幽霊を視る、Oさん

今日は久しぶりに、２階に住んでいるOさんとお話する機会があった。彼女は、二年程前に某アパートから引っ越して来た。その理由が、以前住んでいたアパートで、“怪奇現象”に悩まされたからだそうだ。Oさんが部屋で寛いでいる時など、何者かが“スーッ・・”と後ろを通る気配がしたり、ドアをノックする音がして行ってみると、口が耳まで裂けている人が２、３人で現れたりしたそうだ。後に解ったそうだが、やはりそこの部屋では、以前に何かがあったそうだ。

こちらのアパートに越して来てからは、もう、そのようなお方にはお会いする事はないそうだが、そんな話をするOさんの様子は、どこか怯えていて、未だに恐怖心に駆られているよう気がした。「今でも、何かそういうものを感じる時はありますか・・？ありますよね・・」と、私がOさんに言った瞬間、“ビビ～ッ”と、二人の間で何かが“マッチング”した。（お互いに認識される共通の画像が光った。）その時は、流石に私も“ビクッ”としたが、エネルギー上で何が起こっているかというのが大体把握出来るので、あまり心配はしない。しかし、霊に対する感受性がとても強いOさんは、身の毛もよだち、早くこの場を去りたいという印象だった。

おそらく現在、Oさんの第六チャクラは、アストラル界（幽界）にチューニングしやすい状況になっているのだろう。それは以前、怪奇な体験をされた時の恐怖心も影響しているだろう。
とにかくOさん自身が、今の状態はあまり居心地の良いものではないという事なので、今後、浄化も兼ねて私がヒーリングを施す事になった。


(KIN:83 青い倍音の夜/直感を指揮する）