ドコモダケに思う

2005.12.10(土)

　WILLCOMのPHSを使い続けているのは、課金が非常に安いためである。ここで視点を変えて、企業としてみたらどうか。今年の5月くらいから定額プランを始めたところ加入数がどんどん上がり、過去の最高の水準まで手が届きそうである。ここのところパソ関係のWebサイトを見ていると、ほとんど毎日WILLCOM関係の記事が出ていて積極的に加入数を伸ばすアプローチが展開されている。いろんなアイディアがあり、つくづく優秀な企業だなと思ったりする。最近一般向けの宣伝が多いが(PHSが機器への障害が少ないことや音がクリアとか・・・・・)、WILLCOMの最も優れた分野は、ビジネスマン向けかなと思ったりする。

　一方、ドコモダケは若者に焦点をあてた感がして、ビジネスマンが本気で使いたくなる機能が見られない。あと、最近話題のプッシュトークは非常にいけないと思う(あくまでも個人的な主観で。。)。仲間数人とトランシーバーのように繋がっていれて、やっている本人たちは楽しく感じるかもしれない。しかし、授業中、親子の会話中、食事中、仕事中、運転中・・・・・いろんな場面で常に繋がっているためには、意味がないばかりか、いろんな関係を断絶して、繋がる方に神経を削がなければいけない。特に子供は親子の会話中や食事中にもこの機能にのめりこむだろう。どうも、ドコモダケの方向性には疑問を感じずにはいられない。