スタミナ面もワンランクアップ。約1カ月ぶりの1軍登板で最速151キロの直球に球速、曲がり幅の違う2種類のスライダーを交えて粘った。高卒2年目の初勝利は尊敬する怪物右腕・佐々木と同じ。「先輩方を追い越したい気持ちもあるけど現時点でまだ力はない。反省を次に生かし、上だけを見てやる」と見据える。

 エスコンフィールドはもちろん、北海道も人生初だった。名前は「晴也(はるや)」。夜空の下で必死に、泥くさく投じた81球が、“雨のち晴れ”の展開を生んだ。(大内 辰祐)

 ◇田中 晴也(たなか・はるや)2004年(平16)6月6日生まれ、新潟県出身の20歳。日本文理では21、22年に夏の甲子園出場。ともに初戦で先発を務めたが敗戦。22年ドラフト3位でロッテに入団。2年目の今季6月1日の阪神戦でプロ初登板した。1メートル86、92キロ。右投げ左打ち。

 ≪横浜・高宮和也以来の日本人投手18年ぶり≫高卒2年目の田中晴(ロ)が5回5失点でプロ初勝利。満塁弾を浴びた試合での初勝利は、13年5月20日の中日戦のパディーヤ(ソ)以来。日本人投手では、06年4月20日の広島戦で高宮和也(横浜)がマークして以来18年ぶりと珍しい。

 ▼日本文理鈴木崇監督(田中晴の高校時代の恩師)満塁本塁打を打たれたのに勝利投手になるなんて本当に運を持ってますね。見た通りの真面目な子。中学時代から優秀で地区で一番偏差値の高い学校にも行けるくらいの成績でした。高校でも常にクラスで上位。今日は野手の皆さんのおかげで勝たせてもらったというのは本人も分かっていると思います。次回登板は彼らしい投球を見せてくれることを期待しています。


 ロッテがエスコンフィールドでの連敗を「7」で止めた。

 2回に3点を先制したが、先発の高卒2年目・田中晴也が5回にレイエスに逆転満塁打を浴びた。

 この球場は鬼門なのかと思われたが、6回に相手3番手・ザバラの守備のミスから一気に攻略。満塁で1軍昇格4戦目の藤原が左線2点二塁打を放って逆転。さらに荻野の投手強襲安打などで一気に5点を挙げた。

 田中晴は5回5安打5失点ながらプロ初勝利。「一番やってはいけないビッグイニングをつくってしまった」と反省したが、打線の援護でうれしい白星をプレゼントされた。


 プロ2戦目の先発で田中晴也投手(20)が初勝利を挙げた。

 5回5失点ながら3―5の6回に打線が5点を挙げて逆転。田中晴に勝利投手の権利をプレゼントした。

 田中晴はヒーローインタビューで「自分の後ろを投げてくれた投手の方々、逆転してくれた野手のみなさんに感謝の気持ちしかないです」とはきはき答えた。

 さらにベンチで、どういう気持ちで試合を見ていたかを聞かれ、「頼もしい先輩方がたくさんいるなと思いました」と答えた。

 手にしたウイニングボールについては「プロ野球人生で1球しかないメモリアル。大切にしたい。実家に飾ろうと思います」と話した。

 まだ少年っぽさを残す田中晴の初々しい姿にネットでは「いい子過ぎる」「受け答え100点満点!」「20歳なのにしっかりしてる」と好感度爆上がりしていた。


 ロッテが日本ハムを下し、エスコンフィールドでの連敗を「7」で止めた。
 2回に3点を先制したが、先発の高卒2年目・田中晴也が5回にレイエスに逆転満塁打を浴びた。

 この球場は鬼門なのかと思われたが、6回に相手3番手・ザバラの守備のミスから一気に攻略。満塁で1軍昇格4戦目の藤原が左線2点二塁打を放って逆転。さらに荻野の投手強襲安打などで一気に5点を挙げた。

 田中晴は5回5安打5失点ながらプロ初勝利。「一番やってはいけないビッグイニングをつくってしまった」と反省したが、打線の援護でうれしい白星をプレゼントされた。

 試合後、吉井監督との一問一答は以下の通り。

 ――高卒2年目の田中晴也投手がプロ初勝利。
 「良かったですよ。勉強になったところもいっぱいあったと思いますけど、5回しっかり投げてくれたんで良かったです」

 ――高卒2年目で初勝利は立派?
 「そうですね。自分のこと考えると2年目いうたら(近鉄の)2軍で四球連発して2軍の監督に『能ある鷹は爪隠すっていうけど、お前は爪隠しっぱなしや』って言われていたころですね。ほんまに言われたから」

 ――今後も期待したい?
 「そうですね。真っすぐをしっかり投げられるんで。レベルはこれから上がると思うけど、ある程度コースに投げられるんで。いいピッチャーになると思います」

 ――打線もつながった。
 「流れ的に最低最悪の流れだったんですけど、あの6回どうやってこっちに流れが来たのかちょっと分からないですけど。先頭の四球かな?なので反対を言えばこっちも回の先頭はしっかり抑えていかないといけないと思うので、友杉がエラーしましたけど、ああいうことがないようにきっちりやっていきたいと思います」

 ――逆転二塁打の藤原はいい打撃。
 「足上げてさっぱりタイミング合ってないですけど、追い込まれてノーステップになってからはしっかり打ってるんで。ああやって調子上げていってほしいなと思います」

――開幕から7連敗中だったエスコンフィールドでやっと勝った。
 「初勝利ですね。いや、特にないです。明日もしっかりやろうと思います」


 ロッテ打線が田中晴を強力援護した。

 捕手の佐藤が2回に先制2号3ラン、2点を追う6回無死一、三塁からは1点差に迫る中前適時打で4打点。「(田中)晴也も頑張ってたし、プロ初勝利が懸かってたので、捕手として打てて良かった」と笑った。

 6回は佐藤の適時打の後、さらに無死満塁とし藤原が3安打目となる逆転の左翼線2点二塁打。右膝蓋(しつがい)骨骨折から復帰後、出場全4試合で安打を放ち「調子を上げていきたい」と話した。


 ロッテの西野勇士投手が4日の日本ハム戦(エスコンフィールド)に先発することが発表された。日本ハムは上原健太投手が先発する。

 プロ16年目の西野は今季11試合に登板して5勝5敗、防御率3・58。交流戦は不振だったが、前回6月25日の楽天戦では5回2/3を投げ、4安打2失点(自責点1)で4試合ぶりに白星を手にした。

 右腕は「初回から自分の投球で長いイニングを投げて、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントした。


 ロッテの新外国人、前ヤンキースのジミー・コルデロ投手(32)が3日、1軍に合流。選手登録された右腕は「チームもいい状況ですし、こうやってこういった場面で1軍に呼ばれることは非常にうれしく思ってますし、1軍で投げれること興奮しています」と意気込みを語った。

 コルデロはドミニカ出身で、身長1メートル90、体重111キロの恵まれた体格の最速163キロ右腕。メジャー通算114試合に登板し、6勝7敗、21ホールド、防御率4・36。昨季はヤンキースで31試合に登板し、3勝2敗、8ホールド、防御率3・86だった。

 練習ではポランコやメルセデスと談笑。陽気な笑顔がトレードマークの32歳は、現在の状態について「体も非常いい状況ですし、球速もだんだん上がってきて、チームの勝利に僕のピッチングで貢献したいなと思っています」とハッキリ。日本の野球への順応にも「自分にとっては野球は野球なので、特に大きな違いはないと思ってますし、違う国で野球ができるってことは非常にうれしいことですし、自分は一生懸命腕を振るだけです」と自信をのぞかせた。

 「味噌ラーメンが好きですね。焼き肉も好きです。最初は日本食ちょっと順応するの大変だなと思ったんですけども、そこから結構すぐに慣れてきたので、今は全く日本食への問題はありません」とニッコリ。日本の野球にも食にも順応してきた助っ人右腕が、チームに新たなパワーを与えてくれそうだ。


 ロッテの新外国人、前ヤンキースのジミー・コルデロ投手(32)が3日、1軍に合流した。また、安田尚憲外野手(25)も1軍に合流した。

 昨年12月に入団が決まったコルデロは、ドミニカ出身で、身長1メートル90、体重111キロの恵まれた体格の最速163キロ右腕。メジャー通算114試合に登板し、6勝7敗、21ホールド、防御率4・36。昨季はヤンキースで31試合に登板し、3勝2敗、8ホールド、防御率3・86だった。

 また、チームは前日2日にドラフト1位ルーキー上田希由翔内野手(22)が一塁への走塁中に右脚を痛め途中交代。試合後に吉井理人監督が「右ハム。1回抹消になると思います」と明言。「2軍でもちょっとやってたところみたいなんで。大学からの古傷みたいなんで。無理していけるかもしれないですけど1回、将来ある子なんで。1回しっかり直してと思ってます」と語っていた。

 コルデロは「チームもいい状況ですし、こうやってこういった場面で1軍に呼ばれることは非常に嬉しく思ってますし、1軍で投げれること興奮しています」と笑顔。

 2軍ではコンスタントに投げ、球速も150後半ぐらいまで出ているといい「体も非常いい状況ですし、球速もだんだん上がってきて、チームの勝利に僕のピッチングで貢献したいなと思っています」と意気込んだ。

 「日本に到着する前から箸は使えてました」と話し、日本の生活にも慣れてきた様子だった。


 巨人はロッテ戦(ロッテ浦和)に5―2で逆転勝ち。先発・横川が7回6安打2失点で4勝目(2敗)を挙げた。育成選手のウレーニャが7回の同点5号ソロなど2安打2打点。ロッテ先発・唐川は7回6安打2失点。石川慎が初回に先頭打者本塁打となる4号ソロ。ドラフト5位・寺地(明徳義塾)が2安打1打点をマークした。


 千葉ロッテマリーンズは7月21日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)でロッテクーリッシュの冠協賛試合「クールにいこうぜ。クーリッシュスペシャルデー」を開催し、クーリッシュカバーを先着1万人に配布すると発表した。

 クーリッシュカバーは、クーリッシュのサイズに合わせたユニホーム型の再生PET不織布製カバーで、クーリッシュにかぶせることで冷たさや水滴などが気にならなくと好評の便利なアイテム。当日の観戦チケットを持つ方にZOZOマリンスタジアム球場外周キッズエリアで7月15日に新発売となる「クーリッシュ メロンソーダフロート」と一緒にクーリッシュカバーをランダムで配布する。

 デザインは、2024シーズンのBLACK SUMMERユニホームを採用しており、計6選手を対象に製作した。

 詳細は次の通り。

 配布日程:7月21日の日本ハム戦、配布時間:開場1時間前~試合開始30分後、配布枚数:先着10000枚、配布場所:球場外周キッズエリア(マリンひろば向かい)、デザイン種類:種市篤暉投手、佐々木朗希投手、荻野貴司外野手、グレゴリー・ポランコ外野手、石川慎吾外野手、和田康士朗外野手。計6選手(ランダムで配布のため選手は選べない)。なお、天候不良などにより、配布日程・配布枚数・場所・時間が変更になる場合がある。


 近鉄、オリックス、ヤクルトで通算1526安打の坂口智隆氏(39)が、高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。現役20年間で「速い」と感じた投手の名前を挙げた。

 真っ先に挙げたのは元阪神のジェフ・ウィリアムス。

 坂口氏は「ほんまに驚いた。左サイドからあんな球速くてここ(インサイド)ガンガンくるピッチャー見たことなかった」と振り返った。

 もう一人、「成瀬(善久)投手も速かった」と名前を挙げた。とくに千葉マリン(現ZOZOマリン)のマウンドから134~136キロくらいの間が「めちゃめちゃ速い」という。

 「138、9キロになるとちょっと違う」と、独特の風の影響を受けやすい絶妙な速度帯があったという。

 坂口氏は「唐川投手もめっちゃ速く感じた」と、現役の右投手の名前を挙げた。

 「ぎゅ~って伸びる。でも140キロ出なかったり」と唐川侑己特有の球質を説明した。
(以上 スポニチ)



先輩たちに助けてもらい、プロ初勝利をつかんだ。今季2度目の先発となったロッテ田中晴也投手(20)は、3回に逆転満塁弾を浴び5回5安打5失点で降板するも、6回にチームが逆転し、初白星を挙げた。「個人としては悔しい投球になってしまいましたが、後ろで投げてくれた投手陣、逆転してくれた野手のみなさんに感謝の気持ちしかないです」と頼もしい先輩たちに感謝した。

新潟の強豪、日本文理時代は仲間思いで、みんなを助けるヒーローだった。2年次からエースとして投げ、2年連続の夏の甲子園出場へ導いた。2年夏の新潟県大会準決勝、新潟明訓戦。田中は投手としてではなく野手として先発出場。「(打って)投手を助けてあげよう」と仲間に呼びかけ、実際に2本塁打を放ってチームを勝利を導いた。決勝戦では今度は投手として完投勝利し、チームの甲子園出場を決めた。鈴木崇監督は「晴也がいるから大丈夫だっていう、支柱になってましたね」と、二刀流でチームをけん引し続けていた当時の田中の存在感を語った。

高校時代は仲間を支える側だったが、この日はチームメートに助けてもらい、白星をつかんだ。「今日は勝たせてもらった1勝だったので、自分の力で少しでも勝てる確率が上がるようなピッチャーになっていきたい」。高卒2年目右腕は、プロの世界でもまた、チームを救う存在に成長していく。【星夏穂】


ロッテの高卒2年目右腕田中晴也投手(20)が、プロ初勝利となった。

1球の怖さを知った。3点の援護をもらった3回、味方失策で先頭打者に出塁を許すと2連打で2点差に迫られ、2死満塁で日本ハムレイエスへの初球。高めのスライダーを逆転満塁本塁打にされた。一瞬、天を仰ぎ悔しそうな表情を浮かべた。「投げちゃいけないボールを一番いけない場面で投げた」と振りかえった。

それでも「何がなんでも5回は投げ切るというのは自分の気持ちでもあった」と、4回は3者凡退に抑えるなど立て直し5回5安打5失点で降板。「全体的に自分の投げているボールというのは自信をもって投げられた」と話した。

吉井理人監督(59)は「勉強になったところもいっぱいあったと思いますけど、5回しっかり投げてくれたんで良かった」と評価。高卒2年目での勝利については「自分のこと考えると2年目は2軍で四球連発して2軍監督に『能あるタカは爪隠すっていうけど、お前は爪隠しっぱなしや』って言われていたころですね」とジョークを交えて回想。「レベルはこれから上がると思うけど、ある程度コースに投げられるので、いいピッチャーになると思います」と今後の活躍に期待した。


ロッテ藤原恭大外野手(24)がチームを救う一打を放った。

2点ビハインドの6回、四球から打線がつながり1点を返した後の無死満塁で、藤原は「ゲッツーでもいいんで、1点入れようという意識で逆方向にしっかりタイミングを取った」と左翼線への適時二塁打で逆転に成功した。

この日は猛打賞の活躍で復帰後4試合連続で安打を放つ好調ぶりに「昨日の最後の打席でちょっと感じをつかんで、今日それが内容に出たので、引き続きもっと調子を上げてやっていきたい」と気を引き締めた。

吉井理人監督(59)は「足上げてさっぱりタイミング合ってないですけど、追い込まれてノーステップになってからはしっかり打っている。ああやって調子上げていってほしい」と話した。エスコンフィールドでは今季初勝利も「特にないです。明日もしっかりやろうと思います」の目の前の試合に集中していく。


ロッテは3日、21日の日本ハム戦(ZOZOマリン)にてロッテクーリッシュの冠協賛試合「クールにいこうぜ。クーリッシュスペシャルデー」を開催し、クーリッシュカバーを先着1万人に配布すると発表した。

クーリッシュカバーは、クーリッシュのサイズに合わせたユニホーム型の再生PET不織布製カバーであり、クーリッシュにかぶせることで、冷たさや水滴などが気にならなくなることから好評の便利なアイテム。

当日の観戦チケットを持っている方にZOZOマリンスタジアム球場外周キッズエリアにて15日に新発売となる「クーリッシュ メロンソーダフロート」と一緒にクーリッシュカバーをランダムで渡す。デザインは、2024シーズンのBLACK SUMMERユニホームを採用しており、種市篤暉投手、佐々木朗希投手、荻野貴司外野手、グレゴリー・ポランコ外野手、石川慎吾外野手、和田康士朗外野手の計6選手を対象に製作。
(以上 日刊)



 ロッテの高卒2年目右腕・田中晴が、味方の強力援護でプロ初勝利を手にした。自身2度目の先発は5回5安打5失点(自責0)。降板が決まってアイシング姿で見届けた6回の攻撃で、味方が5得点の猛攻で逆転したことで初白星が舞い込んだ。「個人としては悔しい。今日は野手と後ろで投げてくれた投手の方々が初勝利をプレゼントしてくれた」と感謝しきりだった。

 移り気な勝利の女神が最後に振り向いてくれたが、内容には反省が口をつく。佐藤の先制3ランで援護をもらうも、3回は先頭を遊失で出塁させ、2連打でプロ初失点。さらに2死満塁でレイエスに左中間席に運ばれ、計5点を与えた。「ビッグイニングは一番やってはいけない結果。悔しいです」と振り返った。

 球団で5失点しながらの初勝利は、97年8月9日のオリックス戦(千葉)で5回1/3を5失点の武藤潤一郎以来27年ぶり。敗れれば、4日にも自力V消滅の可能性があった一戦で、エスコンでの開幕からの連敗を7で止めた。「プロ野球人生で1球しかないメモリアルなボールなので大切にしたい。次は自分がチームを救って勝てるような投球をしたい」。次こそは晴れ晴れとした勝利を飾る。(竹内 夏紀)

 ◆田中 晴也(たなか・はるや)2004年6月6日、新潟・長岡市生まれ。20歳。四郎丸小時代に赤城ベースボールクラブで野球を始め、長岡南中を経て日本文理に進学。高校時代は1年秋からベンチ入り。2年春からエースを務め、2、3年夏に甲子園出場。高校通算20本塁打など打撃も魅力だが、22年ドラフト3位でロッテ入団後は投手に専念。186センチ、92キロ。右投左打。年俸600万円。


 ロッテの高卒2年目右腕・田中晴也投手がプロ初勝利を挙げた。プロ2度目の先発は、5回を5安打5失点(自責0)。アイシング姿で見届けた2点ビハインドの6回表の攻撃で、味方打線が一挙5得点を奪い、逆転に成功。勝ち投手の権利が舞い込み、初白星となった。プロ初のお立ち台では「個人としては悔しい投球。今日は野手と後ろで投げてくれた投手の方々が初勝利をプレゼントしてくれた。感謝の気持ちしかない」と感謝を込めた。

 田中晴は、初回は四球を出しながらも佐藤の盗塁阻止もあり、3人で無失点に切り抜けた。3回には先頭の俊足・五十幡を遊失で出塁を許すと、伏見、水谷に連打を浴びてプロ初失点。さらに2死満塁で5番・レイエスを迎えると、初球のスライダーを左中間スタンドに運ばれ、この回だけで5失点となった。

 吉井監督は、田中晴の投球について「よかったですよ。勉強になったところもいっぱいあったと思いますけど、5回しっかり投げてくれたのでよかった」と評価。自身のプロ2年目を思い浮かべ、「自分のことを考えると、2年目と言えば、2軍で四球連発して監督に『能あるタカは爪を隠すと言うけど、お前は隠しっぱなしや』と言われていたころですよ」と明かし、報道陣の笑いを誘った。

 チームは今季エスコンで7戦全敗だったが、ようやく開幕からの連敗が止まった。田中晴は「(ウィニングボールは)プロ野球人生で1球しかないメモリアルなボールなので大切にしたい。次の登板は自分がチームを救って勝てるような投球をしたい」と力を込めた。


 ロッテの高卒2年目右腕・田中晴也投手がプロ初勝利の権利を得て降板した。プロ2度目の先発は、5回を5安打5失点(自責0)。5回を投げきり、アイシングをしていると、2点ビハインドで迎えた6回表に味方打線が一挙5得点を奪い、逆転に成功。勝ち投手の権利が舞い込んだ。6回からは2番手・広畑がマウンドに上がった。

 田中晴は、初回は四球を出しながらも佐藤の盗塁阻止もあり、3人で無失点に切り抜けた。3回には先頭の俊足・五十幡を遊失で出塁を許すと、伏見、水谷に連打を浴びてプロ初失点。さらに2死満塁で5番・レイエスを迎えると、初球のスライダーを左中間スタンドに運ばれ、この回だけで5失点となった。
 2点ビハインドの6回表に味方が5点を奪い、逆転に成功。田中晴に勝ち投手の権利が舞い込んだ。

 降板した田中晴は「先制点を取ってもらったなかで、あの回だけはビックイニングを作ってはいけないところで1番やってはいけない結果になってしまい悔しいです」と振り返った。


 ロッテの藤原恭大外野手が、6回に逆転の2点適時二塁打を放った。1点差に迫って迎えた無死満塁の好機。ザバラの直球に食らい付くと、打球は三塁線を破る2点適時二塁打となった。5回5失点だった田中晴にプロ初勝利を呼び込む逆転打には「ゲッツーでもいいので、とりあえず1点入れようという意識で、逆方向にしっかり打てた。追い込まれてからアジャストすることができたかな。(田中晴は)点は取られていましたけど、勝ちは勝ちなので。そこで自分がしっかり打点をあげられたのは非常に良かった」とうなずいた。

 藤原は開幕前に右膝蓋骨骨折し、2軍で調整していたが、6月28日のオリックス戦で復帰。ここまで4戦で13打数6安打の打率4割6分2厘、4打点と絶好調だ。頼もしい24歳は「2軍でやってきたことが結果に出ているので、引き続きやってきたことをしっかりやっていきたい。(打撃の感覚は)あまりよくなかったですけど、昨日の最後の打席でちょっと感じをつかんで、今日それが内容に出たので、引き続きもっと調子を上げてやっていきたい」と力を込めた。


 ロッテの佐藤都志也捕手が、今季2号となる先制3ランを放った。2回1死一、二塁から、相手左腕・細野の外寄りの125キロのスライダーを思い切り引っ張ると、打球は弾丸ライナーで右翼後方の相手ブルペンに飛び込んだ。

 東洋大後輩でもある細野からの一発に、「後輩なので打ってやろうと思い打席に入りました。(先発の田中)晴也になんとか先制点を取りたかったのでホームランになって良かったです」と目を細めた。

 この日は田中晴と細野のお互いにプロ初勝利をかけた一戦。女房役の佐藤が、20歳の若き右腕を頼もしく援護した。
(以上 報知)



悔しさとうれしさの入り交じった記念の1勝だ。高卒2年目のロッテ・田中晴也投手(20)が5回を5安打5失点(自責点0)ながら打線の援護に恵まれ、プロ初勝利を挙げた。

「先輩たちがプレゼントしてくれた。勝たせてもらった1勝ではなく、自分の力で勝てる投手になっていきたい」

3―0の三回に味方の失策を起点に1点を失い、レイエスに満塁本塁打を浴びた。それでも「何が何でも五回は投げ切る。テンポよく流れをもってくる投球を」と、その後は最速151キロの直球を軸に無失点。降板直後の六回に味方が逆転して白星が舞い込んだ。

新潟・日本文理高からドラフト3位で昨季入団した有望株。道しるべは第一線で活躍する先輩たちだ。高卒でプロ入りした種市、佐々木らと同様に、球団の育成方針で1年目は体づくりからスタート。昨季は1軍登板はなく、2年目の今季は6月1日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発でプロ初登板し、5回無失点と上々のデビューを果たした。佐々木も2年目の5月にプロデビューを飾っており、同じように段階を踏んでいる田中晴は「高い目標の存在。先輩たちを追い越したい」と目標に掲げる。

6月6日には20歳の誕生日を迎え、種市と佐々木がお祝いに食事会を開いてくれた。2年目の過ごし方など野球談議に花を咲かせたという。そのときは日本酒をなめた程度で、初勝利の記念に美酒を味わう予定だ。

エスコンでは今季8戦目で初勝利。「(佐々木)朗希さんは2年目で3勝した。自分も1年間を通して勝ち星をつけられるようにしたい」と田中晴。ルーフオープンゲームで球場の屋根が開放された雲一つない星空に、晴れやかな表情が映えた。(森祥太郎)


ロッテの田中晴が5回5失点ながら援護に恵まれ、2年目でプロ初勝利を挙げた。3―0の三回に味方の失策を起点に1点を失い、さらにレイエスに満塁本塁打を浴びた。甘く入ったカットボールを痛打され「一番やってはいけない結果になってしまい悔しい」と語ったが、5回を投げきると直後に味方が逆転して白星が転がり込んだ。

新潟・日本文理高からドラフト3位で昨季入団。プロ初登板だった6月1日の阪神戦で5回無失点と快投し、再び巡ってきたチャンスで、思わぬ形での1勝目を手にした。


悔しさとうれしさの入り交じった記念の1勝だ。高卒2年目のロッテ・田中晴也投手(20)が5回を5安打5失点(自責点0)ながら打線の援護に恵まれ、プロ初勝利を挙げた。

根っからの野球小僧だった。田中晴は高校球児だった父・政弘さんの影響で、幼少期から週末は毎週のようにBC新潟の試合に連れて行ってもらうのがお決まりだった。小学生になると野球を始め、フライを捕ったり、ノックを受けるのが大好きで毎日のように練習。家に帰れば録画したプロ野球や米大リーグの試合を観戦し、左打ちに変えるほど当時はイチローに夢中だった。

野球を始めた当初から「俺はプロ野球選手になる」と宣言。父は「先を見据えて目標を立て、それを徹底的にやる姿は自分も野球をやっていたからこそ、すごいなと感じる」と目を細めた。母・靖子さんには好物のとん平焼きを作ってもらうなど栄養満点な食事でサポートしてもらった。

両親は6月1日のプロ初登板を球場で観戦し、この日は新潟の実家からテレビで応援。田中晴は「プロ野球人生で一球しかないメモリアルなボールなので大切にしたい」とウイニングボールは実家に送ることを明かした。(ロッテ担当・森祥太郎)


ロッテが逆転勝ち。3―5の六回に佐藤の適時打、藤原の2点二塁打などで5得点し、八回は荻野のスクイズで加点した。高校出2年目の田中晴は満塁本塁打を浴びても五回まで投げてプロ初勝利。日本ハムは拙守で流れを手放した。
(以上 サンスポ)



 ロッテ・田中晴也投手が5回5失点(自責点0)ながら援護に恵まれ、2年目でプロ初勝利を挙げた。3-0の三回に友杉の一塁悪送球を起点に1点を失い、さらにレイエスには一時逆転の満塁本塁打を浴びた。甘く入ったカットボールを痛打され「一番やってはいけない結果になってしまい悔しい」と語ったが、5回を投げきると直後に味方が逆転して白星が転がり込んだ。

 日本文理高からドラフト3位で昨季入団。プロ初登板だった6月1日の阪神戦で5回無失点と快投し、再び巡ってきたチャンスで、思わぬ形での1勝目を手にした。

 試合後はウイニングボールを受け取り、吉井監督との記念撮影に納まった田中晴。ヒーローインタビューでは「個人としては悔しいピッチングになったが、後ろを投げてくれた投手陣の方々、逆転してくれた野手のみなさんに感謝の気持ちしかない」と先輩ナインに謝意。記念のボールについては「プロ野球人生で1球しかないメモリアルなボール。大切にしたい。実家に飾ろうと思う」と笑顔で話した。

 ◆田中 晴也(たなか・はるや)2004年6月6日生まれ、20歳。新潟県出身。186センチ、92キロ。右投げ左打ち。投手。日本文理から22年度ドラフト3位でロッテ入団。プロ初登板初先発は24年6月1日・阪神戦で5回無失点(勝敗なし)。長身から投げ下ろす直球が魅力。


 ロッテ先発の高卒2年目・田中晴が5回5安打5失点(自責点0)でプロ初勝利を挙げた。3-0の三回は味方の失策からリズムを崩したのか、レイエスに逆転満塁本塁打を浴びるなど一挙5失点。それでも四、五回は得点を許さず、今度は味方打線が六回に一挙5得点して再逆転し白星が転がり込んだ。

 試合後はウイニングボールを受け取り、吉井監督との記念撮影に収まった田中晴。ヒーローインタビューでは「個人としては悔しいピッチングになったが、後ろを投げてくれた投手陣の方々、逆転してくれた野手のみなさんに感謝の気持ちしかない」と先輩ナインに謝意。記念のボールについては「プロ野球人生で1球しかないメモリアルなボール。大切にしたい。実家に飾ろうと思う」と話した。


 ロッテが今季8戦目のエスコンフィールドで初勝利を挙げた。

 三回に佐藤が右越えに2号3ランを放ち先制。三回に一挙5失点で試合をひっくり返されたが、六回に反撃。佐藤の右前適時打や藤原の左翼線2点二塁打などで一挙5得点し、再逆転した。八回にも1点を追加した。
 先発の田中晴は5回5安打5失点(自責点0)でプロ初勝利。
(以上 デイリー)



ロッテは敵地・エスコンフィールドで今季8戦目にして初勝利。貯金を「5」とし、3位・日本ハムとのゲーム差を再び2.5に広げた。

 打線は2回、一死から連続四球で好機を作り、7番・佐藤が5号3ランを右翼フェンス裏のブルペンへ運び先制。3-5と2点を追う6回は再び佐藤の右前適時打で1点差とし、9番・藤原の左翼線2点適時二塁打で6-5と逆転した。

 その後も3番・荻野の投手を強襲する適時内野安打などで2点を追加。8回は荻野のスクイズで9点目を奪い、藤原は決勝打を含む3安打2打点、佐藤は先制3ランを含む3安打4打点をマークした。

 プロ2戦目となった先発の田中晴は、2回まで1安打無失点の好スタート。しかし3点リードの3回、先頭打者を遊撃・友杉の送球エラーで出塁させると、無死一、三塁で1番・水谷に右前適時打を許し1点を失った。なおも二死満塁で5番・レイエスに痛恨の満塁被弾。初球のスライダーを左中間席へ運ばれ一挙5失点となった。

 それでも4回と5回は再びゼロを刻み、味方打線の逆転劇で勝利投手の権利をゲット。救援陣は6回から廣畑、澤村、鈴木、益田が1イニングずつゼロを刻み、5回5安打5失点(自責点0)田中晴はプロ初勝利、益田は今季11セーブ目をマークした。


 ロッテの田中晴也が18時から行われる日本ハム戦に先発する。

 田中晴は球団を通じて「自分の持っている力を100%出せるようにここまで準備をしてきました。初回からおもいっきり飛ばしていきたいと思っています。エスコンフィールド?初めて来ましたがめちゃくちゃ新しい感覚の球場だなあと思いました。この球場に、しっかりとアジャストして投げたいと思います。ちなみに北海道に来るのも今回が人生初めてです」と意気込んだ。

 田中晴は6月1日の阪神戦でプロ初登板・初先発し、5回・84球を投げ、2被安打、6奪三振、1与四球、無失点の好投を見せた。その後はファームで2試合に先発登板。プロ初勝利を目指し、マウンドに上がる。



新潟・日本文理高卒、身長186センチの長身右腕
 ロッテは日本ハム9-6で勝利。今季全敗だった敵地・エスコンフィールドでの連敗を「7」で止め、貯金は再び「5」となった。

 ロッテ打線は2回、一死から連続四球で好機を作り、7番・佐藤都志也が5号3ランを右翼フェンス裏のブルペンへ運び先制。3-5と2点を追う6回は再び佐藤の右前適時打で1点差とし、9番・藤原恭大の三塁線を破る2点適時二塁打で6-5と逆転した。

 その後も3番・荻野貴司の投手を強襲する適時内野安打などで2点を追加。8回は荻野のスクイズで9点目を奪い、佐藤は先制3ランを含む3安打4打点、藤原は決勝打を含む3安打2打点と下位打線の二人で計6打点を記録した。 

 プロ2戦目となった先発の田中晴也は、2回まで1安打無失点の好スタート。しかし3点リードの3回は遊撃・友杉篤輝の送球エラーからピンチを招き、1点を失ったあと日本ハムの新外国人フランミル・レイエスに痛恨の満塁弾を浴び瞬く間に5失点となった。

 それでも4回と5回は再びゼロを刻み、味方打線の逆転劇で勝利投手の権利をゲット。6回以降はリリーフ陣が無失点リレーで締め、5回5安打5失点(自責点0)の田中はプロ初勝利、9回を締めた益田直也は今季11セーブ目をマークした。

 3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説者として出演した五十嵐亮太氏が「投げているボールとか抑え方というのはたまたまじゃない。しっかり意図を持って投げていた」と、高卒2年目の20歳・田中のポテンシャルを絶賛。

「もちろんホームランは本人も悔しかったと思うが、それ以外はしっかりとコース、ゾーンに投げ込んでいた。変化球も低めに集められていましたし、特に角度のある低めの真っ直ぐがよかった」と賛辞は止まらず、「落ち着いてるし、最後(ヒーローインタビュー)のコメントも100点満点。やっぱり野球選手って、何か聞かれたときの受け答えで『行けそうだな』というのが伝わってくる」と、大成しそうな逸材であることを力説した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
(以上 ベースボールキング)

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