毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

最後のブログを書き終わった。感謝・感激。

2014-12-31 15:51:41 | 日記

    やっと年の瀬を迎えることができたと実感した。振り返るとこれまでにない多難な年だった。

  今年5月、長い間病床にあった義父が亡くなった。亨年93歳。惜しまれる年ではないが、私たち夫婦にとっての大黒柱。いつまでも元気でいて欲しかった。

  10月には金婚式を迎えることとなっていた。結婚してから50年。お祝いをどのようにとずいぶん考えていたものだ。 ところが8月の末に、自転車で買い物に行く途中、車に接触され全治3週間の打撲傷を負った。

  その翌月には十二指腸潰瘍からの下血で緊急入院。退院後もしばらくは貧血で苦しんだ。

  退院してから間もなくの11月には、私にとってはたったひとりの2つ違いの兄が浴室で倒れ、あっけなくあの世へと旅立った。早くに父を亡くした私にとっては父親がわりの兄でもあった。元気な兄の突然の死にしばし呆然となったものだ。

 それからはすっかり気持ちが落ち込んだ。毎日続けてきたブログも何か億劫になってきた。

 ブログは昨年6月、惚け封じのためと気軽に始めた。それから1年半が過ぎている。厭きやすで好きやすの自分だが、1年半の長い間よくぞブログを続けてきたものだと感心する。だが、2つの大黒柱を今年続けて亡くしたことは大きな痛手、よる年波の精もあろうが気力を失くしてしまった。年の瀬を境に、ブログを辞めることとした。

 ブログを書く。最初はボケ防止と軽い気持ちだったが、長い間書き続けるうちに、得る事の多さに驚いた。それらは残り少ないこれからの人生にきっと役立つことだろう。ブログからの最大の贈り物、感謝、感謝。

 現役引退、毎日が日曜日!となってからは、社会を見る目がずいぶんと狭くなった。人との会話の時間も減ってしまった。PCの前に座りブログに使う時間は平均して約1時間。書くことに事欠き筆が進まないときは数時間にもなる。まさに重労働。

 そのことは別にして、ネタ探しのために周囲の出来事を、自分の眼で客観的に確かに捉えることが習慣となってしまった。経済についてはもちろん、世界中の日々の出来事。新聞は欠かさず隅から隅まで時間をかけて読む。テレビのニュースも知識の宝庫。気象情報にも注意が必要。情報社会の中で毎日の生活が充実してきた。

 言葉もまた大切。送り仮名からそのことばの意味。知らないことが多すぎた。自分の知識はこの程度かと、疑問が出ると間をおかず辞書を繰る。国語辞典や百科事典が良き友となった。索引した単語や語句にはその都度、ピンクのマーカーで印をつけた。辞書を開くとずいぶんとピンクの部分が増えている。文章力もたびたび疑われた。語彙の少なさもまた格別。反省する機会を多々与えていただいた。

 まだまだ元気と自分では思っているものの寄る年波には抗えない。疲れてしまった。ブログを終えても、これからの毎日はわが身の大事な研さんの時間であることに変わりはない。ブログで得た宝ものを老いたとはいえ今まで以上に大切にしたいものだ。

  今夜は、ゆっくりと心置きなく除夜の鐘を聞くこととしよう。最後に、いつも訪問いただいた方々に心からお礼を申し上たい。ありがとうございました。

 新年の誓いは「気持ちも新たに、残り少ないこれからの人生を有意義に過します」。としよう。 


「ペコロスの母の玉手箱」を読んで

2014-12-22 16:47:42 | 日記

  老後の不安はと聞かれるとお金よりも病気の方が心配になる。

  毎朝、新聞に載る訃報を見ていると大部分の方がガンで亡くなられている。ガンも心配だが、それよりも認知症がもっと怖い。ボケだけにはなりたくない。ボケ予防ではないが、ブログを始めて1年半が経過した。ブログは毎日続けることが大切と話題をみつけては書き続けたが果たしてその効果はと気にかかる。作業は毎日1時間以上はかかる。時には3時間以上かかったこともあった。少々疲れ気味。

  新聞報道によると、認知症患者は世界で4435万人。日本では経度認知症と呼ばれる予備群を含めて65歳以上の4人に1人が認知症。世界有数の「認知症大国」だという。老人夫婦どちらかが認知症となった時、果たして介護ができるだろうか。全く自信がない。老老介護の悲劇を新聞に見ることが多くなった。

  先日ぶらりと街に出た。本屋の店頭にはずらりと認知症に関する本が並んでいる。その中から「ペコロスの母の玉手箱」を手にした。

  認知症は本当に悲劇的な病なのか。長崎市の「ペコロス」こと岡野雄一さんが、認知症の母と過したユーモラスで豊潤な日々を描いた漫画だ。その夜、ベットの中で一気に読み上げた。

  著者の岡野さんの言葉だが「人間が生きているって、すごいなと思うんです。人に迷惑もかけるし、かけられるし、心配もかけるし、かけられる。死んでしまったらそれは全部なくなるんですよね。僕は今、生きていることが一番大事なんだと思っています。」

  その内容は実に明るい。なぜそんなに明るいのか。少しだけ不安が遠のいた。生きていることが一番大事だと。認知症を怖がるだけではいけない。気持ちの持ちようが大切と岡野さんは教えている。もちろん、くらしの中で認知症を防ぐ努力は大切。毎日を大切に生きること。怖がらず頑張ることとしよう。

 


全国高校駅伝

2014-12-21 14:46:57 | 日記

   寒い朝だった。外に出るのも億劫とスポーツ中継大好きな私、テレビの前に陣取り、京都市で行われた全国高校駅伝を見ることとした。おかげさまで楽しい時間を過ごすことができました。

  熊本代表は男子の九州学院と千原台高校の2校。女子は出場人員ぎりりの部員5人で初出場する有明高校。男子の九州学院は優勝候補の1つにも挙げられ、今年こそは優勝と大いに期待できる。女子の有明も話題には事欠かない。

  もともとスポーツ好きの自分、テレビの画面に最初から終いまで目を凝らしながら応援した。期待もした。京都にいる孫がもしかして応援に来ていないだろうかと、別な興味も湧いてきた。

  午前10時20分、女子の競技が始まった。若者たちが元気一杯必死に走っていく。だが、目は44番のゼッケンをつけた有明の選手を必死に探している。1区の中継点にゼッケン44が飛びこんできた。順位は38番目。順位は抜きにして、がんばれ、がんばれとテレビに向かって必死で声を張り上げた。

  男子は午後0時20分のスタート。熊本代表はゼッケン44の九州学院とゼッケン61の千原台。どちらにも期待したい。スタートしてしばらくは、先頭集団に61のゼッケンが見える。幸先良し。必死に応援したが1区中継点では最後尾近くになっていた。九州学院も先頭グループを走っている。これはいけるぞ。

  九州勢の応援もまた欠かせない。大牟田(福岡)、小林(宮崎)、諫早(長崎)、鹿児島実業(鹿児島)などが名を連ねている。

  長い時間テレビの前で必死に応援したが終わってみると男子の九州学院は13位、千原台は34位。女子の有明は36位だった。男子は2位以下のチームを全く寄せ付けず独走した世羅(広島)が優勝し、女子は大阪薫英女子(大阪)の優勝となった。

  九州勢は振るわず入賞したのは小林(宮崎)だけ。沖縄代表は男子も、女子も例年通りの指定席、最下位だった。

  来年のことを言えば鬼が笑うというが、来年の活躍を各チームに大いに期待したい。熊本県勢の男女ともに優勝。そして沖縄の最下位脱出。楽しみだ。いつかその日の来ることを願うばかりだ。

 

 



 

 


エコキュート室外機の騒音

2014-12-20 15:29:36 | 日記

   昨年5月、長年お世話になってきた電気温水器が故障した。近くの電器店に修理をお願いしたところ、もう寿命、買い替えた方が良いと宣告された。

  買い替えるとなると大きな負担。費用のこともあり電気温水器にしようか、省エネ型エコキュートにしようか、それともガス温水器。としばらく迷ったものだ。最後は“うちの奥さま”と相談し、費用は高かったがエコキュートに決めた。

  それから約1年半がたった。以来エコキュートのお世話になりっぱなしだ。大いに助かっている。毎月の電気料も以前に比べずいぶんと安くなった。

  ところが今朝の新聞を見て少し気が重くなった。

  暮らしにかかわる事故の原因を調べる消費者安全調査委員会が19日に発表した「エコキュート」から出る低周波音の健康への影響についての調査報告書。因果関係は断定してなかったが、「(不眠などの)健康症状の発生に関与している可能性がある」との言及。エコキュートの運転音が健康に影響したと訴える苦情が多発しているとある。

  エコキュートは空気中の熱を集めて使う技術で湯を沸かす電気給湯器の愛称。エアコンなどこれらの室外機の運転音には周波数が100Hz以下で、聞こえない人もいる低周波音がでる。エコキュートは主に夜間に動き、自分で止められないため隣家との騒音問題が起きやすいという。

  購入の際にエコキュートでそんな影響が出るとは思いもよらず、隣家のご夫婦には何のお断りも入れていなかった。幸いなことに室外機の設置場所とお隣の間にはかなりの余裕がある。だが、もしかしてご迷惑をおかけしてはいないだろうか心配でならない。

  一度お隣にどうでしょうかとお尋ねすることとしようかな。ご迷惑をかけてなけらば幸いだがな。


5区間5人の選手で!がんばれ有明高

2014-12-19 16:58:40 | 日記

  熊本県と福岡県の境、荒尾市にある陸上部員たった5人の有明女子高校が創部11年目で初めて強豪校を抑え熊本県高校女子駅伝を制した。12月21日に京都で開かれる全国大会、5区間で競う大会と同じぎりぎりの部員で、強豪校と肩を並べ都大路を走り抜ける有明高校。もちろん初出場。順位はもとよりその健闘を祈り大きな声で「頑張れ有明」と声援をおくることとしよう。

  創部11年、3年1人、2年4人、1年生入部0、先に行われた九州大会は11位。杉本監督は「無事に走れてよかった。1人でも欠けたら終わりだから」と全国大会での活躍に期待をかける。

  全国大会に挑む有明高陸上部が、強豪校を抑えて優勝を飾ったかげに、寮生活を送る選手5人を食事や体調管理面で支える人達の存在があった。地域のみなさんは「荒尾の明るいニュース」と活躍を喜んでいる。

  今回、5区間で競う大会と同じぎりぎりの部員5人で“偉業”を成し遂げた、その影の立役者の一人が、監督の奥さんだ。奥さんは選手たちの朝夕の食事を一手に担い、長距離選手は体重維持が重要で、野菜中心ながらタンパク源の肉類の摂取などメニューを工夫し「太らないよう油ものは徹底して控えた」という。

  11月に開かれた県大会直前に監督の奥さんは、一体感に欠ける選手たちを諭した。「結果を出せずに悔しい思いをした先輩たちを思い出して」と。

  この声に選手たちの眼の色が変わり、強豪校を抑える見事な快走となった。

  地域の人達も有明高陸上部の快挙に盛り上がった。荒尾飲食店組合(34店)は19日、「全国大会の遠征費の足しに」と5万円を学校に寄付。組合主催の飲食イベントに、同高の生徒たちがボランティアで参加して縁が生まれたという。

  京都の大会には地域の沢山の方々が応援に行くという。「全国大会は夢」と思っていた地域の方々の力いっぱいの応援を受けて、5人の選手は一丸となって京都都大路を駆け抜けることだろう。