朝鮮について知りたい

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朝鮮の2012年vol.1

2012年01月11日 | 現代朝鮮、朝鮮半島
2011年も暮れ、新たな年、2012年がスタートしました。

金正日総書記の逝去に伴い、続々と登場してきた「専門家」たち。
弔意を表すどころか、お祭りのようにはやし立てる日本の下劣なマスコミ軍団。
人の涙をあざ笑い、人道的な措置すらもとれない、日本および、南の当局。

いかに自分たちが悲惨な未来を創造する道をたどっているのかすらもわからないまま、捻れた管理主義的全体主義への道をなだらかな坂道でも下るように、無意識のまま歩いている日本に対して、憂いています。また、このような国家的措置を赤面もしないまま提出できる当局にたいし、我々はいつの日か計算するときがくるでしょう。

金正日総書記の大肖像画を仰ぎ、涙した朝鮮人民の涙は、まさに苦難を共にした同志たちだけが流せる同志愛の涙でした。
総書記は指導者である前に、人民であり、友であり、労苦を共にしながら社会主義という理念と国家を第一線でともに守った同志でありました。


日本の報道は、所謂「脱北者」の「証言」をもとに、「やらせ」などと謳ってますが、朝鮮の人々がどのような苦難の中、社会主義を守り、強盛国家を目指して来たのか、体験したことも想像したこともない彼らがこの事態に対して、理解できるはずもありません。もちろん最低限の人間としてのルールは守ってほしかったですが。それは、未来に計算しましょう。

金正日総書記の逝去に涙した人民の中に、「脱北者」はいない。

その意味を彼らはわかってない。そこで涙した人民たちは、社会主義を総書記と共に守り、艱難辛苦を甘受した偉大な人民だということを、そしてこの指導者と人民の渾然一体こそが「朝鮮の国力」ということを彼は分かってないんです。こういった意味で、労働新聞に総書記の業績を讃え、その永生を願う歌として「朝鮮の力」という歌が掲載されました。

1994年、金日成主席が逝去されたあと、朝鮮は米国を中心とした帝国主義的経済封鎖の的となり、社会主義経済協力体制の崩壊と自然災害などに見舞われ、史上最悪とも言える状況に立たされました。
社会主義国家である朝鮮は市場経済を国家施策として打ち出してないため、国民経済計算(SNA=System of National Account)を採用してはいません。よって、それによって計算される国民総生産(GDP=Gross Domestic Product)を発表していません。
よって、社会主義国家計画経済と、共同所有事業を採用している朝鮮の経済状況を見る一つの重要なキーとなる数値が国家予算だと言えます。毎年4月に行われる最高人民会議にて公表されるこの国家予算。具体的な数字はここでは出しませんが、1995年~1998年にかけ、この数値は50%以下に低下しました。

この最悪な状況の中、朝鮮を虎視眈々と狙っている米、日、南の包囲網を乗り越え、金日成主席の遺訓であり、遺産でもある、社会主義国家を守るということは、その誰もが考えられないことだったと言えます。このようなことから、敵国の中からは「3・3・3説」(朝鮮は3日、3か月、長くても3年で崩壊する)という非道な論理まで展開されたのです。

国家事業、もしくは共同事業に携わる全ての人民の経済状況が、そして食糧、電気、運送、住宅、など様々な問題が最悪の状況に陥ったわけです。

そして、1995年1月1日、金正日総書記は全人民に自筆で書かれた、書簡を労働新聞の紙面を通して送ります。

「偉大な主席の子弟として」。

この言葉に全て集約されているように、金正日総書記は主席の遺訓と遺産を守り、人民の平等と平和、幸福を守るため、先軍の道を選択したのです。

草粥を食べながら、泥炭を食べながら、経済建設を進めた来た3年、5年があり、今の朝鮮がある。

飴玉を選択するのか、鉛玉を選択するのか。食料を選択するのか、最先端技術を選択するのか。
朝鮮の決断が迫られたとき、主席が遺した子弟である人民を信じ、総書記が断行した道は先軍でした。

それから17年。

朝鮮は今、社会主義国家として世界に残っており、経済復興をなしとげ、社会主義経済圏の存在しない現況で、1994年の国家予算を上回る実績を残しました。

自立的民族経済の復興。最先端技術に土台される経済的基礎の完成。やっとの思いで人民生活に全ての総力を向けられるときがきた。

新年共同社説にて、人民生活(軽工業と農業)に総力を集中して2年。今年は大門を開く年。

そこに総書記はいなかった。全ての力と意志を人民に託し、明るい統一と強盛復興を見ることなく、我々のもとを…

そのような総書記だからこそ、永訣式のさい、暴雪がつもると、人民たちは自身の家の毛布と、服、帽子さえも霊柩車の行く道に敷きました。雪の積もらないように。

全ての人民が喪主でありました。絶え間なく弔問に訪れる人々を迎える人はやはり、素朴な人民でした。

この一心団結、渾然一体。この志によって一つになった人民、これを総書記は遺されました。
金日成主席の思想と意志を全人民のものとして、その政策を遺されました。
社会主義国家を守り、未来への展望を示してくれました。


これから、朝鮮は苦難を乗り越え、蓄えた力を爆発的に発揮していくことでしょう。

総書記が遺された、偉大な指導者、金正恩同志とともに、新しい朝鮮の100年代が開かれる今年、自身の立つべき位置を再確認する次第です。

우리 재일조선청년들의 자애로운 어버이이시며 주체혁명위업과 세계자주화위업의 위대한 령도자 김정일장군님 만세!

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