５日に発生した九州北部豪雨の悲惨な状況を知るにつれ、言葉が出なくなってくる。
これまでに分かった死者の数は１８人。行方不明者も多数に登り、日がたつにつれ増えている。有明海沿岸では、被災地から流れてきたであろう５人の遺体が発見されたという。この遺体、朝倉市や東峰村、あるいは日田市にから、築後川に流されていったのだろう。有明海までは距離にして５０キロを超える。河口付近の有明海には数えきらないほどの流木も流れ着いたそうだ。
熊本地震や今回の九州北部の記録的豪雨、抗うことのできない自然災害の恐ろしさを改めて知ることとなった。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしたい。
夏の甲子園熊本県大会の開会式が、朝からの降り続く大雨の中で開かれた。入場行進は中止され、バックスタンドに出場６３チームの主将が出席しての寂しい開会式。当日予定されていた開幕２試合も中止、翌日山鹿市民球場に変更された。
この日を楽しみにしていた「高校野球大好きの〝老夫婦”」。なんだか寂しくてしようがない。