子供というのは、親の言動を無意識に反映しているらしい。3歳と2歳の我娘達だが、しょっちゅう姉妹喧嘩をする。特にルナ(姉)は、わりに神経過敏な所があり、虫の居所が悪いとノア(妹)の言動が気に入らなくなり、ちょっとした事でも、激しく怒ったり、泣いたりする時がある。
今日も保育園の帰りに、どちらが自転車の前の座席に乗るかで口論となり、ルナがノアの顔面を“バシッ”とやった。。雨の中での大ゲンカ・・・。 そんな二人の様子を見ていたら、不意に私の目の前が、“ネイビーブルー”の世界になってしまった。端から見れば、唯の姉妹ゲンカに映るかもしれないが・・。
しかしこれは、明らかに私自身に関する重大な問題を、子供を通して見せられているに過ぎなかった。彼女(ルナ)は、自分の心の痛みがどれ程のものであるかというのを、姉妹喧嘩という比喩を使って、必死に私に演じて観せたのだった。ルナが喧嘩の時に使う特徴的な口調、その時に発しているエネルギーの色・・・これは、以前私がルナに対して発していたものと、そっくりそのまま同じものだった。それに気づいた瞬間、私の心の中で、張り詰めていた糸のようなものが、“バシッ”と切れたような気がした。
帰りの自転車をこぎながら、私は泣いていた。
「そうか、そうだったんだ。ごめんね、ルナ・・・。私はあなたの気持ちを、蔑ろにしているところがあった・・・。」
子供の喧嘩は、成長の為には必要な事で、親も避けては通れない事だと思う。日常的な小さな喧嘩はやむを得ないと思うが、ちょっと特徴のある喧嘩がパターン化して起こる場合は、何か、親への重要なメッセージであるのかもしれない・・・。
(KIN:77 赤い水晶の地球/共時性を型どる)
今日も保育園の帰りに、どちらが自転車の前の座席に乗るかで口論となり、ルナがノアの顔面を“バシッ”とやった。。雨の中での大ゲンカ・・・。 そんな二人の様子を見ていたら、不意に私の目の前が、“ネイビーブルー”の世界になってしまった。端から見れば、唯の姉妹ゲンカに映るかもしれないが・・。
しかしこれは、明らかに私自身に関する重大な問題を、子供を通して見せられているに過ぎなかった。彼女(ルナ)は、自分の心の痛みがどれ程のものであるかというのを、姉妹喧嘩という比喩を使って、必死に私に演じて観せたのだった。ルナが喧嘩の時に使う特徴的な口調、その時に発しているエネルギーの色・・・これは、以前私がルナに対して発していたものと、そっくりそのまま同じものだった。それに気づいた瞬間、私の心の中で、張り詰めていた糸のようなものが、“バシッ”と切れたような気がした。
帰りの自転車をこぎながら、私は泣いていた。
「そうか、そうだったんだ。ごめんね、ルナ・・・。私はあなたの気持ちを、蔑ろにしているところがあった・・・。」
子供の喧嘩は、成長の為には必要な事で、親も避けては通れない事だと思う。日常的な小さな喧嘩はやむを得ないと思うが、ちょっと特徴のある喧嘩がパターン化して起こる場合は、何か、親への重要なメッセージであるのかもしれない・・・。
(KIN:77 赤い水晶の地球/共時性を型どる)