ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れ京都旅行(2)―やっぱり1歳児には…

2008-11-12 | 子連れ旅行*1歳
結婚式に出席すべく、京都の下鴨神社にやってきたわが家。
迎えに来た巫女さんとともに親戚一同整列し、いよいよ出発(参進の儀)!
“今日は特別な日”というのが分かってるのか分かってないのか、分からないけど、
りんりんも列に並ぶ。

          
          ↑白無垢の花嫁と花婿を先頭にゆっくり進む

式が執り行われる「葵殿」はもちろん重要文化財、
赤いじゅうたんが敷きつめられ、厳粛な雰囲気…!
ぴーんと緊張の糸が張りめぐられ…

そして、お祓い(修祓の儀)が始まった。

しばらくして、早くもりんりんが騒ぎ始める!
シーッ、静かに~~」といくら言っても、通じない。
じっとしていることにガマンできず、動き回りたくて仕方ないよう…

多少は騒いでもいいよ、と言われていたけど、
さすがにこの神聖なる雰囲気をブチ壊すのが忍びない。
私はりんりんを連れて、なくなく外に出ることにした。

解放されたりんりんは、うれしそうにクツをはいて、そこらじゅうをただ歩き回る。
私は、中に入りたくてウズウズ… 
初めての神前結婚式、どんなものか見てみたかったよぉ~~

HPによると、3つの杯をかわす三献の儀、玉串をお供えする玉串奉奠(ほうてん)の儀、
両家の親や親族と契りを結ぶ親子固めの儀、親族固めの儀と、
いくつかの儀式をおこなって、晴れて夫婦となるようです。
日本の結婚って、やっぱり“家”や親族のつながりを重要視してきたのねー、とか、
当たり前だけど、“誓いのキス”はないんだ~、とか、改めて実感。
ああ、参加したかったよぉ~っっ

式の後は外で集合写真を撮ったり、思い思いに記念撮影大会。

   ←やっぱり和装の結婚写真もいいな~♪


それからご一行はタクシーに乗って、三条にある「先斗町 禊川(ぽんとちょう みそぎがわ)」へ。
今回は身内だけの結婚式ということで、ここのお座敷で披露パーティが行われた。

あぁ、なつかしの先斗町!
学生のころ、このあたりでもよく飲んだなぁ。

もとお茶屋だったという、京都らしいたたずまいの「禊川」は、
今ではすっかり確立された“フランス会席”というジャンルの先駆的な存在らしい。
“お箸で食べるフレンチ”ということで、年配の人もいる披露宴なんかぴったりのお料理だし、
お座敷だから、子連れの私たちにとってもありがたい。

  
  ↑宴も盛り上がり…

  りんりんは撃沈…なんか笑えます→

おなかが満たされたとたん、お昼寝タイムに入ってくれたおかげで、
私はゆっくりお料理を堪能♪
美味しい料理にお酒(しかも真ッ昼間から)、子どもができてから宴会なんて、
このとき初めてだったかも? 感激したの覚えてます。


なんかずい分昔のことのようだけど、たった2年前なのね。
ってゆーか、この兄夫婦が今年結婚2周年だという事実に改めてびっくり。
だって、2人の間には1歳半の女の子と(あれ、計算が…?というツッコミはおいといて)、さらに最近、2人めがおなかの中に…!
家族も増えて、ますますお幸せに。。。


パーティが終わって、名残惜しいけど解散。
わが家はせっかくだから京都に1泊して、翌日東京に帰ることにしていたけど、
みんなは関西に住んでいるのでそのまま帰ることに。

みんなと別れて、とりあえず今晩泊まるホテルへ。
そこからも近い、京都市役所前駅から歩いて数分の「ホテル西山」。
でも、いまネットで調べてみたら、リニューアルしたのか
NISHIYAMA RYOKAN」と名前が変わり、しかもこじゃれた旅館に変身していた。
以前は、“和風のビジネスホテル”っぽい感じがして、正直、なーんの印象も残ってなかったんだけど…

でも交通至便で観光には便利。
その日は披露パーティでおなかいっぱい食べるし、素泊まりにしていて正解だった。
夕方、観光がてら、近くの寺町通りや新京極通りをブラブラ。
ごはんもテキトーにこんへんで食べた。

このあたりは京都ならではのショッピングエリアで、おもしろい店がたくさん並んでいるけど、
りんりんがいると、落ち着いて店にも入れやしない…
ほんとにブラブラするだけで終わり、りんりんも私たちも、疲れもあってその晩は早々に床に入った。
翌日の京都観光に備えて、ね。
                                      つづく